株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

降雪技術/淡水化技術は温暖化の地球を救うのか?

2016年3月31日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

オーストリアのチロル地方、冬のスポーツ競技で有名なインスブルックの近所にあるピッツタール氷河では、氷が溶けていく状態を少しでも遅らせようと、夏には氷河全体を断熱シートで覆っているそうですが、「氷河に断熱シート」という行為は、「焼け石に水」に似た響きです。 氷河の広さは12万平米(後楽園ドームのグランドの9倍)、ここに毎年12万ドルの費用をかけて断熱シートでカバーすることで毎年1.5mだけ氷河の後退を遅らせることができるそうです。 ヨーロッパ・アルプスでは20世紀に氷河の半分が消えてなくなり、その20%は1980年代になってからで、この30年間の出来事です。 オーストラリアには名前の付いた氷河が925あり、年平均で9~15mも後退し、これは10年前の2倍のペース。 日本では、ヨーロッパの氷河の話など真剣な問題としては映りませんが、この地方ではウィンター・スポーツで生計を立てる方が多く、氷河が後退し、雪がなくなることは地域としての存亡がかかった話なのです。 

氷河の消滅は、オーストリアだけの話ではなく、ランスとスペインの間にある、ピレネー山脈、ここでも氷河の9割を消失。 ヒマラヤもアンデスでも世界中で発生し、氷河の氷は川への真水の補給源であったその源がなくなるのですから、流域の人々の生活に関わる深刻な話です。

産油国ではガソリンより水の価格が高いと聞いて驚いていた時代は昔話となり、今や日本でもペットボトルの水はガソリンの価格の2倍近くになりました。 しかし、日本での水源は氷河ではありませんから、家庭の水道が断水することはなく、世界でも高品質な水がいくらでも使え、毎日、飲料水の湯舟にどっぷりつかるという、世界から見れば贅沢の極みのような行為が当たり前に行われています。 昔から、「水と安全はタダ」と思っているような国ですから、世界の国々が水の確保にどれだけ真剣に動いているか、水の確保は将来、非常に大切な話になります。

困っている人がいれば、それを飯の種にする人も必ず出てきます。 氷河の消失はビジネス・チャンスととらえて活動している会社もあるのです。 暖冬で雪がないスキー場で降雪機を使用しているニュースを見ることはありますが、この降雪技術で世界一の会社は何と、砂漠の中のイスラエルだそうです。 砂漠ゆえに水の大切さを知ったイスラエルでは、海水の淡水化技術は、今でこそ逆浸透膜になりましたが、以前は真空を用いた脱塩装置で、降雪装置の技術はその延長線上にあり、イスラエルのIDE社が世界一だそうです。 降雪装置は世界中で使用され、その市場規模は1000億円規模。 海水の淡水化装置でも世界の水不足を解消すべく、水の製造は世界中で大きな需要があります。

オーストリアのスキー場でも半分以上のスキー場で降雪機が使用されているそうですが、雪の元は水、その水が1平米あたり470リットル必要で、アルプス全体のスキー場で使用される水の量は人口170万人のウィーンの水消費量よりも大きいそうです。 まあ、水は大きく見れば循環しますが、水とともに必要なのは電気。 雪を降らせたり、淡水を作るためには膨大な量の電気が必要で、その電気のために、温暖化ガスが大量に排出されているというイタチごっこで、雪不足/水不足という目先の問題だけ解決したように見えても全体的には、温暖化ガスを不必要に増やしているというだけの話なのです。 確かに目先の問題は解決できても、それは長期的には害になる。 人間の知恵というのは所詮、この程度のもののようです。

小島嶼国連合 AOSIS (Alliance of Small Island States) と オランダ

2016年3月30日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

海面上昇により消滅の危機に直面している44か国が集まった AOSISという組織があります。 国土が海の水位上昇で消滅し、国民が世界中に離散しようとその保障問題などで、その場所には存在しないが国家としての権利/義務を果たす組織として存続するというのです。 悲しいかな、この44か国は観光程度の産業しかなく、経済力/産業力/国民の教育レベルなどで島が消滅するかもしれない事態に対抗するには力不足に見えます。

オランダは、海抜以下の国土が多く、海面上昇による危機に直面しているのは同じなのですが、技術力/経済力があるオランダは積極的に海面上昇に対抗して海面の水位が上昇しても影響を受けない方策を編み出し、これをもってAOSISの諸国にその対策を輸出しようというのですから、「災い転じて福となす」あるいは自分の身に生じた不幸さえ商売の種にしてしまう、さすが大航海時代から世界を相手に商売をしている国の子孫は考えからして積極的です。 

沈みゆく小島の住民は、その窮状に対して泣きわめくだけ。 今まで、ゆったりとした小島でノンビリ暮らしていた人々には、無理なことかもしれませんが、方や、同じく海面の水位上昇に直面しながら、それを商機としてとらえる国。 教育の重要性がここに現れます。 天候異変のよるものであるから仕方のないことと諦めるか、それに積極的に対抗するか? 問題は解決できるという立場に立てば、解決する手段が売物になるのです。

オランダに学ばねばならないのは日本も同じでオランダは海面の水位も1万年に1回程度の極端な場合以外は対処できる仕組みを社会インフラに取り入れているのです。 小さいものは家自体が浮いていれば水面がいくら上昇しても大丈夫、というものから地域全体を浮かぶ島にしてしまったり、巨大な水門を作ったり、バクテリアが生成する土壌を開発したり、大自然の脅威に果敢に対抗しています。 海面水位の上昇が問題になるのは南洋の小島だけでなく、米国の沿岸部、例えばニューヨークでも同じことです。昔は、ニューアムステルダムと呼ばれたNYの水位上昇危機をオランダが救うということになるかもしれない歴史の巡り併せは面白いものがあります。

自然災害が多いのは日本も同じこと。 自然災害にあっても逃げ出したりせずに「一所懸命」、国土を守る。 国土と言語は国の基本で、捨ててはなりません。 国土を守るには、相手が自然災害であれ覇権を目指す隣国であれ同じこと。 自らに米国の特殊部隊と聞き違える名前を付けて「戦争反対」と叫ぶアホな学生。 あの若い方たちが、私のの年代になるころまでには、日本を取り巻く国際関係も自然環境も過酷なものに変化するハズです。 あのような能天気な子供(青年)達を育ててしまったツケを払うことにならねば良いのですが。。


グリーンランド

2016年3月29日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

名前はグリーンランドというものの、樹木はなく、ほとんどが氷で閉ざされ、長い間デンマークの植民地でしたが、現在は自治権が拡大しデンマークの一部。 何の価値もないないと思われていた凍てつく大地が温暖化により氷河が後退すると、亜鉛、金、レアアース、ウラン鉱床が氷の下から露出し、石油資源なども豊富で、資源の宝庫である事が分かってきました。 また、氷に閉ざされて出来なかった漁業も海水温度が上昇してきたためにタラ、ニシンなどが北上してきて盛んになり、氷河が海に滑り落ちるのを見たい観光客も押しかけ、デンマーク本土の30倍以上の面積にイヌイットを中心に6万人弱しか住んでいないグリーンランドは、ほとんどの国が温暖化で被害を受ける中、経済的な展望からは明るい将来が見えてきました。 温暖化の恩恵を受ける少数派の代表のような場所、国(?)です。

