株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

ドーピング級を設ければ?

2016年7月29日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ロシアのドーピングが問題になっていますが、ツマラン話です。 元々はアマチュア・スポーツの祭典と言われていたオリンピックですが、今や世界レベルの競技に臨むスポーツ選手で純粋なアマチュアは絶滅危惧種になりました。 競技が興業的になっていない種目でさえ、その選手は「プロ並み」に毎日の生活からしてトレーニングに没頭し、それゆえ、生活も補助された準プロ選手ばかりとなりました。 日常生活を競技に没頭しなければ、世界で戦えるレベルにはならないのですから、その競技が興業的になっていなくても選手自体は、オリンピック選手レベルでは、普通の人間の普通の生活の枠をとっくに超えて、特別なアスリート社会になってしまいました。 ドーピングしていないと胸を張るスポーツ選手のも日常生活は、薬物こそ摂取しなくても一般市民の生活から見れば「強化選手」という恩典は社会的ドーピングを受けているのも同じなのです。

観客側の一般人も今や普通の食事では不十分で、筋肉を付けるためにのプロテインは、スポーツ店や薬局などで販売していますし、筋肉の弱った高齢者向けに筋肉増強アミノ酸が通販で販売されている時代です。 食事だけに頼っていた時代からすれば、普通の人でも日常的にアミノ酸製剤を摂取し、世界中が「軽度のドーピング症候群」になっている時代です。

一般の人さえプロテイン製剤を摂取する時代ですから、スポーツ選手に対し、特定の物質だけ禁止したところで、地球全体が軽度のドーピングに冒されているのですからあまり意味があるとは思えません。 それなら、ドーピングを認めて「ドーピング級」を設け、人間の限界に挑む姿も見てみたいものです。選手自身の健康問題は、個人の自己管理/自己責任の範疇でしょうから、ドーピングしていてもいなくても、観客に危害が及ぶ問題ではありませんから、選手の自己判断に任せます。100mも9秒台で楽々走る人ばかりが集まるかもしれません。

ドーピングしていない選手に不公平と言われるかもしれませんが、オリンピック・クラスでは、スポーツ選手自体が既に優遇され「普通」レベルを超えているのですから、一般の人から見れば、ドーピングがあってもなくても同じようなものです。選手個人には自己記録が大事でしょうが、一般の観客からは、単なる「見世物」ようなものです。 というと「神聖なスポーツを冒涜するものだ!」とか言われそうですが、商業主義に支えられるスポーツが神聖だなどとは思えませんし、今やオリンピックは、ただの国別対抗運動会という興業ですから、普通の生活のはるか先の存在として「非ドーピング級」「ドーピング級」と分かれて競技すれば良いことではないでしょうか。 ドーピング自体を極悪人扱いするのは、本当は自分たちも清らかではないオリンピック業界が分かり易いスケープゴートを仕立てて、ヨイ子ぶっているだけの事のように見えます。

時代遅れ  ポケモンGOの何が楽しいのかサッパリ分からない

2016年7月28日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

歳、時代遅れ、体力の限界、そういうものを感じる事はあまりないのですが、今回のポケモンGOについては「時代遅れ」をつくづく感じます。 あのゲームの何が楽しいのかサッパリ分かりません。 しかし、世界中で多くの人が夢中になっているとのことで、世界の大多数が楽しんでいる事であればそれが世界の普通の姿なのでしょう。それが分からないというのは、やはり、時代に乗り遅れていると認めざるを得ません。 自分の判断の軸が実は時代遅れになっているというのは残念ですが、仕方ないことです。

しかし、楽しみが分からない負け惜しみではありませんが、せいぜい中学生程度であれば、あのようなゲームに興じるのは仕方ない事と思いますが、大学生と思しき青年や、いい歳をした社会人までが夜中にまでポケモンを求めて公園を徘徊するとは、これは「ポケモン」ではなく、「ボケモン」現象と言っても過言ではないでしょう。 そこまで言ったら「パワハラ」と言われるでしょうが、弊社の社員がこのようなゲームに勤務中に夢中になったとしたら、即、退職勧告します。 これは「ポケモンGO」だけの話ではなく、スマホゲーム全般についての話でして、子供であれば仕方ありませんが、いい歳をした大人がするにはあまりに幼稚ではないでしょうか。 

