株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

セミナー「政府の2016年ITS政策と取組み」に参加してきました

2016年5月31日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

内閣官房の参事官補佐 大嶋様によるセミナーで、このブログの表題の前に「次世代交通システムによるIT先端社会の実現に向けた」という枕詞の付いた長いタイトルの付いたセミナーでしたが、簡単に言うと車の自動運転に向けた取組みについての解説です。 自動運転については、メーカー主導のように見えますが、内閣官房というのはプロジェクト毎にその業界の民間会社からの出向の方が多く、政府として業界の中で競争すべき部分と協調すべき部分を調整する様な役割を果たしているそうです。  今回は、自動運転の安全性について、どこまで配慮しながら進めているのかを知りたくて参加しました。

本当に実用にするなら雷雨の中でどのように安全を担保できるのか?  これをどのように考えておられるのかが知りたい部分でした。 条件の良い場合での話だけであればうまく機能するのは当たり前で、それだけでは実用になりません。 電子機器にとって一番条件の悪いのは雷雨の中での自動走行ですが、どこまで車自体でカバーし、どこからを道路、インフラ側で守るのかが大事ななポイントです。

例えば鉄道ですが、線路に沿って数百のPDCE避雷針が取り付けられて落雷事故への対策がされていますが、自動車関連での落雷対策といえば料金所でETCへの落雷対策が数か所ありますが、高速道路自体への落雷防止はまだありません。 道路に落雷した場合、自動運転に影響を及ぼさないようにすることが必要です。 昨年、駐車していたハイブリッド車が近所への落雷で動かなくなったとの相談を受けました。 この件は、高速道路を運転中でなく、駐車中で幸運だったのです。

昔の車は、キャブレターとMTで機械的な要素ばかりでしたが、最近は、どの車でもエンジンへの燃料噴射も電子的に制御されています。ハイブリッド車やEVは電気的な要素が多く、それだけ雷電流による影響を受け易くなります。 これが、駆動系だけではなく、運転制御まで電子的に行うのですからその落雷対策は車だけでは困難かと思います。 道路自体にも落雷対策が必要です。

雷雨の際は車の中が安全と思い込んでいる方が多いのですが、車の種類によります。 昔の車と違って、最近はサンルーフ、パノラマ・ルーフなど屋根が金属ではない車も多くあります。 車内は閉じた空間で安全な気がしますが、その種の車は電気的には屋根には何もないオープン・カーと同じです。 ましてや、自動運転の制御系が強力な雷電流の影響を受けないようにできるのか? 落雷対策が必要という認識もなかったようで、そこを指摘させていただきました。

高速道路での自動運転を許すなら、高速道路にも電車の線路と同じ程度の落雷対策が必要なことでしょう。 同じく政府の参加しているIPCC【気候変動に関する政府間パネル】では、温暖化ガスの影響による地球温暖化で極端現象が増加するという警鐘を与えながら、同じ未来志向のITSでは、気象の極端現象の増加に対する対策をしていない。 何十とあるプロジェクトが同調するのは難しいことです。

ITS=Intelligent Transport System  世界で最も安全な道路交通システムの実現を目指しているそうです。


元国税調査官による歴史本

2016年5月30日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

大村さんは、元国税調査官との肩書で節税対策の本をたくさん出されています。 私も何冊か拝読し、お名前は存じ上げていました。 正直、国税庁という取り立てる側にいた人が、そこを辞めると今度はいかに節税するかの指南をされることに多少の違和感を感じていました。それが、歴史本で大村さんのお名前を見つけ、意外でした。 大村さんはお金のエキスパートとして歴史をお金の流れで見直すということで、「お金の流れでわかる世界の歴史」と同じく「お金の流れで分かる日本の歴史」、その他、歴史本を30冊も以上も書かれているそうですが、今まで別のペンネームで書かれていたので、「大村=節税」と思い込んでいました。 今回、この2冊を読んで見直しました。 

世の中の争い事は、「正義のため」などの大義名分が表にあり、裏の事情までは見えにくいものが多いなかで、ほとんどの場合、お金の事情で動いているのが世界です。 歴史もお金の事情で解説されると、非常に分かりやすいものになります。世界の歴史は、人類が財や富をいかに求めてきたかの歴史であるというのはまさにその通り、歴史を動かしているのは政治や戦争ではなく、お金、経済なのです。 

織田信長の比叡山の焼き討ちですが、比叡山は戦国時代の八大財閥のうち4つ(山門使節、青蓮院、興福寺、比叡山三搭)が寺社関連で、このうち興福寺を除く3つが比叡山関連という日本最大の財閥で、信長はこの既得権益を奪うために対立したというのは実に分かりやすい。 この時代の寺社は裕福な所が多く、イエズス会宣教師の報告書にも日蓮宗本圀寺について贅沢な衣食をしているとの記載があるそうです。 その起源は平安時代から広大な荘園を持ち、多くの寄進を受け、コメが大量に集められ、比叡山の日吉大社はそれを「出挙」(スイコ)として貧しい農民に種もみとして貸し出し、秋に利息を付けて返還させたそうで、宗教として金銭の貸し借りや利息を取ることを禁止したいたイスラム教などと異なり、日本の寺社は金融業で成り立っていたそうで、お金による説明というのは説得力があります。

中小企業庁から「「はばたく小規模事業者 300社」の表彰を受けました

2016年5月27日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

人が生きていく中でたくさんの人と接し、自分と全く異なる考え、物事の感じ方と対応/反応があります。 そういう中で人間社会にトラブルはつきもので、期せずして犯罪に巻き込まれることもあります。 都道府県・市町村ランキングで犯罪の発生数を調べてみますと、平均的には人口の1%程度の犯罪が発生していまして、次のようになります。 刑法犯の認知件数は2009年、人口は2010年の資料で少し古く、順位は僅差なので変動している可能性もあります

順位  県名   人口  年間犯罪発生件数  発生率
1位  大阪府    880万   182,537      2.059%
22位 神奈川県  900万    98,203      1.085% 
26位 沖縄県    140万    13,738      0.986%
47位 秋田県    100万     5,740      0.529%

我が、神奈川県は、大阪よりも人口が多いのに犯罪は半分、神奈川県民は大阪府民よりもお行儀が良いようです。 沖縄はさらに神奈川よりも人口当たりの犯罪は少ないのです。

そんな中で、沖縄の米国軍人/軍属/その家族が昨年に起こした犯罪は、沖縄県警のHPによると刑法犯の総数で昨年度合計で34件で42名です。 この少なさは、日本の警察が処理した、すなわち日米地位協定で公務外の犯罪で日本側の処理した数字で、公務中で地位協定により米側が処理する数は含まれていないのかもしれません。 本当は警察発表の100倍あるかもしれませんが、100倍あったとしても軍人/軍属/家族 による犯罪は特別に高い訳ではありません。 沖縄全体の犯罪数1万4千件ある中、米軍による犯罪がからとび抜けて高いという数字でしょうか?  マスコミ報道は真実なのでしょうか?