海が凍っている場合に、その氷が溶けても水位は上昇しません。 氷が溶けても、アイスコーヒーのグラスからコーヒーが溢れないのと同じです。 南極や北極の海で、氷山が溶けて海面上昇を起こすというのは間違いで、海に浮かんだものは影響しないのです。 影響するのは、陸地の上の氷雪です。 グリーンランドの氷は大地の上の乗っていて氷が溶けることで、大地への負担が軽くなり、地面が上昇しているそうです。 溶けた氷は海面の水位を上昇させ、太平洋の小島を消滅させますが、グリーンランドの責任ではありません。 領土の半分以上はこの氷におおわれているので、その氷さえ、飲料水として輸出する事も考えられているそうです。

さすが米国は、ここにも空軍基地を保持していますが、世界中の「資源会社」がグリーンランドに押し寄せてきているそうです。 デンマークは、植民地とはいえ原住民を手厚く保護をしてきましたが、当然のことながらこの資源を自分の管理下に置こうと少ない人口が独立運動を起こします。 デンマークに支配されるよりは、手なずけた小国にした方が都合が良い大国は、当然、独立運動を支援しますから、ここも資源さえ見つからなければ、何の変哲もない、しかし、トラブルもない幸せな日常が、資源が見つかったために欲望の渦の中に巻き込まれるのです。 お金のために日常が変わるというのはありふれた出来事です。 自治権の拡大が決議され、現在は完全独立の一歩手前。 自治権の拡大、独立というのは、通常、紛争の発生につながります。どうなることでしょう?

「地球」を売り物にする人たち  マッケンジー・ファンク 柴田裕之訳

2016年3月28日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

久々にスケールの大きな大作(426ページ)でした。 地球温暖化に関連してスケールの大きなビジネスを展開しようとしている話です。 

平均気温が上昇すると北極海の氷が溶け、今までは海上交通などできないと思っていたカナダの北部が通過できると大西洋と太平洋がつながるのです。 米国の東海岸を出港した貨物船が一路北上し、カナダの陸地が終わるころ西に進路を変え、グリーンランドとの間をアラスカまで西に進み、その後ベーリング海峡から南下して北太平洋へと抜ける航路です。 例えば、米国の東海岸から上海に行くには、東海岸から南下してパナマ運河を通って太平洋に出てくるよりも距離が短くなるそうです。今までもこの航路を試験的に通った船はありますが、砕氷船程ではなくても「アイス・クラス」と呼ばれる「準」砕氷船のような船でしたが、今度は、一般の商船でも通れるようになるのです。

今まで氷の閉ざされていた航路が通過できるからと言って大型商船が通るようになれば、より一層、温暖化に拍車をかけて北極の氷が少なくなることでしょう。 しかし、この沿岸の人たちからすれば、氷に閉ざされていた地域が商用に利用されることになり、大きな経済効果がもたらされます。今まで凍り付いていた地域の下には膨大な石油資源が眠り、カナダ政府はこの航路の管理権を握るべき、既にこの航路で、カナダ海軍が他国の商船を臨検する訓練まで始めているそうです。 この航路(北西航路)の主導権争いに中国は大型の砕氷船まで出しているそうで、凍りついた場所の氷が溶けてアクセスできる場所になると、北極圏の資源争いが激化しそうで、冷たい氷の海で熱い戦いが繰り広げられそうです。

アジアから欧州に行くにも、西に進んでスエズ運河を目指すのではなく、太平洋を北上してベーリング海峡を抜けてから西に進路を取り、ロシア北部の沿岸部を通過してノルウェーまで出ると、メルカトールの地図では高緯度が誇張されているので距離が長く見えますが、実は北極に近い場所を通過しているので実際の航路は短くなり、これは時間と燃料の節約につながり大きな経済効果があるそうです。  ロシアは、北極圏の権益について自国の旗を北極の氷の下に置いてくるというパフォーマンンスをしていますし、ロシア沿岸から離れれば、氷が厚くなり航行は困難、ロシアの沿岸部を通らせてもらう事になりますが、氷の具合によってはロシア砕氷船によるサポートも必要になるでしょうから、ロシアははしゃいでいます。 砕氷船によるエスコート、氷の状況を情報提供料、など通行は規制できなくてもビジネスの種はいろいろあります。

問題は環境への悪影響です。大型のディーゼル・エンジンから大量の排気ガスを出しながら進み、もし、燃料の重油が流れ出ると、氷の下に入り込んで、固まり、流出防止用のオイルフェンスなど役に立たないのです。 それでも経済効率優先で北極圏にまで入り込もうとしているのです。

18歳選挙権 と 高校生の政治活動

2016年3月25日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、この話題を特集していたTV番組で紹介されていた女子高生ですが、人前でも堂々と自分の主張をできるのは大したもであると感心しました。 ただ、駅前で掲げていたプラカード、「戦争反対」と兄貴分の大学生で国会前に集まったグループと同じ類の「甘ちゃん」であるところが気になりました。

戦争などない方が良いに決まっていますが、だからと言ってストレートに戦争に反対してはならないのです。 戦争は国際法でも認められた最後の手段で、これを行使するかもしれない緊張状態の中で平和が保たれ、戦争が発生しないのであって、初めから戦うことをしない相手であれば、これ幸いと侵略してくるのが厳しい世界の現実であることに全く気が付かないようです。 大きな争いもなく平和な中で生きる緊張感も無しに育ち、戦うことを忘れさせられた世代と見受けました。 「戦争をしない」。。聞こえはいかにも平和主義で心地よく響くかもしれませんが、日本が戦えない国と知って

1)北朝鮮は特殊部隊を日本に送り込み日本人を拉致しました
2)韓国は竹島を占領しました
3)中国は尖閣列島に手を出してきています

これらは、戦うことのできない日本を甘く見ての行為なのです。 隣国は「盗人」と思ってちょうどよいのです。 仲良くというのは上辺だけでよいのです。 戦争を「する/しない」の前に「できる/できない」で言えば、「戦争ができる国」でなければならなく、そのうえで、「なるべくしない」ための努力をすべきなのです。 安保法案を「戦争法案」などと言い換える政治家は敵国の回し者です。 あの程度の安保法案ではまだ足りないのです。 北朝鮮には戦争を仕掛けてでも自国の拉致被害者の救出に当たるのが世界の標準です。 口先だけの「解決に努力する」で結局、何もできない、しない。 国民を守らない国など、「国」ではないのです。 誰が国をそうさせているか?  戦争反対などと寝ぼけたことを言う国民です。