短い人生の中ですべきこと、学ばねばならない事、沢山ありすぎますが、そこに優先度を付けると、スマホゲームなどで費やす時間はないはずです。 人様の役に立つような製品をコツコツ作る会社の株価よりも、このようなゲームを作る会社の株価ガ高くなってしまうというのは、全てがお金で決まってしまう資本主義のなれの果て、人類に明るい未来はない事を示しているようです。 大人が大人としての自覚もなく、ただただ生活年齢だけを重ねてしまった「幼児大人」の増加も国を超えた世界的な問題であるようです。 これも人類の未来には明るい材料ではないでしょう。

というと、怖いオジサンのように見えるでしょうが、本当はそれほど怖いオジサンではありません。。。。


警備会社様の「浸水警備」ビジネス

2016年7月27日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ある警備会社様が地下街への落雷防止のビジネスを始めると追う新聞記事がありました(日経産業 7月22日)。 これから気候の変化が過激となり、今までは防災といえば地震対策ばかりでしたが、今後は浸水や落雷への対策が重要になります。 弊社は、新しいビジネス・モデルとして「浸水警備」「落雷警備」「雷警備」を商標登録し、新しいサービスの提供を計画しています。

「落雷警備」「雷警備」は、落雷により被害に対抗するためのもので、PDCEを購入し、設置するとなるとそれなりの一時金が必要になりますか、これをリース会社様と提携し、毎月定額のお支払いで導入の障害を低くすることを目指します。

「浸水警備」は、浸水が発生しそうな場合に、止水板を所定の場所に搬入し、それを取り付けて浸水を防ぐビジネスで、無人施設や高齢化で止水板の設置などできない高齢世帯を対象とするものです。 床上浸水などしてしまったら後片付けガ大変なだけでなく、浸水で汚れてしまった家で生活するのは誰でも嫌ですから、このようなサービスが受けるのではないかと思いました。 ただ、弊社単独では荷が重く、どのように実現するかが問題です。

都内のオフィス・ビルでも浸水対策については何も考えていない所が多く、地下への階段などはオープンな構造がほとんどです。 地下に降りる階段は、3方を腰壁とし、階段の降り口は止水版を設定できる構造にすべきなのですが、デザイン優先のせいか、怖いもの知らずのせいか、殆んど無防備な所が多いのが現状です。 都内では地下鉄の入り口などの一部では浸水対策を見受けます。

今まで、警備会社様が「警備」するのは主として犯罪でしたが、資産を脅かすものはドロボーだけでなく、今後は自然災害です。 今回、警備会社様が災害対策のビジネスに進出したのは嬉しい第一歩です。 私の案は時期的に早すぎるものが多く、中々受け入れてはいただけない場合が多いのですが、浸水対策のビジネスは、方向としては間違っていないことを再認識しました。 さすが、警備会社の基礎体力があれば直ぐにでも始められるビジネスで先を越されました。体力のある大きな企業が羨ましい限りです。 弊社はこの他にもアイデアだけは豊富にあるのですが事業規模から実施できないものばかりです。

横浜大落雷 7月4日

2016年7月26日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

3週間前の話ですが、横浜の東京湾に面したところで、大規模な落雷がありました。 たったの30分間に弊社のある横浜ランドマークタワーを中心とした半径5kmに300発以上の落雷がありました。 下の図は、ランドマークタワーを中心として、x 印が付いているのは、落雷のあった場所です。 ただし、残念ながら、落雷地点はドンピシャでは分からず、500m以内の誤差を含んでいます。

この落雷情報は、フランクリン・ジャパンという会社が日本中の落雷地点を365日、観測しています。 そんなことを観測して、商売になるのか? とお思いの方、もし、近所への落雷が原因で家電製品が壊れた場合、火災保険で落雷被害をカバーできますが、その時に自宅近所で落雷があったことを証明する「落雷証明書」なるものを発行してくれます。

直撃雷を受ければ、火災が発生しますし、誘導雷で被害を受けるのは電気製品ですが、これが昔はエアコン/TV/冷蔵庫だけであたのが屋根の上のPV(太陽光発電)、ガスによるエネファーム、EV(電気自動車)まで、被害を受けそうな対象は広がっています。