だからと言って、今回のような殺人事件が許されて良い訳はありません。 何もしていない若い方が殺されるのは悔しいことです。 しかし、その悔しさ、無念さにマスコミの報道が、さらにバイアスを加え、沖縄では毎日のように米軍関係者が犯罪を起こしているかのような報道がされます。 今回、この数字を調べてみたのは、海兵隊=荒くれもの=犯罪予備軍 のような報道までされる中、本当の数字はどうなのかを調べてみました。 調べると言っても、ネットで「犯罪件数」とのキーワードを打つだけで、簡単にこのような数字がでてきます。 私はマスコミを信用しません。 朝日新聞の従軍慰安婦のように嘘の報道も平気でするのです。

マスコミは意図的に事件を煽って米軍への風当たりを強くしようとしているような印象です。 沖縄の知事さん、今回の事件を抗議するために米国大統領に会わせろとのことですが、大統領から「沖縄には犯罪は全くないのですか?」と聞かれたら、米軍関係者による犯罪の400倍近い犯罪を沖縄県民が起こしているのですから、もし、会って抗議しても自分が赤っ恥をかくだけのことです。 

20歳の可愛い娘さんが殺されたことは許せることではありません。 しかし、犯人が日本人であったら、防衛大臣だ、総理大臣への謝罪に話にまでエスカレートしません。 犯人が勤務する会社の社長にまで謝罪を求めたり、その会社に地域から出ていけとまで要求するでしょうか? 沖縄の知事さん、人様の不幸を利用してさも沖縄県のために戦っているようなポーズをするならその前に、沖縄県での日本人による犯罪をゼロにして欲しいものです。 

感情で行動する前に、事実の数字を調べてみるべきです。 一般大衆は感情で動きます。 しかし、リーダーは、怒る群衆をさらに感情で煽るのではなく、客観的な数字で感情による行動を抑える役割が重要です。 会社経営者であれば感情を煽っても解決にならないので数字で判断します。 しかし、政治家というのは煽ってナンボの世界のようです。 典型的な左巻きのすることで、自分の努力の前になんでも他責。 とにかく、文句は付ける、クレームは付けるもの勝ち。 怒りは人を盲目にします。 周囲と共に怒っていると、何に怒っているのかさえ分からなくなってしまいます。 殺人事件に対する怒り、これはごもっともです。 犯人が海兵隊出身でした。 だからと言って海兵隊に出ていけというのは次元の異なる話です。 ゴーヤはチャンプールにしていいのですが、怒りはチャンプールにしてはいけません。  一連の動きを見ていますと、沖縄県民の皆さまは沖縄の将来を託す人物の選定を誤っているのではないでしょうか? 

中小企業庁から「「はばたく小規模事業者 300社」の表彰を受けました

2016年5月26日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本中の中小企業/小規模事業の中から300社が選別されて「はばたく小規模事業者」に選ばれました。 

定年前後のジジイが3人集まって始めたのですが、7年間の弊社の売上5億円として、それを販売している販売店さなの売上、工事に必要な費用などを加えると、GDPとしては20億円程度は日本経済に貢献していることでしょう。 まあ、500兆円のGDPの内のほんの僅かですが、平均年齢が67歳ながら、工業所有権も40件以上取得していまして、安倍さんの言う「一億総活躍社会」を具体化しているようなものです。 

本当は大した活動ではないかもしれませんが、表彰されるということはオメデタイことで、我々の活動が認知されたことを素直に感謝します。

世界経済の激変を1時間で読み解く  渡邉哲也  悟空出版

2016年5月25日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

内容は同じようなのですが、渡邉さんの経済解説は新刊が出るたびにチェックしています。 本書はタイトルの通り、中国、韓国、EU、ロシア、米国、日本、どの国も経済の難問を抱えた大変な状況を、タイトルの通り1時間で読めるようにコンパクトにまとめています。 とはいえ、常日頃からこれらの問題に注意を払っている人には1時間もかからず、関心を向けていない人には1時間では理解できないであろう多くの問題が要領良くまとめられています。 最近の世界の動きを1冊にコンパクトにまとめた点はお見事です。

世界は大変な時代に突入したようです。 単なる経済的な話だけでなく、地政学上の問題でもあり、グローバルというのは掛け声だけで、国という単位が融合する訳はなく、経済だけが国境を越えて進み、様々な問題を生み出します。 

中国についていえば、大風呂敷を広げ過ぎた経済。 実需要を超えた投機的な拡大が大きすぎました。 具体例は色々ありますが、例えば製鉄業。 日本の7倍を超える粗鋼生産量で、世界の半分を占めます。 そして造船業。世界需要を全て中国1国で賄えるほどの巨大なキャパを持ってしまいました。 ところが、日本船では5年後にまだ80%の船価がつくのに、中国船は質が悪いため5年で船価はゼロになるそうです。 最初の価格が安くても、結局、「安物買いの銭失い」になるような船は売れず、95%の造船業は潰れるとの観測です。 大きくなりすぎたモンスターが自分の最低限のエサ代も稼げなくなり苦しんでいます。

EUも理念は立派ですが、通貨発行権という各国の権利を保放棄してユーロに統一しましたが、これは土台無理な話でした。 EU参加後も自国の通貨発行にこだわる英国はユーロには参加せず、それどころかEUの脱退まで議論されています。大量難民にも最初はイイ顔をして受け入れても長続きはしません。 ここも大きな問題を抱えています。 ドイツとフランス牛耳られたEUを英国が快く思うハズもありませんし、脱退に動けばEUも危うくなります。一か月後に迫った英国の国民投票は見ものです。

米国も色々な内なる大問題を抱えていて、今後の変化は必須となる。 今までのような体制が継続しそうもない変化が起きていることに覚悟せねばならないのですが、日本では相変わらずコップの中の小さな嵐だけです。 消費税増税、衆参ダブル選挙、都知事の公私混同、待機児童問題、大事ではないとは言いませんが、政治の話題は小粒なものばかりです。 海外ではもっと大きな変革が起きている中で、日本はぬるま湯です。

ここからは、本書の内容ではありませんが、日本の一番の間違いは小選挙区制ではないでしょうか? 政治家の皆さん、政治家を続けるためにはご自分の選挙区の利益が一番大事。 日本や世界といった大きな枠で考える前にご自分の選挙区のこと。 これでは考えが小粒になるのは仕方ありません。 過密と過疎の差が大きい中での小選挙区ですから一票の格差が生じやすい。 しかし一票の格差などあって当然で、大都市で便利な恵まれた生活をしているのですから、自然の厳しい過疎地で暮らす方にインセンティブを付けて当然なのです。 小選挙区という小さな枠組みから脱却して日本全体、世界を見ながら物事を判断せねばならない時代なのです。