欧州におけるイスラム教とキリスト教の対立は、欧州のキリスト教の側から見ればとんでもない事でしょうが、テロを単純に悪いと非難することも出来ない位、世界は複雑です。 それに比べ、日本に蔓延する戦うことがいけない事であるという理解はなんと単純な世界観なのでしょう。 これは間違った義務教育の結果です。 皆で仲良くというのは幼稚園までで終わりにし、渡る世間は鬼ばかり、1発殴られれば倍返し、毎日は戦いの連続、と厳しさを基本とすべきです。 イジメを受けるのも善良で優しい、戦えない子が多いのです。 イジメを受けたらメソメソと自殺などせずに、相手に立ち向かう。 どうしても死にたいなら相手と刺し違える。それ位の気迫のある子供たちに育てられなかったのは、日本社会の失敗です。

基本は心優しい子供達なのですが、優しいだけでは生存できない厳しさを教える親世代がなすべきことをしてこなかった結果です。 世界と仲良くなどという戯言は忘れ、どうすれば世界に影響力を行使できるかもっと悪にならなければ、ひ弱な優等生は世界で食い物にされるだけです。 ここまで言うと私のことを「軍国主義」「右翼」などと思われる方もおられるでしょうが、私はただ、日本が好きなだけで、当たり前のことなのです。 私の意見を「軍国主義」だ「右翼」というなら、それを言う方が世界の標準からズレた能天気なのです。

今の高校生、事故や病気にならなければ、人生はあと70年先まであります。 その間に起きるであろうことは厳しい現実です。EUは崩壊し、地域共同体や共通通貨など無理な事で、人類は「国」という単位の共同体のありがたさを再認識する事でしょう。 北朝鮮や中国も崩壊し、大量の難民が押し寄せるかもしれません。 その時に「人道主義」などと甘いことを言わずに追い返すべきです。 米国も世界の警察官を辞め、孤立主義的な傾向に走れば、日本も今までのように米国に頼ることはできなくなります。 こういう厳しさの中で、「戦うこと」は、より重要になります。 若い世代は、日本という場所に「一所懸命」、この国を守り抜いて欲しいものです。 その最後の力は軍事力です。

選挙権を与える前に、こうした世界情勢を子供たちに伝える、日本の近代史についてキッチリと教える。 そういう土台がないうちの選挙権は不安が残ります。 とは言うものの、大の大人でも分かっていない人も多いのですから、仕方ない面もありますが。。。


韓国 ソウルでの橋への落雷

2016年3月24日
こんにちは。  落雷抑制システムズの松本です。

昨年12月に韓国ソウルの斜張橋でケーブルの切断と損傷が発生し、その修理のために交通規制がかかり不便を強いられているとのことです。 このケーブルが燃えた事件で警察は落雷を原因としているそうです。 1発の落雷でこのような太いケーブルが即切断されるような強力な電流が発生したとは考え難く、火災になったそうですが、橋を支えるケーブルの周囲に電線などの火災を発生させるエネルギー源はなく、火災の引き金になったのは落雷と考えるのが普通です。 しかし、綿ロープではなく、ワイヤー・ロープですから100℃や200℃で切れるとも想定しがたく、原因究明に時間がかかる事でしょう。 

ワイヤー・ロープの強度について調べてみると、300℃程度で強度は3割程度劣化するようですが、そもそも安全率を2倍近くかけていますから、被覆がも燃える程度での温度での切断は「??」ですが、NYのWTCビルもジェット燃料が燃えただけでその程度の温度では溶けるはずのないH型鋼が崩れたのですから、あれも「??」の塊です。フイゴなどを用いて酸素を供給しながらの燃焼でしたら温度は上がりますが、ただタンクから漏れただけのジェット燃料(灯油)ですから不思議です。

この橋は横浜で言えば、ベイブリッジ。 この橋もワイヤーロープのつり橋ですから、もし、ワイヤーに損傷を受け、道路を支える力に影響が出て修理せざるを得なくなれば、交通規制が必要で車の往来に影響が出ます。 韓国で起きたことなど「対岸の火事」、日本には関係ないと言い切れるでしょうか? 私のブログでは何回も書いていますが、落雷数が増えているだけではなく、1発の雷電流も強力な落雷が増えています。 私のサラリーマン生活はせいぜいあと10年ですが、橋梁や大きなビルは50年、100年と使われ続けます。 その間の落雷も増え続け、強力になっているのですから日本では関係ないと言い切るのは相当の能天気でしょう。

韓国では、「落雷に耐える」橋の強度について基準を変更する動きがあるそうですが、日本では風力発電の羽根への落雷が多く、世界基準の3倍の強さに規定を変えました。ところがその強いはずの新しい基準で作った1号機は見事に破壊されました。 世界基準の3倍も強さでも蹴散らされてしまうのです。 自然現象の強さは人智を超えて発生します。 怖いですね。

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか  熊谷 徹  青春出版

2016年3月23日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

以前、勤めていた会社、最初の仕事の相手は米国人だけでしたが、後半、ヨーロッパとの関わりがメインになり、フランスでの最初の会議の印象は強烈でした。 それまで外国人といえば米国人だけであったのが、ここは国連総会か? と勘違いする位、いろいろな国々の参加者がいて、まだEU発足の前でしたが、そこを仕切るのはドイツ/イタリア/フランスでした。 それほどサンプル数も多くないので、個人の性格か国民性かまでは分かりませんが、回を重ねるたびに各国の違いや特定の国の間での緊張関係など、知れば知るほど面白いものがありました。 

ここで会ったドイツ人、第二次大戦で負けたとはいえ、やはり、欧州のリーダはドイツ。物事が進むように仕掛けることのできるのは、ドイツでした。 一個人の資質/能力の差が、集団となると国力、経済力の差になるのかと思うくらいそこでのドイツのリーダーは、見事でした。 イタリアは軽いサポート役。 フランス人、いつも自分のほうが優位にあると思い込んで皮肉屋で人をからかうのが大好きな嫌なヤツでした。 

その後、勤務したスイスの会社ですが、ここにも国境を超えてドイツから通勤する人がいまして、彼は物静かなエンジニアでしたが、一緒に仕事をして印象的だったのは、書類のファイリング、議事録、ノートの取り方の見事さでした。 私は、混沌の中で生きていけるのが人間の特長と思っていまして、要するに片付けが苦手な方なので特に見事に見えました。 PCが普及する前から彼らは紙の書類もバインダーに綺麗にファイリングするのが上手で、それ故、仕事の途中経過などもキチンと記録し、個人の所有物としてでなく組織として管理されているので、担当が休暇を取っても代わりの人がいつでも引き継ぐことができるのです。 ドイツの働き方が効率的であるのは結果が示していますが、ルールに従ってキチンと物事を進める社会主義的な面があり、私はあまり好きではないのがドイツです。

日本ではドイツの評価は高く、ドイツに敬意を持っている人は少なくありません。 確かに、勤勉ではありますが、かの大国とつるんでいるのが気に食わないところです。 難民受け入れでも良い子ぶっていますが、本音は労働者を欲しいだけですし、かの大国の軍事拡張を裏で支えているのです。 戦車用のエンジンは中国では国産できないので、これを応援して儲けているのです。 「青島ビール」は、第一次大戦の前からドイツが青島を租界として領有していた置き土産で、中国では青島ビ-ルを自慢しますが、元はといえばドイツ製で、日本から輸入した新幹線の技術を国産技術だと言っているのと同じ構図です。 他国のものでも自国のものであるというのはかの国の伝統なのです。