今回はは、先日書いた内容と重複しますが、今回は横浜ランドマークタワーを中心とした落雷発生図を添付します。  一番高いランドマークに落ちていないではないか? と思われた方、落雷は常に高いものに落ちる訳ではありません。 また、この落雷地点の表示【X印】は最大で500mの誤差を含みます。 ある施設に落雷したか否かは、その施設の所有者しか分かりません。


海洋研究開発機構 「かいれい」

2016年7月25日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

土曜の午後、外を見るとナント! JAMSTEC(海洋研究開発機構)の深海調査研究船「かいれい」が大桟橋に停泊していました。 この船で追浜から仙台まで4泊の航海に乗せていただいたことがあります。 船尾にある大型のクレーンで無人探査機「かいこう7000II」を下ろすのを数回、見学しました。 陸地が見えなくなる迄、外洋にでたことはないので、四方が海に囲まれた風景は新鮮でしたし、初日の夜は船酔いでグッタリしていましたが、2日目からは元気になり、とても充実した航海を経験しました。 

「かいこう」は、直径10cmほどのケーブル1本で「かいれい」と繋がれています。海中ではケーブル1本で十分ですが、船上でそのケーブルで吊るすことはでききません。「かいこう」を海に下す時、色々な項目を点検しながら進めるのですが、空中重量と海の中での水中重量が大きく異なるため、船上から吊るして海中に入れるまでと、浮上してきた「かいこう」を船上に吊り上げる時の手順が非常に複雑なのです。 それを指揮する一等航海士と乗組員のテキパキとした見事なチームワークで、太平洋の片隅で人知れず行われているこのような作業まで、日本の国のレベルの高さを感じました。

この写真、撮影したのは土曜日ですが、あくる日の日曜にはもう、出港していました。


大橋巨泉/野坂昭如のメッセージ

2016年7月22日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

戦争を実際に体験した方がドンドン少なくなってきています。 戦争体験者からの「戦争は絶対にいけない」、辛い体験から出てきた言葉は本物であると思います。 私も母から東京大空襲やその後の疎開生活の辛さなど、よく聞かされました。岐阜での疎開生活で意地悪をされて辛かったと叔母などは未だに岐阜県が大嫌いだそうです。 岐阜県民が意地悪という事ではなく、当時は誰もが自分の生活を守るだけで精一杯、他人を思いやる余裕など無かった故の事でしょうが、70年を経ても変わらぬ思いというのは、さぞ辛かったのでしょう。 野坂昭如さん、大橋巨泉さんなどからも戦争をしてはいけないという強烈なメッセージを受けました。 そのお言葉だけ切り取れば、これは「真」でして、同意します。 しかし、その他の状況という背景を変えると、必ずしも「真」ではなくなります。 少なくとも、自分の側から仕掛けることは絶対にいけませんが、戦争は相手のある事で、「反対」と唱えていれば発生しないというものではありません。

戦争に反対だから相手から攻められても一切の抵抗をしない、相手に何をされても絶対に手向かわず、戦うことを忌避するというのは、少し違うのではないでしょうか? 日本の仮想敵国は、新疆ウィグル、チベットなど外国の目の届きにくい所では、虐殺、漢民族による同化政策で地元文化を破壊している実績があり、最近では沖縄独立会議なるものを北京で開催し、明らかに日本侵略を企んでいるのです。 このような相手にまで「不戦主義」を貫き、戦うよりは侵略され、征服された方が良いと仰せでしょうか? 植民地化されても良いので、戦争はするな  とでも言うのでしょうか?