TVのCM

2016年5月24日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

あまり見ないようにしているTVですが、車が好きなので、車関連のCMは良く目につきます。 その中で、

「世界中の人を1台の車で満足させる事に挑戦」とのCMを流す某自動車会社。  ダメですね。。 車作りの基本を忘れています。 車は嗜好品であり、いくら性能が良くてもダメなんです。 人と同じであるというだけの理由で、嫌われることもあり、世界中の全ての人を1台の車で満足させるなどという目標は大きな勘違いです。 そのような皆に好かれるような平凡なカドの取れた車など面白みにかける。 それが最近のH自動車なのです。 そこから脱して、個性的な車を狙って欲しいものです。 分野が違いますが、最近、トランプ旋風について面白い発言を聞きました。 プロセス・チーズのような平凡な味に飽きた人がブルー・チーズを欲しがっている。 今更、プロセス・チーズを狙ってもダメなんです。

「いつまでも、どこまでも」という歌声と共に地味な服装をした若い人が大勢で歩いているところに大型トラックが走ってくるCM。 若い人たち、黒や茶系の地味で暗いヤボナ服装で、まるで貧乏神の行進なのです。 あれは、真っ白なツナギの作業着で会社の清潔感/先進性を訴えるべきでしょうし、あのような大型トラックの購入を決定権を持った方にTVのCMはメディアが違うのではないかと思います。 まだ、2トントラックぐらいであれば、TVのCMでも良いのですが。。2トントラックではH自動車の「勘違いヒノノニトン」はトンカツから茶の湯まで、面白いですね。 あれは見事です。

TVのCMだけで、会社の勢い、方向性を示唆しているようで面白いものがあります。 CMの受け取り方は各人各様ですが、私のような偏屈オヤジまで相手にするのですから大変です。 ワザワザ、費用をかけて会社のイメージを悪くすることもあり、CMは怖いです。


藤井 聡先生のセミナーに参加しました

2016年5月23日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

国土強靭化の藤井先生、ヤットお会いできました。 藤井先生、多才で落語の素養もあるような、ご自分の意見とは異なる第三者の発言は声色を変え、まるで落語を聞いているような、というか関西の方の喋りは大学教授といえども、まるでコメディアンのようで、この先生の講義は徹夜明けで聞いても面白くて話に引き込まれるであろうと、ハッキリと切れの良い、それでいて中身のあるシッカリとしたセミナーは、今まで数多くセミナーには参加しましたが、ピカイチでした。 

また、安心したのは、私の思っているこ事と重なりが多く、私の持論もそれほど間違ってはいないことを確認できました。 藤井先生、京都大学の教授だけでなく「内閣官房参与」という肩書もあり、その厳めしい肩書殻は想像しにくい当たりの良さでしたが、過疎地域の選定基準をどうするかのような質問が出たときには、過疎地だからということで差別をしてはいけないと本気で怒られたご様子で機関銃のような速さで反論されたのを見てインフラ整備に対する情熱を垣間見た気がしました。

地方消滅、景気停滞、財政危機、これらを解決するにはインフラの整備でお金を使えという「超インフラ論」を展開され、日本は先進国できちんとしたインフラが整っているとの思い違いを指摘されています。実際に時速80kmで走行できる道路ン状況は、日本では東名、東北、中央など、大都市間を結ぶ高速道路だけですが、英国で、ドイツなどは網の目のように高速道路が張り巡らされています。 確かに、地方の高速道路は交通量も少ないのですが、これは鶏と卵の関係のようなもので、高速道路/高速鉄道が無いから地域が衰退してしまうというのも事実なのです。

東京圏での暮らしになれると、日本はインフラが進んでいるかの如く錯覚してしまいます。 都内のJRや地下鉄の便利さ、飲料水レベルのお風呂にも入れ、停電もなく、通信環境も整備され、街は深夜でも明るく、数分歩けばコンビニがあり、ヒッタクリなどの犯罪も少ない。 しかし、その視点のスケールを1/100 から10万分の1の大きなエリアで俯瞰して見ると東京一極集中と大都市と大都市を結ぶだけの新幹線と高速道路、その間に埋もれた街はシャッター商店街と若者が大都市に出てしまった老人ばかりの町。 日本はイビツな形になってしまいました。 これを立て直すには高速道路、新幹線などの交通網のインフラを整備が一番効果的と過去の経済実績を示しながら具体的に指摘されています。

日本は、借金大国で国民一人当たり800万円の借金があるのに、インフラを整備するためのお金はどうするの? などというのが大ウソなのです。 あれは政府の借金であり、国民に一人として私はそのような大金を借金した覚えはありません。 800万円の借金、みなさん覚えがあるでしょうか? 赤字国債は事実ですが、日本国内で日本円で発行され、殆んどを日本人が購入しているのであって、外国からの借金ではないのです。 民間会社と異なり、国は永遠に続くという前提であれば100年、10000年で償還すれば良いのです。 子孫にツケを残すななどという綺麗ごとは忘れましょう。 インフラをつくれば、100年200年と使用されるのですから、それを使用する我々の子孫にインフラ使用料としての借金を残して何が悪いのでしょう?  そこまでしなくても、日本のインフラ投資のレベルを少し元に戻せばよいだけで、そこから得られる経済効果は、有り余るものがあるのです。

日本では、「経済のデフレ」の前に「精神のデフレ」とでもいうか、委縮した考えが蔓延しています。 委縮した考えから発する委縮した行動。 それが成熟であると勘違いしてはいけません。 日本のインフラは、まだまだ未成熟なのです。高度成長期に整備された現在のインフラはソロソロ寿命が切れるものも多々あります。 そういったインフラの整備と共に国内のインフラ工事でデフレを脱却するのです。

藤井先生の著作、いろいろありますが、代表的なものと最近のものを紹介します。どれも、素晴らしい提案で溢れています。

「国土強靭化」 東亜総研
「超インフラ論」 地方が蘇る「4大交流圏」構想   PHP新書
「スーパー新幹線」が日本を救う   文春新書

国会での党首討論

2016年5月20日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

仕事中に見ていることはできないので、夜のニュースで見たのはその一部分だけですが、昔、マッカーサー元帥が日本人は12歳レベルといったそうですが、それから70年を経ていまだに12歳の方が党首をされていることに日本の将来を思うと絶望感しかありません。 例の、憲法問題、安保法制、に関してですが、自分は「平和憲法」を守る「平和主義者」、それを変更しようとするあなたは「軍国主義者」のような単純なレッテル貼りの質問をされていました。 議論の進め方が小学校レベルです。 

自分が平和主義者と主張すれば、外国からの侵略もないと思っておられるのでしょうか? 政治家としての国家観/歴史観、どうなっておられるのでしょう? 領土拡大を狙う覇権主義の前に自分が「平和主義」であると言っても何の役にも立ちません。 平和というのは、相手の侵略したいという意思を挫くような強力な兵力によって守られるのであって、日本が戦後、平和で来られたのも米軍という巨大な軍隊が背後にいたからこそです。 平和を望む平和主義であれば、同時に平和を実現するための「軍国主義」でなければならないのです。 その選択が嫌であれば、残るはガンジーのように無抵抗で対抗するしか残された道はありません。