VWのエンジン問題でドイツも楽ではありません。 あんな勤勉な人たちが犯罪行為とも言えるインチキをするというのは、ルール好きの国民がルールに従って大量虐殺をしたのとどこか似ています。 この問題で中国と一緒に共倒れしてくれれば世界が少しは平和に向かいます。 ドイツには優秀な方が多いのは認めますし、社会としては立派な部分も多いのですが、本質的には日本とは相容れない部分が多いのです。

本書は、ドイツ生活の長い著者が、そこでの体験を日本人の視点で解説していまして、悔しいけれどドイツの働きぶりは「敵ながらあっぱれ」という部分が多いのは確かです。 街に溢れるドイツ車の数を見ると、日本人の多くはドイツに好意的なようですが、最近、車のVWのロゴを黒く塗りつぶして目立たないようにしている車を見かけました。 VWへの抗議の仕方かもしれません。 私は「日の丸」主義ですから、ドイツ車など絶対に買いませんね。 ドイツと中国、まとめて八つ当たりでした。


新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか?   田村圭介 x 上原大介 SB新書

2016年3月22日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

新宿にはたまに行くのですが、自分の通る経路だけは分かったつもりでもそれ以外の場所へ冒険する時間もなく、雑踏の中を行くべき道は分かっているような顔でキョロキョロせずに足早に歩きますが、実は案内表示と以前歩いた記憶をひたすらたどっているだけです。 本書は、この新宿に来ると道に迷うことに挑戦し、新宿駅の周辺を解き明かそうとしたもので、なるほど新宿の大きさがよく分かります。 「新宿」という名の付く駅はJRの新宿駅の周辺に、

新宿御苑前駅/新宿三丁目駅/新宿西口駅/新線新宿駅/西武新宿駅/西新宿駅/西新宿5丁目駅/東新宿駅/南新宿駅 

の9つもあり、それらのうちの6つが都庁前駅とともに鉄道だけでなく、地下通路でもつながっているのです。 

バルセロナのサグラダ・ファミリアが工事を開始したのは1882年。 新宿駅は、1885年、両方ともに130年の長きに渡り工事を続けてきていて、その違いはサグラダ・ファミリアはガゥディの描いた完成形がしっかりあるが、新宿駅は時代時代の要請でアメーバのように増殖を繰り返した結果であるが、新宿2丁目、3丁目、歌舞伎町など、特徴のある街並みの伝統を残しながら発展を続けていて、これらの駅の乗降客の合計は1日で364万人。 大きな事故もなく、これだけの人々が安全に行き交う巨大新宿駅。 JRの大きな駅、例えば東京駅も横浜駅も建設当時から現在に至るまで、工事が途切れた事はなく、どこもサグラダファミリアとはいい勝負なのです。

ここにとり付かれて、全駅制覇、全地下通路制覇、JRの線路をまたぐ東西7つの抜け道制覇、など小さな目標を立てて「新宿駅オタク」になるのにも時間がかかりそうですが、本書は、それに挑戦するには、絶好のガイドブックになります。 まあ、私は本だけの知識で十分で、自分で歩いて見る気はしませんが。。。

無防備の極致  自衛隊

2016年3月18日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日、「危険不感症」ということで書いたついでですが、今まで一番、「危険不感症」と感じたのは航空自衛隊の基地です。一応、ゲートで基地へ入るための手続をするのですが、このゲートがほぼ無防備で大型ダンプであれば簡単に突破して基地内に侵入し、そのまま滑走路へと進めますので、エプロンに駐機している戦闘機、輸送機の機首部分だけ体当たりしていけば、地上に停めてある飛行機を簡単に破壊できます。全損でなくても機種のレーダーが壊れれば無力化してしまいます。 200機近いF-15 を揃える航空自衛隊ですが、恐らく半分以上は、飛び立つ前にどこぞの国の工作員により地上にいるまま破壊されてしまう事でしょう。 そのために武器は必要ありません。大型ダンプ1台で十分です。 空に飛び立つ前に国内の地上には「工作員」「ゲリラ」の類が既にウジャウジャいるのです。 高価な戦闘機を運用しながら、何故、あんなに無防備なのか? 納税者としては腹が立ちます。

歩いて入る人については今のままの経路であっても、車両については基地の外周を一周させ、速度を出せないように障害物を多数配置し、不審車両への対処に時間を稼げるようにしてから入れようにすべきです。 途中には古くなった74式戦車の1台も置いて、いざと言う時には不審車両の侵入を戦車でブロックする位の心構え平時に於いても必要なのです。 戦国時代の城を参考にすれば、敵を侵入させない工夫が随所にあります。空堀(水のないお濠)にはね橋、落とし穴の類を用意しておくのです。日常の出入りに不便であっても、安全が最優先です。 「常在戦場」と言う言葉を政治家だけに使わせてはなりません。 空での戦いの前に足元をしっかりしろ固めなければダメです。 今のままでは飛び立つ前にほぼ全滅してしまいます。

海上自衛隊のイージス艦も能天気なものがありました。 イージス艦に積んでいる小型ボート(内火艇)への給油用なのですが、赤く塗ったドラム缶を船尾に付けているのです。 海面からの高さを利用して燃料補給は簡単でしょうが、如何にも危険物と言う事で赤く塗ったドラム缶を艦尾に曝している姿はマヌケにしか見えません。 その事をイージス艦に乗艦したときに指摘した事がありますが、火が付いたら海に落とせば良いとの答が返ってきましたが、火の付いたドラム缶に近づけると思っているのは甘いのです。 まるで遊覧船を運航している感覚なのです。 他国の軍艦にも危険物と表示したタンクを外部に付けているようなものはあまり見ません。 海の上とはいえ、2km 位は狙撃可能ですから入港中や沿岸部では狙われる可能性は十分にあります。

いつでも危険に対処しておかねばならない自衛隊ですらこの程度ですから、一般の企業に危機意識を持てと言うのも無理かもしれません。 実際問題としては、狙撃をされる危険は低いのですが、心構えの問題なのです。 発生する訳がないと慢心するのではなく、発生を予防する対策は講じておく心構えです。 それが欠如している事で、自衛隊、5兆円もの予算を使いながら、危なっかしいのです。 これが日本人平均的な危機意識なのでしょうか? 憲法を護れと言うのも、危機意識の無さは天下一品です。 


天候異変と国土強靭化

2016年3月17日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨年末の週間ダイアモンド【12月5日】に「暴れる地球」と言う特集があった事は以前、紹介させていただきました。 その天候の異変に落雷は含まれていませんでしたが、実は落雷は数だけでなく、雷電流の強さも以前より大きなものが目立っています。 そう言う大電流を受けると、トンデモナイ事故が発生します。 韓国のソウルで斜張橋のケーブルが損傷し、橋の強度が劣化したために交通規制となりました。 60階建てに相当する192mの主塔2塔から構成される立派な橋です。 横浜で言えば、ベイブリッジの様な大型の橋です。