南シナ海に於ける九段線など国際法で違法とされても、それを少しも尊重せず、全て自国の事情で押し切る、このような国による侵略に対しても「戦ってはイケナイ」と主張されるのか? 自分の家族が目の前で暴行されても戦うよりましだと言って受け入れるのでしょうか? そのような事を主張するのは「平和主義」を勘違いし、敵国に寝返った反日日本人か、あるいはただのアホウかどちらかかと思います。

戦争を防止するには、相手がそのような野心を抱くことを挫くだけの戦力と国民のしっかりした意思が必要です。 戦争が嫌であればこそ、軍備だけはシッカリとしなければならないのです。 「戦争は嫌だ」「だから軍隊もいらない」「憲法第9条を守れ」と言うなら、ガンジーのように、非暴力/無抵抗で立ち向かう覚悟はあるのでしょうか? 私は、そのような道連れにされるのはゴメンです。 戦いでどのようにひどい目に遭わされようと、無抵抗で日本を引き渡して言い訳がありません。 戦わないことを最大の「徳」と考え、日本という国土に執着がないのなら、そのような方たちには出て行っていただいた方が良いのです。 

少なくとも国会議員であれば、あるいは東京都のトップを目指すのであれば、実際に増加している領空侵犯や領海への軍艦の立ち入りなど、どのように防ぐのか具体策をお伺いしたいものです。 単に「戦争反対」と唱えていれば、相手は出ていくとお思いなのでしょうか? 戦争に反対すればこそ、インチキ憲法を正し、他国と同盟し、軍備を増強せねばならないのです。 もはや自国と言えども単独で護るのは困難な時代になりました。 よもやトランプさんが大統領になる事はないでしょうが、米軍抜きの日本単独の防衛には相当の費用が必要になります。 しかし、ヒラリーさんが大統領になっても中国を牽制する勢力にはなりません。 どっちみち、中国からの脅威が増加する事態になります。 大きな戦いを防ぐために小さな戦いが発生することは覚悟しておかねばならなくなることでしょう。 ご自分の影響力を考えたら、単純に「戦争はイケナイ」などと軽々に言って欲しくはありません。

デフレの元凶は心の委縮

2016年7月21日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

色々なお客様をお訪ねして感じるのは、「精神の委縮」です。 大きなトラブルを起こさないよう、目立つことはせずに、コジンマリと無難にやり過ごす。 ご自分の所得水準と比較してしか考えないので、すぐに価格が高いと言い出す。 そんな高価なものを買う訳がないと、最初から否定されます。 価格の事を最初から言い出すお客様は、相手にするべきではありません。 最初は、価格に問題の無い層に売り込み、そこが終ってから、価格に敏感な層を狙うべきです。 価格は、その絶対値で高い安いが決まるのではなく、自分のとってどのような価値があるかで安い/高いが決まります。 何も護るべきものを所有していなければ、それを保護するものは不必要ですが、費用をかけても護りたいものがある方もおられます。そういうお客さんの見極めが大事なのです。 

サラリーマンは、自分の経済のスケールで物を考えてはいけないのです。最近、JRさんの売り出した特急列車の旅、3泊4日で97万円の旅に応募してきた人が多く、70倍を超す競争率とのこと。 以前、あるデパートの外商部の方と話をした時、「私のお客様は、100万円くらいはナントも思わない方ばかりです」とのことでした。 普通のマンションの売れ行きもよくないそうですが、例外は億ションで、これは売れ行き好調だそうです。そういう人たちも世の中にはおられるのです。こういう高額所得者の消費行動は、サラリーマンが自分の所得水準の領域から考えていては応えは出ません。

某車メーカがその会社の最高級のクラスの車を企画した際、世の中の贅沢というのはどういうものか、カタログ数値を比較しているだけでは理解できないということで、設計チームに世界の最高級ホテルを体験させてそうです。 飛行機ももちろんファーストクラスでしょうね。 バブル時代の過度な反省で「清貧の美徳」などと言われたことがありましたが、経済というのは縮こまっては行けないのです。 いつも大風呂敷を広げるくらいの話でなければなりません。

ところが、世間の報道では人の心を委縮させる話題、それもインチキ数字で将来への不安を掻き立てています。 一人当たり、800万円の借金であるとか、無いものまであるかのような説明がされています。 国債の残高がGDPの230%もあると言われてもビクツク心配などありません。 GDPというのは一年の間の数字ですから、これはいわば年収の2年分というだけのことで、普通、若いころに住宅を購入する時の借金といえば、年収の2倍どころでは無いはずです。 どういう訳か、国民の消費行動を抑制することを目的にしているような報道ばかりが目立ち、これでは個人の消費も抑えられてしまうし、会社の中でも縮こまった発言しか出なくても仕方ありません。