西部邁先生のお言葉を借りれば、「憲法が自衛隊に違反している」のであって、現状と乖離しているため「解釈」で運用している法律、それを改訂しないでいようというなら国会議員など必要としません。 自衛隊が必要なことは、今や国民全体の総意ともいえる位、支持されていると思います。 その自衛隊員は命を懸ける危険な任務をこなしている訳で、その方たちをキチンと認めないような憲法は自衛隊員に失礼なのです。

「平和憲法」と勝手な解釈を振り回すなら、憲法などなくても良いのです。 立憲主義だ憲法だ、というのは余りに内向き過ぎる議論であり、そんなコップの中の嵐のような話ではなく、日本を取り巻く国際情勢に関心を払うべきです。 憲法という国内の話で国際間の問題など解決できないのです。   まあ、12歳レベルの党首を選んでいる党も、国民も12歳レベルなのですから仕方ないことですが。。。


歴史は繰り返す  滑腔砲 ⇒ ライフル ⇒ 滑腔砲 

2016年5月19日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

幕末の頃に使用された大砲は、大砲の砲身の内部は滑らかで、使用する弾丸は球形でした。 発射された後、弾丸は不安定で命中精度はあまり良くないものでした。 これを改良したのが、内部に螺旋形の溝を付けて弾丸に回転を与えるライフルでした。 ライフルを刻んだ大砲からはドングリ形状の弾丸が回転しながら飛翔するため、弾道が安定していて命中精度が良く、英国が薩摩藩を攻撃した際には、ライフルを刻んだ「アームストロング砲」が絶大な威力を発揮し、薩摩藩はひどい目に遭いました。 大砲だけでなく、ハンド・ガン【ピストル】より大きな銃は「ライフル」と呼ばれていますが、これは銃身の内部にライフル溝があるからで、銃の代名詞のように一般化しています。

ところが、砲身の直径が弾丸よりも大きくては、回転運動を与える効果はないので、弾丸は、砲身内部を擦りながら回転を得るので、 1)エネルギー・ロスがあり、2)銃身もすり減るので寿命が短い などの欠点もあり、最近の戦車用の大砲にはライフルのないものが使用されるようになりました。 弾丸自体に羽根を取り付け、発射された後で安定した弾道で飛翔を行えるようにしたためです。 銃身と弾丸と二つの要素のうち、どちらを改良するか?  銃身を改良したのがライフルで、その後、弾丸を改良してライフルを無くすという、外側だけ見おれば同じように見える大砲も実は、進化をし続けているのです。 真正面から見ると、滑腔砲は砲身の厚さが薄いので見分けは付きます。

さらに、火薬の力で発射する弾丸ですが、その最高速度はマッハ5程度。 これを電磁気のエネルギーで弾丸を発射する電磁砲へと進化が進んでいます。 電磁砲での弾丸の速度はマッハ8レベルでより長距離まで射程に入れる新時代の大砲も実用化は目の前です。 2020年のオリパラの頃には実用配備がされることでしょう。 発射速度と着弾速度は等しいですから、この高速度を利用して上空からパチンコ玉のような散弾をばらまくと空気抵抗で速度が少し低下しても高速の弾丸が広範囲に散布され、多くの目標を破壊することを狙っています。 同じようにICBMで宇宙からタングステン製の散弾を限定した地域に向けて広く散布するような研究も行われていて、放射性物質を残さないクリーンな兵器となります。 鉄筋コンクリートも突き抜ける高速の弾丸が雨のように降り注ぐのですからその結果は想像したくない光景が広がります。

国連では、核兵器所有国を抜きで核廃絶について検討していますが、そのような活動にあまり意味がないのは、核を使わなくても無差別大量虐殺を効率よく行える兵器の研究は着々と進んでいるのです。 核兵器は派手ですので、その派手さに気をひかれますが、地味ですが核兵器と同様に残酷な兵器も着々と開発が進み、兵器の種類など余り重要ではないのです。 

核廃絶を訴える方々は、おそらく平和的な善良な方が多いのです。 しかし、身の回りから犯罪が無くならないように国際間の紛争/戦争も無くなりません。 歴史は繰り返す。 国が戦いあい、殺しあう歴史が途絶えることはないでしょう。 理想主義で現実を逃避しても何にもなりません。 現実を直視していない理想主義は自らを危険な方向に追いやるだけです。 

核廃絶は「戦争廃絶」ではないのです。 また、「全ての兵器の廃絶」でもありません。 一部の兵器のみ廃絶しても何も変わらないのです。 何も変わらぬことに大きな期待をしても仕方ありませんが、言葉だけの期待感は高まり、スローガンだけの偽善のように感じます。

歴史は繰り返す  日本からの傭兵

2016年5月18日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

落雷事故で争われていた裁判の判決がおりました。 事故で娘さんを亡くされて提訴したのですが却下されました。 この事故ですが、産経新聞の記事を紹介します。

大阪・長居公園で平成24(2012)年、野外ライブに来た北九州市小倉北区の会社員、岩永牧子さん=当時(22)=が落雷で死亡したのは主催者側が安全対策を怠ったためとして、両親が「エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ」(東京)など2社に計約8千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は16日、請求を棄却した。

 主催者側が落雷事故を予見でき、客を保護する義務を負っていたかが争点だった。長谷部幸弥裁判長は、雷注意報の発令や雷鳴があった事故前の状況から「予見は可能だった」としたが「注意報などは抽象的な可能性を示すにすぎず、主催者側が具体的な事故の発生まで予見できたとは認められない」と判断した。

 また、現場は会場から相当の距離があったとして「野外での落雷回避は自己責任と言わざるを得ない」と指摘。両親側が「パイロンによる誘導の行列に並んでおり、保護義務があった」と主張した点も「係員が誘導していたとは認められず、他の方法での入場が困難だったとはいえない」と退けた。


落雷関連を業務とする弊社では、両方のご意見、共に理解でき、死亡事故になってしまった事は誠に残念です。

私が両親を亡くした時には、お医者さんから余命は3か月程度と聞けば、その間に心の準備、できる限りのことはしたと自分を納得させ、その日を迎えても仕方のないことと諦めもつきました。 しかし、元気な我が息子が、楽しみにしていたイベントに朝、元気に出かけ、夕方には遺体で帰宅するようなことになれば、その気持ちはしばらく静まらないことでしょう。 自然現象とはいえ、何かできたのではないか? 「責任者 出てこい!」と言いたくなる気持ちは十分に理解でます。 雷雨という緊急事態なのですから開演時間に影響があっても会場に入れてもらえていればとはどの親でも当然思います。