普通ならば起きない、今までの経験で言えばあり得ない、そんな事が起きてから「想定外」と簡単に言いますが、リスクに敏感な目から見れば危ない構造は至る所にあります。 最近は、地震対策が普通になり免振/制振を取り入れた建物が普通になってきましたが、まだまだ配慮が足りないのは浸水対策です。 何処のビルも地下に通じるエレベータや階段は、1階の床からオープンな構造になっているところが多いのですが、地下に降りる部分の3面は腰壁にし、エレベータ/階段に入口の部分には防水板を張れる構造にしておくべきです。 都心であっても50cm程度の浸水は十分に有り得る事で、その場合、オープンな構造であれば地下へと濁流が流れ込みます。 この程度の対策に必要な費用は建物全体の費用に比べればゴミのまたゴミ、些細な金額でできるのです。 自分では、特に心配性とは思っていませんが、こういう災害に無神経な設計を見ると腹が立ちます。

先日もNHKで福島の原発事故のドラマをやっていましたが、馬鹿馬鹿しくて途中で見るのを止めました。 非常電源【発電装置】は、地上よりも高い所に配置しておかねばならないのを水没するような位置に置き続けてきた無神経ぶりは呆れるばかりです。 あれは津波と言う天災による事故ではなく、無防備による人災です。 原因の究明も行われないので原発の再稼働は反対と言う方もおられますが、原因などハッキリしています。 単なる無防備です。 世の中には「危険不感症」とでも呼ぶべき病気にかかった人が大勢いて、今まで何ともななかったからこれで大丈夫! と思い込んでいる施設が多々あります。

「避雷針」もその一つで、これさえ付けておけば安心と思っている方が多いのですが、弊社のお客様の多くは、避雷針に当然のことながら落雷した電流で機器が壊されているのです。 国土強靭化、災害に強い国土/施設を作ろうと言う場合、「危険不感症」の人ばかり大勢集めても意味がありません。 危険に敏感な感性を持った人がチェックすべきです。


横浜 初入港 アルタニア号

2016年3月16日
ドイツのフェニックス・ライゼンの運航するクルーズ船で横浜へは初入港。 44000トンの船です。 「アルタニア」は改名された名前で、初代の名前は「ロイタル・プリンセス」でダイアナ紀が命名したそうです。 本日【15日】早朝に入港し、夕刻には出港してしまいますから、このブログが掲載される16日には次の停泊地に向かっています。

カリフォルニアのZEV(ゼロ・エミッション・ビークル) ゼロ排気ガス車

2016年3月15日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

カリフォルニア州は世界一厳しい環境規制を車メーカに求め、2018年からは全販売数の一定割合は、排気ガス・ゼロ【ZEV】の車でなければならないそうで、ZEVに認定されるにはどんなに燃費が良くてもガソリン車はダメ。 ハイブリッドであっても ガソリン・エンジンを使うのはダメ。 家庭で充電が可能なハイブリッド(PHEV)やバイク用の小型エンジンで発電し、バッテリー走行距離がエンジン走行よりも長ければ、暫定的にOK。 と言う非常に厳しい制限です。

先日のブログで、ハイブリッドは嫌いだといいましたが、そのハイブリッドの代表のプリウスさえカリフォルニアでは既にエコとはみなされず、「エコカー優先車線」を走行することはできないそうです。 このような厳しい規制のカリフォルニアに同調する州が他にも8州あるとの事です。 

排気ガスを出さないとなると、電気自動車(EV) vs 水素燃料電池(FCV)の勝負です。 家庭からオフィスまで全国あまねく電力網というインフラが整っているので、EVは充電器の設置だけで済みますが、FCVは水素の生産/供給と言うインフラ整備を一から始めるのは大きなハンデです。 EVの勇者、テスラ、の社長は、記者会見で「水素社会など来る訳がない」とFCVについては冷たく切り捨てたそうです。 トヨタ/ホンダの日本勢はFCVですが、圧倒的な不利に見える燃料補給、何か勝算あってのことでしょう。

インフラ面で比較されるとEVの方が断然有利に見えますが、EVは車自体から排気ガスが出なくても、その原動力の電気の発電で温暖化効果ガスが出ているのです。 全国の全ての車がEVになったとしたら、それだけの電力を現状の発電設備では供給できないでしょうから、原発も使わずにその電気を何処からまかなうのでしょう?  日本の事情ですが、原発のようにベース電源として夜中まで一定の出力で発電する施設があれば、夜間電力でEVを充電すると言うのは一番現実的でしたが、それがあてにできない現状では、EVの優位点が活用できません。 しかし、普通、消費者は目先のことしか考えませんから、EVを受け入れることでしょう。

太陽光発電もクリーンを売りにしていますが、太陽光発電パネルを作る最上流まで考えれば、その生産に大量の電気を消費しています。 ということは温暖化ガスを大量に排出した電気で作られているのです。 最下流だけ見てクリーンとは言っても、全工程で考えれば大した貢献度はないのです。 目の前にあるものだけで判断してはならないのです。 電気自動車や家庭用の太陽光発電で全てクリーンであると思うのは大きな間違いです。 どんなに技術が進歩しているように見えても、人間の社会生活はどこかで何かを破壊しながら維持されているにすぎないのです。 消費者もマスコミも目先のものには反応しますが、根源的なものには鈍感なものです。

EV vs FCVというのは、単に車の話ではなく、国のエネルギー政策の一環で、非常に大事なことです。 また、こういう厳しい規制が技術をリードする原動力にもなっているのですが、カリフォルニア州と言う、米国の一つの州が世界の自動車技術の流れを左右してしまうのですから、怖い話しです。 

追伸:昨日はホワイトデーとかで、混んでいるお店を見て一句、浮かびました。 「見栄張って、お返しを買うホワイトデー」 私は一つももらえませんでしたが、皆さん、本当にそんなにお返しを沢山買うほどもらっているのですかね???ら。。。

昨日の横浜マラソン

2016年3月14日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

スタートから数分後、赤レンガ倉庫の前を通過する横浜マラソンのランナーの方々です。 この中に私の甥も走っていまして、彼は以前、東京マラソンを5時間位かけて完走したのですが、その時ビックリしたのは5時間も走り続ける事ができると言う事です。 1位の方は2時間台でしょうから5時間と言うのは速さを競う記録としては話にならないかもしれませんが、私にとっては2時間しか走らない人より5時間も走り続けた方がよっぽど偉いと思いました。 

スポーツの世界まで情報化が進展し、コースの随所でランナーのゼッケンを撮影し、ネットで氏名を入力するとどの辺りを走っているかまで分かるそうです。 最初は、スピード違反の取り締まりのためと思っていた道路沿いのカメラが、いつの間にか日本中の車が移動した経路を監視している位ですから、有料で参加したマラソン・ランナーの位置を家族/友人に対して提供するのも当然かもしれませんが。。。スゴイ時代になったものです。

赤レンガ倉庫の広場では、タミヤのラジコン・カーの競技会です。 まだ朝なので競技への参加者だけですが、午後になればここにも大勢の人が詰め掛けます。 横浜マラソンだからと言って、市民が全てマラソンに向かはないところがいいですね。 自分の好きな事を、ラジコンであれ、マラソンであれ、私のように仕事であれ、自由に好きな事ができるのも日本が平和で安全だからこそで、この平和が長く続く事を願います。 因みに、私の息子は本日、琵琶湖一周の自転車の大会に参加しています。