国民の心のレベルがデフレである限り、いくら財政政策をしても効果がでるとは思えません。将来に対して過度な不安を抱かないような政策。 それに期待できなくても、個人レベルであっても、将来への心配などすることはありません。人間の命は誰でも有限であり、いつかは最後を迎えます。 最後を迎えた時、財産が100億円あろうと10円しかなくても、あの世にまで持っていける訳でもないのです。 その辺りの覚悟ができないで、将来に不安を抱いていても仕方ありません。 何が残せるか残せないかはどうでも良く、生きているうちを精一杯、元気に生きるか、周囲を気にしてコジンマリと生きるか? 心の持ち方一つの話です。 私はどうか? 財産など残さないと居直ってしまえば気が楽になります。


偏屈オヤジの治療は困難 バカは死んでも治らない

2016年7月20日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。仕事の関係で、そもそもPDCE避雷針に興味を持たれるような方は概して好奇心の旺盛な方が多く、ご自分でも非常にユニークなものを取り扱われている方もいらっしゃいます。 ところが、この新しいもので病気その他、体のトラブルに関するものですと、効能をうたい文句にしてはならないのです。それをするには、薬事法という法律で決められた手続きでどこかの病院にて臨床試験をして効能を確認した上でなければならないのです。これはインチキ薬の氾濫を防止するという点では御もっともな法律です。 どこかで規制が無ければ訳の分からない薬や療法が蔓延してしまいます。ところが、この規制が強すぎても新しいものの芽生えを摘んでしまう可能性もあります。 薬事法に従って認可を得るには、大学の先生のもとで、臨床試験をして効能を立証せねばならないのですが、それには時間も費用も必要で簡単に得られるものではないようです。 そこで医薬品ではなく、化粧品であるとか清涼飲料水などとハードルを下げて販売していたり、最初から医療目的であるとは言わない機器を製作して販売したり、レンタルされています。では、それらの「化粧品」「清涼飲料水」「ただの機械」の効果はどれほどの物なのか? 理屈を聞くと「??」という部分があるのですが、それは単に自分の無知から発生しているだけかもしれず、また、全てが科学で証明できる事ばかりでもないので実際に効果があってそれに満足している人がいるからこそリピータも増えているという事実だけ見れば、それなりの効果があるのでしょう。

私は性格が悪く、薬などどれも効かないと思っていまして、具合が悪い時に薬を飲む目的からして治りたいから服用するのではなく、その薬が効かないという事を証明したいがために飲むのです。 そして、「ホラ、ヤッパリ効かない」と証明したいのです。せっかくお金を払って買って飲むのに、最初から効かないと信じて飲むと本来効く薬も効きません。 今までもサプリや医薬品、ひざ痛に聞くというものを色々試しましたが、効果のあるものなどありませんでした。 膝は痛いままですが、「ホラ、やっぱり効果なしだ」という点では満足しています。 「病は気から」という言葉があるように、効果があると信じて服用しなければ、お金を捨てているようなものかもしれませんが、薬やサプリの効用は精神的なものに左右されるようでは効果はないものと思っています。

そういう意地悪な観点で、ある治療器具【正式には「治療」という言葉は使用していません】に挑戦中で、その結果は、「ホラ、ヤッパリ効かない」となるのか気持ちに反して体には有効なのか、結果が楽しみです。 心の片隅には「治りたい」という気持ちはありながら、素直に「治りたい」と言わずに「治るものか」と後ろを向いてしまう。物理的に摩耗した部分が薬やサプリで治るわけがないと思うからです。 偏屈は損を覚悟のうえですが、「バカは死んでも治らない」を実践しています。

学びの基礎は好奇心

2016年7月19日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」というリンカーン大統領の言葉ですが、その水を飲まない馬に如何に水を飲ませるか。。。教育とはそういう努力であると思っていた時代もありました。 しかし、最近はクールになりまして、水を飲もうとしない馬は放っておけに変化しました。 今や、情報を取得する手段は色々あり、押しつけがましく教えようとせずとも、学びたい側は勝手に学ぶ。 幼少期においては、その学ぶことの大切さを教えることが重要ですが、それを理解しないまま大人になってしまった場合にはお気の毒です。