イベントの主催者としては、たとえ会場に緊急的に入れる対処をしたとしても、会場から100m以上も離れた場所での事故となれば、自分の責任とは認めたくないのも理解できます。 通勤途上の事故であれば、家を出た瞬間から会社に到着するまでの間は労働災害になるでしょうが、今回は労働災害ではありません。 イベント主催者の安全対策は、会場周辺の何メートル先までをカバーしなければならないという規定もないかと思います。

事故は、ある程度仕方のないことで、なるべく発生させないように対策を取るべきですが、対策に限りがある事も事実です。 雷雨の中、歩き回るのは危険なことで、建物の中に入ることを第一に行動するしかありません。 そのようなことは分かっているけど、入れる建物がなかったのだ。。。と言われれば返す言葉もありません。 

岩永牧子さん、ご両親がご自慢の娘さんであったことと思います。 さぞ、ご無念な事と思います。 ご冥福をお祈り申し上げます。

歴史は繰り返す  日本からの傭兵

2016年5月17日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

傭兵といえば、フランス外人部隊が有名ですが、最近では民間軍事会社「ブラック・ウォータ」などが、政府が公にできない仕事を民間ベースで軍事介入をしていますが、これは最近始まった話ではなく、国内に戦の無くなった徳川の時代に日本から、オランダやイギリスに傭兵として派遣され、海賊行為を支えていたのです。 相手の船に乗り込んでの接近戦となれば、西洋のヤワな刀よりは日本刀で武術にたけた侍は強力な助っ人として重宝がられたようです。

東南アジアを植民地化する西欧の争いの中で、布教に熱心なスペイン/ポルトガルは日本には出入り禁止でしたが、プロテスタントで商売のみに専念するオランダとイギリスについては長崎の出島を拠点として英欄連合軍が展開し、スペインの拠点のマニラ、ポルトガルの拠点であるマカオを攻撃するために日本の侍2~3千人の応援を要求し、幕府は、友好・中立の交易のために国際紛争への介入は慎重で、次の3点を骨子とする禁止令を出したそうです。

1)人身売買の禁止
2)武器輸出禁止  刀や武具の輸出禁止
3)海賊行為の禁これに対し、オランダのインド総督は、日本国内のオランダ商館に対し

これに対し、オランダのインド総督は、日本国内のオランダ商館に対し

1)日本人傭兵なしには到底戦えないので手を尽くすように
  【傭兵と奴隷の区別をしたい。 戦国時代には負けた側の農民は奴隷にされ、一部は海外に売られたのです】
2)日本から軍需品の調達ができなければ、困るので将軍に請願を重ねよ
  【食料と水まで制限されたら困る】
3)日本が海賊行為を禁止する権利と裁判権が及ぶのは海上どの地点までまでなのか
  【今で言えば領海の定義  海賊行為を禁止する海面はどこまでなのか?】

の手紙を書いているそうです。  第2代将軍秀忠の時代(1600年代)でしたが、400年が経過した現在の問題とも重なるところが大で、面白いですですね。 この400年間の変化で、奴隷制度が無くなったことはありがたいことです。 その他は、根本的に変化したことは多くなないようです。 徳川幕府も鎖国により、外交政策など無縁のように思えますが、このように初期の時代から、良い判断をされていました。

「鎖国」と聞くと、まるで「引きこもり」のような印象がありますが、実は日本人はアジアではかなり暴れまわったようで1620年、マニラ郊外には3000人を超える日本人がいて、イエズス会では、日本人傭兵を「打ち続く戦いに慣れた大変勇敢な兵隊」と評価し、スペイン・ポルトガル国王に日本人傭兵を雇って中国に侵入する提案までされていたそうです。 荒くれ者のご先祖をもつ日本人がキバを抜かれたのは、やはり大東亜戦争後のようです。

 参考: 雑兵たちの戦場 藤木久志 アサヒ新聞出版

年上の義務  山田玲司  光文社新書

2016年5月16日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私の周囲はジジイ世代が多く、仕事の上で若い方と接する機会は多くはありません。 その限られた若い方は、お訪ねするお客様か弊社の販売代理店の方々です。 弊社の中では年齢差がないので余り意識しませんが、本書は、如何に世代ギャップを超えるかを話題にしていま。 年上の自分がなぜ、若い奴の顔色をうかがわねばならないのか? ?  そのように感じるジジイには良い参考になります。

職場でのスキル、昔は純粋に仕事だけでの知識が重要でしたが、急激なIT化でオッサンといえどもメールやマイクロソフトのオフィスなど一通りは使えなくてはならない時代になってしまいました。 その点で若い連中にヒケを取り、社内では少し年を取るとリストラの対象になったり、年金は先細りですし、また、世の中が若者文化に席巻され、日本の伝統的な民謡/講談/長唄などは今や、絶滅危惧種。 年上の立場は地盤沈下しています。 年上としての責任で若い世代に伝えねばならないことも沢山あるですが、自分の娘/息子にさえそれができにくい状況で、社内や取引先の若者にまで伝える元気など無くしてしまっています。

著者の山田さんが、仕事で会って感銘を受けた年上の方には、「愚痴らない」「威張らない」「御機嫌でいる」 の3つが共通しているとのことで、その切り口で解説していますが、今どきの「年上」、気の毒なのは「パワハラ」だの「セクハラ」だの自分たちが若いこ頃にはなかったルールで縛られているのです。 昔はどこの職場にも「鬼軍曹」役の怖い古参の方がいて、若い人を鍛えていたのですが、最近の職場は古い人たちが苦手な分野でのスキルを持った若い人たちに押され気味で年上は自分たちが若かりし頃の「年上」のイメージを貫くことはできなくなりました。

この3つの条件のうち、「愚痴らない」は当然です。 若い人たちに愚痴ったところで何の解決にもなりません。 「威張らない」これも時代の背景が違うのです。 昔は生きること自体が辛かった時代で、それに耐えてきたというだけでソコソコの価値はあったのですが、最近のように生きることへの試練が軽くなった時代では長く生きながらえてきたことに対する価値は軽くなっているようです。

最後の「ご機嫌でいる」。 これは、周囲への影響もさることながら本人にとっても機嫌の良い人の周りは機嫌の良さが好循環しそうなポジティブな雰囲気が漂いますから、周囲に貧乏神しかいないような不機嫌な状況よりは良いに決まっています。 この3つに近いことを言っているのが大熊重信で、「何事も楽観的に見ること、怒るな、貪るな、愚痴をこぼすな、そして、世の中のために働け」。 

人生、如何に生きるべきかを悩むのは若いうちの試練のようなもので、年上になれば Going my way で良いのです。 本書で想定している「年上」とは何歳くらいを想定しているのか不明ですが、まあ、40~50歳代でしょうか? まあ、この年代までは年下と協調していただき、その後、60歳をを過ぎれば、周囲の事など構わなくて良いのです。