航海訓練所の練習船「銀河丸」が大桟橋に入港しました

2016年3月11日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

航海訓練所の「銀河丸」が大桟橋に入港しました。  航海訓練所って何? と思いますよね。 海事関連の大学、高校にも練習船はあるでしょうが、卒業した後、航海訓練所での実地の航海を終えてプロとしての海技免許が取れるそうで、そこで使用される練習船です。 帆船の日本丸、海王丸なども航海訓練所の訓練船です。 最近は船員を目指す若者は減しているそうで、島国の日本としては残念な事です。

この船は総トン数 6,185トン、全長 116m。 180名の実習生をのせることができるそうです。 太平洋で大しけに合うと、空母の甲板まで波を被るそうですからこの程度の船は木の葉のように大揺れになるでしょう。 観光クルーズではないので、楽しい事ばかりではないと思いますが、若いうちの海での共同生活は、青春ドラマのようで楽しいでしょうね。。

X-2 ⇒ F-3?

2016年3月 10日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国産戦闘機 F-2 は米国からの横やりで F-16 の派生のようになってしまいました。 同じような横やりが心配なのが次期 F-3 です。 X-2 という試験機が完成し、これを改良しながら当然、F-3 へと進化する事を期待していますが、国産ステルス機には技術的問題の解決以外にも米国からの「政治的」圧力が多々かかることでしょう。 X-2 は技術の立証用ですから、そのまま F-3 へとは簡単には発展できませんし、F-3 の実用化が見える時には有人である必要性も検討の余地ありですから、F-3 への道は険しいものがあります。

当面は F-35 で間に合わせるとして、米国は最新鋭の F-22 を日本には渡さないのですから、自前の国産の戦闘機を開発するのは当然のことです。 F-22 を越えることはできなくても、 F-35 を越えるものでなければならないのは当然です。 となるとハードルは低くはありませんが、国産の有人ステルス戦闘機の開発は日本の航空機産業の基盤を保持するためにも必要な事です。 ユーザは航空自衛隊のみならず、F-35 では高価で買えないアジア諸国にも広がって欲しいものです。

武器輸出がイケナイ事のように一人良い子ぶっていても意味はありません。 低価格の小銃、ピストルの類は簡単にテロリストに渡りますが、戦闘機や戦車などのハイテク製品であればメインテナンス、部品の補給も必要ですからエンド・ユーザは特定でき、一度売れば補給部品のビジネスにもつながります。 自衛隊用に少量を生産していても価格は安くなりません。 

ドイツは第二次大戦からタイガー戦車の伝統を受け継ぎ、現在もレオパルト戦車は世界16カ国に輸出され、世界のベストセラー、欧州標準戦車になっています。 戦車は1台で乗用車1000台分の価値がありますから良い商売になります。 他国では作れないものを作って輸出するのが一番効率的。誰でも作れるもので競争するのでは価格勝負になってしまいます。 護衛艦、潜水艦、戦車、戦闘機などはどの国でも作れるシロモノではないのです。 これらを自国で作れない国々を支援してあげるのも日本の大事な役割です。 兵器があるから戦争になると言う単純な構図で戦争になるのではありません。 兵器を戦争の道具としてを忌み嫌っても少しも平和には寄与しません。 力のバランスのために兵器は必要不可欠なものなのです。

アッパレ! マツダのディ-ゼル

2016年3月 9日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国土交通省が、国産のディーゼル6車種を実際の道路で走らせて試験したところ、マツダの「デミオ」と「CX-5]だけが排ガス基準の0.5~1.3倍で、10倍を越えるものがある中で圧倒的な差をつけたそうです。 他の4車種は、ローラの上を走る室内実験に焦点を絞っているようで、室内試験では、ほぼ基準を満たしているそうです。 室内での試験にだけ焦点をあてて、ヤリスギたのがVWで、これはローラの上でステアリングは動かない、ブレーキも踏まれない等、ローラの上である事を検知すると綺麗な排気ガスを出すという、ケアレスミスの類よりは悪質な欺瞞行為でした。

マツダの特長は、NOXの回収装置など付けずに最初から圧縮率を下げてNOXを出さない事を狙ったそうですが、ディーゼル・エンジンの原理の一つは高圧縮の自然着火ですから、その常識から脱して圧縮率を下げてみるというのは冒険であったことでしょう。 「世間の常識」と言う呪縛は、結構強いのです。 「バカの壁」とでもいう壁を飛び越えるのはできそうでできない。 NOXが発生した後の後始末でなく発生させない。 病気も発症した後の治療より予防、犯罪も発生した後の捜査よりは防犯、弊社のPDCE避雷針も落雷を招いた後の後始末より落雷自体を発生しないようにする。。。同じ思想です。 分野が異なっていても正しい考えは共通するものがあるのです。 後始末よりは予防なのです。

エンジン技術が専門のある大学教授の言葉で「真面目にエンジンを研究しているメーカはマツダだけ」。これも納得の言葉です。 世の中、ハイブリッドが流行っていますが、私はハイブリッド大嫌いなんです。 電気モータとエンジンの組合わせは出力の特性から言えば、ピッタリの相性である事は理解しますが、私の場合、人一人を移動させるだけの手段としては仕組み、機構が大げさすぎるのです。 

もっと、エンジンを改良し、行きつくところまで行ったらハイブリッドと言うなら分かりますが、エンジン自体の改良に力を入れずにハイブリッドに逃げる姿勢が気に食わないのです。  私にとっては、エンジンというのは芸術作品であって、芸術で手抜きをするような輩は芸術家ではない。。。と、偉そうに言いましたら、息子から「お父さんも一人が移動するだけの車に3500cc のエンジンは不要だよ」と逆襲されてしまいました。 私、排気量が大きめ車が好きなんです。

ディーゼル・エンジンの故郷はドイツ。 そのドイツで、内燃機関の研究で知られるアーヘン工科大学にはマツダのエンジンが飾られているそうです。 ロータリー・エンジンを撤退した時にマツダはどうなってしまうのか余計な心配をしましたが、ロータリーを撤退しても、ディーゼルで世界一になるとは、技術で勝負するマツダは日本の誇りです。 

新型のハイブリッド、新車登録でトップだそうで、まあ、一般大衆に芸術は分からないでしょうね。。それを見越した、ハイブリッドのマーケティング戦略は大したものです。 それが行き過ぎると、VWのように素人ドライバーなど、何も分からないであろうと人を喰ったズルをするようになります。 VWの物を作るプライドの片鱗も見られない行為は、情けない限りです。 そんな時期だけにマツダが光って見えます。 アッパレ! です

セスナまでグラスコックピットに

2016年3月 8日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

若い頃、パイロットになりたかったのですが、近視であきらめました。 しかし、飛行機を操縦する夢は消えた事は無く、幸いにも飛行機の操縦や航空管制を題材にした本は幾つもあり、それらを何冊も読んで、理屈と手順についての知識は簡単に得られます。 そんな教材の中で、気楽に眺められるのがイカロス出版の「飛行機操縦のABC」です。