教育のモデルも、古典的な学校では人生の先輩である師が自分の得た知識の一部を切り売りするモデルでしたが、最近は、世界にある情報にどのようにアクセスできるのか、その手段さえ教えれば、あとは何をどう学ぼうと学ぶ側の責任というモデルの学校もあるようです。 学歴という面で公的な経歴にはなりませんが、単に知識の獲得だけでといえば、世界中の大学での講義をネットを通じて見ることができますから、ネットの活用で時間的、地理的な条件もゆるくなり、単に知識の習得という点では学ぶことの壁は低い時代になりました。 本屋さんでも専門書の充実ぶりは私の若いころと大違いです。 昔の専門書は、著者の先生がご自分の見識をこれでもかと専門家向けに披露する類が多かったのですが、最近は、初心者にも如何に分かり易く説明するかといった観点でまとめられ、そういう初心者用の入門を見て「ああ、そういうことだったの」と今更ですが思うことも多々あります。 「学び」の垣根はずいぶんと低くなりました。

この「学ぶ」というのは学校時代だけの事ではなく、会社勤めをしている間もつきまといます。 若い時代に学校で学んだ知識など実社会では直ぐに陳腐化し、大事なのは、自分で何かを学んでいく学習能力です。 学校教育は、この学習能力を会得するための訓練であり、学校で学ぶこと科目自体に必ずしも価値がある訳ではないのです。 ところが、その履修科目自体に意味を見いだせないという理由で学ぶこと自体を放棄してしまいす。 これはもったいないことです。 つまらない、時にクダラナイと思える内容であっても、それを時間内に学習し会得するための訓練なのですから中身に付いてツベコベ言わずに学習すべきです。

仕事の上でも、新しいことは次々に発生します。全てが自分の得意とする分野の延長上ではなく、新しいことを学ばねばなりません。 業界や取引先の状況や動向などに配慮することも学習能力の一つです。仕事で多くの人と接して情報収集能力の高い方、情報に無頓着な方、人それぞれですが、仕事の成果と情報への感度には大きな相関関係があるように見えます。 学習能力の高さは調査力の高さとも言え、どのような質問をどこまでしてくるか。。これはしつこいほど良いのです。 分からないことをそのままにしておくより トコトン、質問してくる方の方が信頼できます。 成果が出るまでに多少の時間はかかっても、近い将来には絶対に成功すると思います。 おおもとは好奇心でしょうが、そこから何かを学び取る学習能力、そして調査力。 質問を繰り返ししてくれる方は私にも刺激となり、大いに感謝いています。 好奇心のレベルがTV番組の内容程度で終わっているのは高校生のレベルから発展していないとも言えます。 芸能界やスポーツ界のことなどどうでも良く、自分の仕事に対する好奇心が低レベルであるのは如何なものでしょう。 イチローのストィックなまでの自己鍛錬。 あれは、サラリーマンも見習うべきです。

大した中身のない私のブログにさえ毎日目を光らせてくださる方もおられて、何か報いる重要な情報を提供したいとも思いますが、変わり映えのしない内容で申し訳ありません。

変人の勧め

2016年7月15日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日常生活が便利になり、何をするのも容易になり、世の中の疑問の全てが解明されてしまったような誤解をいだき易いのですが、世の中には前提条件として、当たり前、分かり切った事、とされている事も、私はへそ曲がりですから信用しないようにしています。 信用しない理由は、単に無知、アホというだけのことかもしれませんが、自分の直感を信じるからです。 その一つが光の速度。 真空中の光の速度は一定で、メートル法の1mの根拠になっているくらいですから、世界中の英知が認めた事実なのでしょうが。。。