ここからは、私の勝手な意見で、本書にはありませんが、60歳代に達すれば、周囲に嫌われるのではないかなど気にすることはありません。 この先、あまり長くはなく、せいぜい20年ですから、元気なうちに今まで生きてきた実績をもとに堂々と好き勝手を通しましょう。 今さら、人に好かれる必要などありません。人様から嫌われようが何と言われようが Going my way。 そういう自信を若い世代に見せつけましょう。 それこそが「年上の義務」であると思います。


「核廃絶」への過剰な期待

2016年5月13日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

オバマさん、予想に反して広島訪問をされるとのことですが、今となっては賞味期限切れで何の影響力も無くなってからの訪問に喜んでいたら相当にオメデタイ部類に入るかと思います。 人類の歴史は不可逆、一度作られた核兵器を廃絶するなどというのは現実的には無理な事なのです。 核保有国は常任理事国の5か国だけでなく、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮までに広がり、ありえないことですが、仮にこれら9か国が廃絶に応じたとしても核兵器を作る知識や技術まで廃絶することは無理で、どこかの過激派が作らないとも限りません。

米国でさえ、7年前の核廃絶についてのオバマ演説から、何一つ具体的な廃絶などしていないのですから、理想を語る事と現実行動は次元が異なるという2次元の物差しで判断しなければなりません。 オバマさんは、自分が「核廃絶」をするとは言っていないのです。 自分の生きている間は無理であろうが遠い将来の理想を語っただけですから、これで世界が核廃絶に向かうなどと早合点してはいけません。 広島に来たからと言って何が変わる訳でもありません。

行動を伴はない理念を語るのは、政治家としては詐欺のようなもので、その類の話は宗教家に任せておけばよいのです。 偉そうに綺麗事ばかり演説してきたその結果が、既存政治への不満として今回の大統領選挙でトランプさんやサンダースさんのような方に人気がでたのです。
 
米国の巨大な産軍複合体、この大きな柱である核兵器を廃絶するなどと口先だけですから許されますが、本気で実行しようとすればオバマさんもケネディ大統領と同じ運命をたどることでしょう。 本当はその気もありませんし、あったとしても時間切れでなにもできません。 大統領としての最後の花道でイイ顔したがるだけなのです。

自国は、地球上の人類を何十回と虐殺できる核兵器を保有し、古くなり保守できなくなった核兵器を廃棄をしているだけで、その分の新しい補充もキチンとしていますし、核に代わる「通常」大量虐殺兵器の開発は継続しながら、どの面下げて綺麗事語るのか、米国人の図々しさというか、度胸の良さはいつも感心します。

しかし同時に、本気で「核廃絶」などと言っている人の能天気ぶりにも呆れます。 人は殺し合い、奪い合う存在であり、歴史は不可逆であるという現実を直視していないように見えます。 オレオレ詐欺のような第三者が見たらバカバカしい犯罪が無くならないのと同じで、理想に燃えて現実を忘れた核廃絶信奉者とそのフリをする指導者。 人間性会はいつも喜劇で満ち溢れています。


自律運転の前に安全運転の補助を

2016年5月12日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

最近、高齢者のアクセルとブレーキの間違いによる事故や運転中の意識障害による事故が多発しています。 高齢化は世界各国の問題ですし、高齢化に伴い、運転者の制御機能としての役割に機能の低下を起こすことは仕方のないことで、潜在的な危険運転予備軍は増加する一方なので、車の方もそれに対応することが必要です。

車の自動【自律】運転が注目を浴びていますが、それを目指す前に実現してほしいのは、高齢化によるウッカリ・ミスの防止や運転中の健康問題による事故の発生を未然に防ぐ安全運転の補助機能です。 例えば、正面1m以内に壁がある場合のアクセルペダルの踏込みは、制御信号の入力【アクセル・ペダルの踏込み】を前方監視カメラの映像で検証したうえで動力系に伝えるなどして、高齢者による間違いを防止する機構や、また、職業ドライバーの過労による運転中の意識障害や心臓発作にも、即、路肩の安全な場所に自動停止すしたりする機能です。

米国の運輸省道路交通安全局によると自動運転は次のレベルに分類しています。

レベル0 すべて運転者の操作
レベル1 すべて運転者の責任 自動緊急停止などの安全運転支援
レベル2 運転者の監視により自動化
レベル3 緊急時のみ運転者が引き継ぐ
レベル4 自律運転【ハンドル、ペダルもないかも?】

道路交通に関するジュネーブ条約では、車には必ず人間の運転者がいなければならないという決まりがあり、完全な自動運転までにはまだまだ長い道のりがありそうです。 自動運転の車など製造できる国は、米国/ドイツ/日本程度に限られ、単なる車の技術というだけではなく、今後の産業政策にもかかわる一大事なのです。 車の延長というより、IT技術の延長という点からはグーグルのようなIT系の会社もこの巨大市場を狙っていて今後の話題としては最も社会的なインパクトがありそうな分野です。

高齢化による交通弱者の増加に、無人タクシーが解決策になるのでしょうか? 無人タクシーが一般的になればタクシーの運転手という仕事が無くなるのです。 そのころになると、二足歩行のロボットも一般的になるでしょうから、そのロボットが無人タクシーで移動するって、何か人間が機械に追いやられる社会のようにも見えます。 これは遠い未来の話ではなく、20年以内の話です。 しかし、そこにたどり着く前に自動車産業としては、まずは、レベル1「緊急自動停止」をすべての市販車に標準機能として付けていただきたいものです。

PDCEの類似品にご注意ください

2016年5月11日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今まではマイノリティで、PDCEを知っていただくために色々な努力をしてきましたが、ついに国内にも類似製品が出てきました。 芸能界でもコロッケさんが真似をするくらいになれば大物になった証。 類似製品が出るということは、真似される価値がでてきたということで喜ぶべきことであると思います。

しかしながら、PDCE避雷針のデザインについては弊社で意匠登録がされていまして、同じ形状のものを国内販売することは弊社の知的財産権の侵害となります。 類似製品の名称も弊社の次期製品のために予め商標登録しておいた名称と同じでしたのでこれも弊社の知的財産権の侵害となります。

外国製品を輸入すればなんでも販売できると思うのは準備不足でして、日本国内での販売が知的財産権の侵害にならないことを十分に調査し、侵害になる恐れがあれば、名称やデザインを変更するなどの手間をかけなければなりません。 美味しいことしか言わない外国からのお誘いにホイホイ乗っては危険です。  

まだまだ不十分ですが、先発の弊社が知名度を高めた製品の市場が広がってきたと見るや「二番煎じ」を出してくるのは日本男児の心意気としては如何なものでしょう? 同じ目的ながら、方式、考え方が異なる製品でしたら大歓迎です。 我々の目標は、雷被害を低減することであり、それを富士山頂においてみれば、そこにたどり着く経路は多数あります。 そのうちの一つの経路を開拓してきた訳ですが、これだけが唯一の道とは限りません。 山頂にたどり着くための別のルートに挑戦するなら同じ志を持つ仲間とも言えるので大歓迎です。 