最近流行りのグラスコックピットが、何と! セスナ( 172S)にまで及んでいるのです。 基本的な計器の役割のPFD(プライマリー・フライト・ディスプレイ)と航法用の情報などを表示するMFD(マルチ・ファンクション・ディスプレイ)の二つの大きなスクリーンに必要な情報が表示されます。 セスナのような小型機にはレーダなど搭載していませんが、地図の上に自分の位置や周囲の山岳、そこで自分の高度よりも高い部分は赤色で表示されます。大型ジェット旅客機では、沢山の計器がディスプレィに置き換えられたグラス・コックピットが普通ですが、セスナのような小型機にさえ、グラス・コックピットが付くようになりました。

グラスコックピットは、航空機製造会社【セスナ】ではなく、専門の会社(ガーミン社)があり、この会社、一度原型を作ってしまえば、後はエンジンの数しか違わないのですからいい商売です。 また、フライトシュミレータを作るのもグラスコックピットであれば、少なくとも操縦室周りはできているのですから、比較的楽な話です。

ディスプレイに表示される、高度、速度、姿勢等、全て独立した項目ですから、これを一つのディスプレィに表示する制御プログラムは、それらを並列的に処理しているのか、直列的に順番に処理しているのか、表示の処理の仕方のような細かな所に興味が向いてしまうのは、昔、並列コンピュータの開発に失敗した後遺症のようです。 一つのプロセッサーの中に複数のコアが入るようになりましたから、このディスプレィに独立した各種の情報をリアルタイムで表示することはそれほど困難ではないでしょう。

色々ん分野で改革は進んでいるものですね。。。

山形でアマチュア無線愛好家の勉強会に参加してきました

2016年3月 7日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

アマチュア無線の愛好家の方々の山形での集まりに参加してきました。 聞くところでは、アマチュア無線の愛好家は「絶滅危惧種」とかで、高齢化が進み若い世代がこの趣味にはあまり参入してこないようです。 40名近くの参加者は、なるほど、私と同年代かそれ以上の方で、若い方は多くはありませんでした。 参加者の年齢だけで、これは何の集まり? と思えば、やはり老人会、あるいは老人会予備軍の集まりにしか見えない集まりでした。 

ここに日本の将来の危機を感じるのは、アマチュア無線を趣味とする方々は、電気、無線の知識を有する方々で、勉強し、試験を受けて免許を取得する行為自体が日本のエレクトロニクス産業を下支えして発達させる原動力になってきたのです。 この初老の方々の若き日は日本がエレクトロニクスで世界に頭角を現した時代と重なります。 以前、秋葉原の電気街で最近は半田ゴテを買いに来る小学生などいなくなってしまった。。との話を聞きました。 私も、昔は「ラジオ少年」で、鉱石ラジオから始まり、3球、5球スーパーと自作するラジオのレベルを友人と競い合ったものでした。 子供の頃からのこうした趣味は、電子工学への興味となり、日本の産業を実は支えてきたのです。 私の世代は、東芝、日電、日立、松下、ソニーなど会社が元気であった頃、第一線で活躍した人達ですが、その多くはラジオ少年であったりアマチュア無線で腕を上げた人達なのです。

最近の子供たち【大人までが】メーカが作り上げたゲームに夢中になり、その腕を上げた所で何のスキルにも役立ちません。 そんな若い世代よりも、自分で電子工学、無線工学を勉強したアマチュア無線の年代の方がよっぽども立派です。 物を作る喜び、それがメーカでの開発技術者につながっていた事は間違いありません。 ところが、日本の会社も開発力が弱まり、電気、エレクトロニクス関連では元気のない会社ばかりになってしまいました。 一つの原因は、この業界にもの作りを少年時代からしてきたセンスのある若きエンジニアが日本からいなくなってきた事にもよるのではないでしょうか? もの作りもハードからゲームのようなソフトへと変化しているのです。

日曜日に集まって話を聞く好奇心。 これが大事なのです。 生活年齢は歳をとっても、新しい事の話には興味を持って聞きに集まる。 この好奇心をいつまでも忘れずに元気で活躍して欲しいものです。 新しいものに興味を持ち続ける間は「老化」は進行しません。 生活年齢だけは若いくせに、心は「老人」になってしまたような若い世代に「渇!」を与える位、ジジイ世代の活躍は日本にとって重要であると思った一日でした。(ついでに、アマチュア無線の方たちは地元の自治体と協定し、災害発生時の通信手段として世の中を支えています。)


残念でした!  国土強靭化 貢献企業の認定

2016年3月 4日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

このところ誤解がいくつか続きました。 昨日は大地震が発生した場合の行動について、本日は、国土強靭化貢献企業の認証についてです。

国土強靭化について、国による認証制度が始まると言うので、期待していましたら、私の期待は大外れでした。 国土強靭化が対象とする災害は、地震、津波、大規模な風水害、火山噴火のような派手な大災害のようで、災害としては極めてローカルな雷害は眼中にないようです。 国土強靭化に貢献すると言えば、その様な災害に対抗する手段を提供する側の製品やサービスが認証の対象かと期待しました。 弊社のPDCE避雷針も900基弱が既に利用され、年内1000基にはなるでしょうから、その場所を落雷被害から護っているのは国土強靭化に約に立っているとの自信はあります。

しかし、認定の対象は、災害対策の製品やサービスではなくて、一般企業が単にBCP【企業継続プログラム】を制定しているか否かで認証されるとのことです。 BCPというのは、どんな大災害が発生して社会に混乱が生じようとも、企業活動を一定程度、継続させるための計画ですから、その対策が確立されている会社と何もしていない会社では、災害に強い社会を作るための貢献度は異なります。 ということで、BCP策定済みの企業に対して「国土強靭化認証」を与えるそうです。

地震や津波などの大災害には弊社はお役に立てませんが、雷害対策では世の中の役に立っている。。という事実は残念ながら今回の認証制度とは関係ないのでした。   残念!!