競合する製品が、自分は正しくて相手は間違いという排他的な態度は正しくありません。 富士の山頂へ至る登山道はいくつもあり、自分の道は正しくて他のルートは誤りと言い出したら一神教の「xx原理主義」のようなものです。 日本には神様、仏様からキリスト様まで、いろいろおられるのです。 どれか一つだけが正しいという訳でもなく、どれもみな正しいでいいのです。 そういう意味で、弊社のPDCEと全く別の方式で弊社の製品と競合するような挑戦者であれば大歓迎です。

PDCE登山道は、弊社とその販売店で整備してきた努力があってこそ登りやすい道が出来上がってきたのです。 通りやすくなったその道を一緒にPDCEを担いで登ろうとする同士は歓迎します。 しかし、類似品を担いでくる方は、歓迎できません。 真似して作っただけのものに価値があるのでしょうか? この道は、知的財産権としてある期間、保護されているのですから、類似品では通れないのです。 類似品は止めてPDCEを担いで登りたいというなら歓迎します。


アメリカ海軍の全貌  河津幸英  アリアドネ企画

2016年5月10日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

460ページの大作で写真も豊富。 部隊編成から最新の技術まで米海軍の全貌を解説しています。 元々、月刊誌の「軍事研究」に連載していたものを1冊にして加筆したものだそうで、米海軍の大きさには驚愕です。 何と戦うためにここまで巨大にしたのか? これでは圧倒的に独り勝ちの巨大海軍なのです。 その内容は次のような大艦隊で、かっこの中は日本(横須賀/佐世保)を母港としている数です。

空母  10隻  (1)
潜水艦 72隻  (5)
巡洋艦 22隻  (2)
駆逐艦 62隻  (7)
その他 19隻  (4)
揚陸艦 32隻  (5)
合計 217隻 347万トン空母への搭載戦闘機 1000機

言うまでもなく、空母と潜水艦はすべて原子力推進です(という事は、地震よりも激しい揺れが数日間も連続する大シケの中で82か所の原発が安全に稼働しているということで、原発が地震に弱いなどということはなく、揺れに対して準備があるか、なかったかの差なのです)。 最近、海洋進出の盛んな中国海軍は、185隻/80万トン、ちなみに我が海上自衛隊 137隻/45万トンと比べると、数字ももちろんのこと、その内容も大人と子供の差があります。 。 米国民がトランプさんの「Make America Great again 」とのスローガンに魅かれる理由の一つに米国の世界での地位が低落しているというフラストがあるかもしれませんが、軍事的には米国は Great で、これほどGREATな国は他にありません。 この他、世界中に800か所の米軍基地があるのです。米国民ですら、米軍の全貌を理解している人は少ないのではないのでしょうか? 


これだけの国防支出は、経済支出の面からは米国民の大きな負担であることは間違いないでしょう。 このモンスターを作り上げた自分たちの責任に触れずに、自分で勝手に育て上げたモンスターのエサ代を負担しろという前にモンスターのダィエットをすべきです。

もし、トランプ大統領になって、日本にも応分の負担をさせると言った場合、この巨大な海軍力のどこまでを日本の負担と言うのかが見ものです。 海軍の艦船だけでなく、地球上には800もの米軍基地の経費負担を基地のある国に求めれば、これ幸い、払わないから出て行ってくれという国ばかりです。 これだけの軍事力を世界中に展開しているからこそ米国が世界一であったのを自ら縮小させると言えば、それは、「Make America Great again 」に反することとなり、喜ぶのはロシアと中国で彼らはトランプさん大歓迎でしょう。 しかし、何事もバランス。 これだけの軍事予算の一部を他に回せば、国内には America is Great と感じる人も増えるかもしれません。

以前、会社勤めしていた時には外国人上司に日本の事情が分かってもらえなくて苦労しましたが、そのアホ上司の典型のようなトランプさん、どこまでアホなのか? 怒りを通り越してアホさ加減が楽しみになりました。 米国には大統領となるべき優れた方が他におられるのに、この程度の人物しか候補が出なくなるというのは民主主義の限界というか、世界が破局に向かう加速度を一段と大きくした感じです。 

しかし悪い面ばかりではありません。トランプさんの発言は暴言ともいわれますが、暴論ばかりではないのです。 自分の国は自分で守るというのは当然中の当然のことで、日本国内でもトランプ・ショックで防衛問題を真剣に考える人が増えてくれることを期待しす。 トランプさんのような超現実主義者の前に現実離れした空虚な日本の憲法論などブッ飛びます。 自分の国を守るのは「憲法」ではないのです。 そのような国内の事情など他国にとってはどうでもいいことですし、自らの憲法で自縄自縛になるアホな国は侵略する側には最適なのです。

マッカーサーと日本占領   半藤一利  PHP研究所

2016年5月9日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

かろうじてマッカーサーなる名前が出てくるのは、東京の新橋駅の近辺から虎ノ門に至る環状二号の一部分が開通しましたが、これは70年前の占領下に計画された道路がヤット開通したとのことで、マッカーサー道路という俗称があります。 本書は、日本の敗戦にから7年間、日本を統治した占領軍最高司令官のマッカーサーが東京を離れる話から始まるのですが、戦争に疲れた日本人が新しい時代をもたらしたマッカーサーに好感を持っていた事が伺い知れます。 離日する日は、羽田までの沿道に20万人以上の人が見送りに集まり、羽田には、吉田内閣の閣僚全員、天皇陛下の名代、東大総長、日銀総裁まで見送りに参集し、万歳三唱でお見送りしたそうです。 20万人もの人に別れを惜しまれるという機会を持てる人は今後、現れることはないのではないでしょうか? 当時はマッカーサー記念館を作る話まであったそうですが、それは実現せず、今や、厚木基地に目立たない銅像が残っているだけとなりました。 今は英雄の出にくい社会になりました。

軍隊の役割は戦うことと、占領下においては治安を維持することでしょうが、それよりも大きな日本の国を憲法からして作り変えるという軍隊の役割を大きく超えることを成し遂げるには、軍人の枠を飛び出た歴史観、国家観を持ち合わさねばできない、並みの人間ではできることではありません。 今でこそ日常的になった自爆テロですが、その元祖、神風攻撃をするような日本兵が敗戦時には、陸軍を主体として57個師団257万人、1万6千機の兵力が日本国内に残っていたそうで、この武装解除と共に、天皇制という欧米人には分かりにくい日本の伝統を残しつつ、産業力が壊滅した日本で餓死者も出さず国内を安定させた功績は当時の日本人が働き者であったこともありますが、マッカーサーの功績もそれなりのものがあります。 軍部がクーデターを起こして軍政で治める国もありますが、日本の戦後復興のように成功したものはありません。 日本での占領政策があまりに成功したために、米国はその後、世界の民主化を甘く見過ぎたようです。 リーダーの資質よりは国民の資質の方が大事なのです。

マッカーサーは、陸軍士官学校を開校以来、最も優秀な成績で卒業したばかりでなく、父親も太平洋軍管区司令官という育った環境も社会のリーダーとなるべくしてなったような超エリートであったこともあり、軍人の枠を超えた行政官としても立派な業績を残し、古い日本を残しつつと新しい日本をもたらしましたが、行政官としてのやりすぎ、朝鮮戦争でもたついた責任、大統領選への出馬表明などで本国政府と摩擦をおこし解任されたのですが、日本人にとっては占領軍の最高司令官といえば、当時の天皇よりも力のあったマッカーサーでさえ、本国政府から解任され1週間もしないうちに米国に戻されるそのスピード感にビックリしたそうです。

当時は、憲法も「マッカーサ―憲法」と呼ばれたそうですし、この頃は、古い日本の法律がすべて根底から変えられてしまったのは「戦勝国」といえどもやり過ぎの行為でした。 憲法のみならず、学校教育の基本も米国の様式が持ち込まれ、その「生きた化石」が今も残っています。 それはPTAです。 Parents Teachers Association、悪い組織ではありませんが、この英語名称をそのまま残した無神経さはいかにもアメリカで、それをそのまま受け入れてしまう日本もいかにも日本。 今や、PTAという名称は全国の学校に残り、その名称の由来も気が付かないほど社会に溶け込んでしまっています。 息子が学校に通っていた頃、PTA役員というのはなり手のない不評の役でしたが、私は、占領軍の置き土産のような「PTA]という名前自体が気に食わず、役員をするならこの名称の改定から始めると言ったところ、波風を嫌う校長先生からPTA役員に適格ではないとされ、PTA役員の役は回ってきませんでした。


飛鳥II の出港

2016年5月6日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ふと外を見ると「飛鳥II」が出港するところでした。 このタグボートのプロペラからの水流、前方に流れ、タグボートが後進をかけているのが分かります。 岸壁に接岸している船の舳先を外に向けねばなりませんので、このタグボートが引っ張っているのです。 タグボート、というのは私の目指すところです。 船体は小さいのに力持ちで、自分よりも大きな船を押したり、引いたり、自分もタグボートの様でありたいといつも思っています。 ズングリした形だけはピッタリ同じなのですが。。。

最近の船の中には「サイドスラスター」という船の前進方向と90度の角度で横向きに取り付けられたプロペラがあり、推進方向と90度の向きに力を加えられますから、接岸/離岸の場合にタグボートの力を必要としません。 船首付近についていれば、「バウ・スラスター」、船尾付近についていれば「スターン・スラスターと呼ばれ、船体を横に貫通するトンネルに取り付けられているので、船体を右にでも左にでも動かすことができます。

地球深部探査船「ちきゅう」の見送りに行った時も感動的でした。 「ちきゅう」には、サイドスラスターの他、船底に360度回転する推進ポッドが6基も付いていて、その方向を岸壁の方向に向けると、あの6万トン近い大きな船体が横に向かって動き、岸壁から平行移動するのです。 まるでジャンボ・ジェットの垂直離陸でも見ているような感じで、あの巨体が360度、どの方向にも動けるというのはスゴイことです。 これは、海底をボーリングする際に海中や水面での潮の流れや風に対抗して海底のボーリングをしている穴の真上に位置し続けるための機能です。

国連旅館に泊まった日本一家  憲法記念日を前に

2016年5月1日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

久々の家族旅行で「国連旅館」に泊まると、案内された部屋は二間続き、洋風に言えばスイートルームで、一つは「個別自衛の間」その奥に「集団自衛の間」があり、「どうぞゆっくりと二間をお使いください」と案内され、今まで一間きりの生活に慣れた子供とお父さんが「広い部屋はいいな」と言いながら、「集団自衛の間」入ると、お母さんが大声で、「そっちはダメよ。 我が家の掟(オキテ)では一間しか使ってはいけないの」と金切り声をあげました。 「二間あるんだから、使えばいいじゃ」と思うお父さんをしり目に我が家の掟を主張するお母さんは、今までの生活様式が変化することが心配で、「集団自衛の間」には足を入れようとしません。 国連旅館では全ての部屋を二間続き「個別自衛の間」と「集団自衛の間」で用意しているのですが、数多いお客様の中で、「日本一家」だけが、二間は必要ない、個別自衛の間だけでよいと頑張るのです。 

このお母さん、世界の動向など無頓着、ただただ「我が家の掟」だけを守り続けたいのです。 日本語の「守る」には、「ルールに従う」という意味の「守る」も、「防衛」という意味での護るも同じ「マモル」という発音で、掟というルールを守ることは必要ですが、これを時代に合わせた改定からも「護って」、絶対に変えてはいけないと思い込んでいるのです。「ルールは守らなければならない」と言う共通理解がある中で、これを改訂しようとするとまるで、ルールをマモラナイ悪者のように聞こえてしまうのが日本語の曖昧な所です。

この国連旅館、お客の懐具合を見て料金を決める悪徳旅館でして、日本一家は、実際には一間で生活するくらいの質素な生活なのですが、数多い国連旅館の客の中で上から2番目の高い料金を払わされているのです。 この旅館を仕切る常連の5か国にはさらにもう一部屋多い、3間続きが用意され、普段はあまり開けない扉で仕切れらえた先の部屋は「侵略の間」でして、常連のお客様は、国連旅館のお許しもなく勝手に「侵略の間」を使う特権も残しています。 この旅館では全て御常連様たちの御意向で決められていますから、御常連は好き勝手のし放題。チベット/ウィグル、ウクライナ、イラン/イラク/アフガンなど、御常連のそれぞれが勝手に「侵略の間」を使おうと、国連旅館は何もできません。

この旅館、元々は会員制のクラブで、日本一家に対抗して「勝ち組」の方たちが結束した会員制クラブであったのを日本が無理やりお願いして会員になったもので、日本一家には未だに「負け組」のレッテルが張られたままです。 そんな中でも、負け組ニッポン一家は、お人好しさを発揮して、他の会員さんのお役に立てればと涙ぐましい努力をして国連旅館をサポートしています。

世界中には200以上の国があり、紛争などいくらでもある中で国連といえども紛争の仲裁をする権限などなく、自分の国は自分の経済力/外交力/軍事力で相手の挑発を防ぐしかありません。 憲法という国内向けの論理で決めるのではなく、海外の情勢から判断せねばなりません。 安保法制が違憲かどうか憲法学者の意見を聞くなど愚策中の愚策。 こんなに問題のある憲法について今まで何一つ改善案を提起してこなかった憲法学者など偉そうな顔おして文句を言うだけで全く無用。 ご意見をうかがう価値などありません。 学者先生のご意見は、国内にだけ目を向ければある程度正しくとも、日本を取り巻く状況から判断すると正しくはありません。 国内の論理だけでなく海外情勢との複眼で判断すべきものです。


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