大きな誤解   大地震での食糧備蓄

2016年3月 3日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、東京都危機管理監によるセミナーを聴いてきました。 リスクマネジメントの話かと思っていましたら、リスクマネジメントは発災する前に発生した場合のリスクに付いて研究/対処をしておくもので、危機管理監のお仕事は「クライシシ・マネジメント」。 地震が発生した後の混乱をいかに乗り切って当面の救助活動を遅滞なく進めるかという事だそうで、3.11 の時には陸上自衛隊の補給を指揮するお立場にあった経験で東京都の危機管理をされているそうです。

ここで、私は大きな誤解をしていた事に気が付きました。 東京で大地震が発生すると、全国各地から駆けつける事のできる消防/警察/自衛隊の総数は約10万人だそうです。 この10万人が活動するためには、なるべく移動の障害が少ない事が重要で、地震発生時に会社勤めの人が家に帰ろうとすると、電車は動いていませんから路上に何百万の人が溢れ出て帰途につくと救助活動の妨げになる。 そこで、3日間くらいはオフィスにいられる状態であれば、家に帰ろうとせずにオフィスに留まってくれ。。。そのためのオフィスでの食糧備蓄だそうです。

弊社にもミリメシを何日分か備えていますが、電車が止まって帰宅できないから会社に留まるのでは無く、とにかく発災したらオフィスに留まって交通の邪魔にならない事を期待されているとは思いませんでした。 「へぇ~、初めて聞いた」と思ったのは、弊社では私だけではありませんでした。 本屋さんにも「帰宅困難者のための地図」など売っていまして、交通機関が止まっても自力で歩いて帰れという。。そのための地図が販売されています。 しかし、積極的に帰宅しようとしてはいけないのだそうです。 皆さん、御存知でした?  もし、本当に3日間、会社に留まるのであれば食糧の話だけでなく、3日間も椅子に座っている訳にも行きませんから、横になるための、寝袋、マット、簡易ベッドなども必要になります。

横浜で起業した理由の一つに、都内のオフィスで大地震に遭ったら、多摩川/鶴見川の二つの川を越えなければ横浜に戻れません。 橋も電車の鉄橋も落ちてしまえば、あの二つの川を渡るのは大変。 ということで、事務所は東京でなく横浜にしました。 と言いながら、やはり営業で都内には毎日のように出かけていますが。。。大地震、いつかは発生するのでしょうが、なるべく深夜、社会活動が低レベルで交通量も少なく、ほとんどの人が在宅の時に発生してくれる事を願っています。

零戦神話の虚像と真実  清水政彦 x 渡邉吉之  宝島社

2016年3月 2日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

金融法務を専門とする弁護士でありながら航空機と戦史についての研究をライフワークとする清水さんと航空自衛隊のF15Jのパイロットであった渡邊さんとの対談形式で空中戦、とりわけ零戦にまつわる話を分析しているのですが、清水さん、素人と言いながら流石に弁護士。 細かな事を調べ上げる調査力はただの素人ではありません。

零戦や大和についての話は、敗戦の負け惜しみなのか、かなり自画自賛的な話が多く、そんなに強い戦闘機がありながらどうして戦争に負けたのか? アチラコチラに「大本営発表」が散りばめられた零戦神話であったようです。  零戦は、武骨で荒々しい米国の戦闘機に比べると、工芸品のように美しすぎて弱弱しく、武器/兵器と言う観点からは、生産性、互換性、耐久性が大事で「戦争の道具」としては線が細すぎます。 デザインに曲線など使わずに直線で構成した方が現場での修理は楽でしょう。 自画自賛は心地良いでしょうが、何事も100%の完璧はあり得ないのですから、良い点/悪い点を客観的に評価せねばなりません。

零戦は三菱による開発ですが、生産数は中島飛行機の方が多く、三菱製と中島製の同じ零戦でも全ての部品が完全互換ではなかったというオドロキの話を読んだ事がありますが、やはりそうであろうと納得なのは、格納庫もない南方の飛行場で野ざらしにされた零戦は、3か月もすると壊れてしまったそうです。 強烈な日差し、毎日のスコール、温度と湿度の高い場所は精密機械には苦手な環境なのです。 

成田空港の端に航空博物館があり、息子が小さい時に良く行きました。 しかし、行くたびに悲しくなるのが屋外展示で野ざらしにされた YS-11 が行くたびに状態が悪くなっているのです。 それに比べると、ワシントンDCのスミソニアン博物館、巨大な建物に往年の名機が多数、屋内展示で保管されているのです。 日本は豊かになったとは言え、産業機械の展示については貧しい国です。日本にもスミソニアン博物館に匹敵するような航空博物館が欲しいものです。

零戦の撃墜王、酒井三郎さんの話の中にも 20mm機銃は発射の初速に比べて弾丸の重量が重く、弾道が下を向いてしまう「ションベン弾」であるため、 7.7mm機銃の方が良かったとの話がありましたが、7.7mm機銃も悲しいかな、弾丸が軽過ぎて命中した時の角度によってははね返されてしまうものであったそうです。  3次元を高速で移動しながらの撃ち合い、空中戦での機銃など命中するものではないと言う元戦闘機パイロットのご意見はもっともです。

機銃の弾丸の中には数発に1発、光を放つ曳光弾があり、弾丸の軌道が光って見えて分かり易いのですが、これも弾道の特性が異なるために、必ずしも全ての弾丸の軌跡を表わしてはいないため、曳光弾の軌跡を標準の目当てに使用してはならないようで、すると何のための曳光弾? ということになります。 そういえば、陸上自衛隊の攻撃ヘリ AH47 も以前は機首の30mm機銃は曳光弾を発射し、富士総火演の見世物としては派手で良かったのですが、最近は曳光弾を含まないので発射している事が分かり難く見世物としては全く迫力に欠け、総火演は、見世物なのですから機関銃の発射が良く分かる曳光弾にして欲しいと以前、ブログに書いた事があります。

それにしても第二次大戦中の武器の性能や用兵のことは問題だらけ。 現場の方達はさぞ大変であったことでしょう。 清水さんと渡邉さんの事細かな分析に関心しました。


介護保険証をもらいました

2016年3月 1日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今月、誕生日を迎えると介護保険の対象となるようで、区役所から介護保険証が送られてきました。 しかし、このようなものの御厄介にはなりたくありませんね。 受取っても少しも嬉しくありません。

両親の介護を経験して思いましたが、痴呆症で何も分からなくなるのは、家族は別として本人は幸せです。父はこの部類でした。 母は最後まで意識はシッカリしていながら半身不随となりましたが、見舞に行くと、体に取り付けられたパイプを外してくれと片方の動く手で懸命にジェスチュアーで頼むのです。 外すと言う事は死を意味しますから勝手にはできません。 母は物静かな性格でしたが、私が頼まれてもそのとおりにしないので、癇癪を起こしたり泣いたりするので見舞に行くのは辛いことでした。 

老人病院、介護施設、色々と経験しましたが、病気の治療と異なり、介護では回復の見込みは無いのです。 年寄りが楽しげに昔話をしているような風景は何処にも無く、精神的にも不活発になった老人がただ押し黙っている静かな空間。 パイプに繋がれて生命が維持されているだけのヒンヤリとした雰囲気の「生体安置所」のような病室。 ああいう介護の世話にはなりたくはありません。 しかし、だれしも望んでその様な状態になった訳でも無く、仕方のない光景ではあります。

これは介護を受けている方を非難したり、他人に示唆したりするのではなく、全く自分自身を対象とした事で、誤解して欲しくないのですが、私はこのような介護保険証よりは、「安楽死優待券」【ある訳ないですが】、あるいは青酸カリの現物支給のほうがよっぽどアリガタイと思います。 

若い人口が減り、年寄りばかりが増えていくなかで、意識の無くなった状態を人工的に続ける事を強制せず、自分の事は自分で決めさせてもらいたい。 それも、自分で決められる意識、判断力が機能するうちにと思います。 限りがあるからこそ今が大事。 人生の大切さを理解しての上で、終わり方の選択は個人に任せていただきたいものです。

朝っぱらから重い話しでスミマセン。


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