しかし、太陽光は太陽の中の核融合で生じ、膨大な熱エネルギーと共に発せられ一部が地球に到達する。 このエネルギーの大きな太陽光と、乾電池という限られたエネルギで発せられる明かりが同じ「光」だからと言って同じ速度であるとは信じ難いのです。 単純な比較で、火薬の量が大きい銃と、火薬が少ない銃から発射された弾丸の速度は、大きなエネルギーで発射された弾丸の方が速いのは当然で、そういうニュートン力学の限界かも知れませんが、量子論では光速は一定で説明されているのが胡散臭いのです。 米国にも進化論を信じず、学校でもこれを教えない州が少なからずありますので、私が光の速度について信用しないというのも同じようなものでしょうか。 CGでは、輝度は光子の数で決めたりしますが、光子一つの一つの輝きが同じと考えるのはCG上で便宜的には分かり易いですが、実際の物理現象ではそうはならないかと思います。

先日終った参議院選挙。 これは人間社会の事ですから、胡散臭いことだらけでした。 少しも具体的話がなく、「一緒に前へ進みましょう!」と言われても前に進むとはどういうことなの? 消去法で残ったのは、他がダメだから仕方なしの今までの流れを支持しましたが、民主主義の選挙というのは実に低レベルの選択方法で、これを真面目に真剣に議論するのもバカバカしい位です。 次は都知事選ですが、自分の顔をジックリ鏡の前で見て、自分が都知事に相応しいと思っての判断とは思えない、「お前は鏡を見たことがあるのか?」と聞きたくなるようなツラが並んでいます。 美男美女の見かけの事ではありません。 生き方が顔に表れる、そういう観点での話です。 まあ、元気であるという点では評価できますが、世の中は図々しい人が多いものです。 これは選挙に出馬する人種に関してで、普通の人は概して、控えめでマジメです。

何事も最初は疑う事から始めるべきです。 疑うということは、相手の説を否定することですから、その根拠がなければなりません。そのためには自分で勉強し、見識を高めねばなりません。 また、相手に対立することですから、心の強さがなければできません。 偏屈で通すには強さが必要で、これは実際は疲れることなのですが、世の中は、自分と同じ善人と思うとトラブルに巻き込まれます。 渡る世間は鬼ばかり。。。と思っているくらいが安全です。 日本人が概して人が好過ぎる傾向にあると思います。 外人と伍してやっていくにはチョット、キャラが弱いのです。 日本人はもっと変人である事を志して丁度よくなります。

世論調査での憲法肯定論について

2016年7月14日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先の選挙での出口調査で、憲法改正について、約1/3の方が反対とのことでした。 「平和憲法」というインチキ称号に騙されている方が多いのではないでしょうか? あの憲法の何が「平和」なのでしょう? おかしなところは多々ありますが、第9条だけでも変更すべき理由はあります。

「戦争を放棄する」「兵力は持たない」と憲法にあっても、実際は自衛隊という名の軍隊を有し、その組織の名称や装備品の名前をいくら呼び変えても、立派な軍隊なのです。 どこの独立国でもあるのが当たり前の「軍隊」なのです。 「戦争の放棄」「軍備を持たない」を言っているから「平和憲法」というのは余りに単純です。 第二次大戦の後の平和は米軍という後ろ盾があったからであり、この憲法のオカゲなどではありません。

解釈という手口で文面以上の事を認めたら、憲法を少しも尊重していないのと同じです。 憲法を守れ、立憲主義だと騒いでいる方々の安寧も憲法違反で保たれているのです。実存する自衛隊を解散するか、憲法を変えるかしか整合の道はなく、どっちも嫌だから憲法を変えずに解釈で軍隊の存在を認めるなどと方便を使った状態が異常なのす。変化を恐れて何もせず現状を容認し続けるのは無責任なことです。

米軍が撤退すると、フィリッピンの領海にまで進出し、埋め立てをし自国の領土であると言い切る国が隣国にあるのです。 自国を護る軍隊がなければ、平気で他国を侵略するのです。 このような状況にありながら、日本の軍隊を解散しますか? 他国を侵略する国がある事を理解しながら、自分の国は戦争をしない、戦争をするななどと言うのは仮想敵国「中国」を喜ばせるだけです。 「国」の基本は「言語」と「領土」。 日本語の使用を辞めて英語を公用語に使用などというのは「売国行為」ですし、領土を守るよりは戦わないことを選ぶなどというのも「売国行為」。日本には不要な人々です。

一つのルールの下に共存するという理解はなく、自分の気に食わない裁判の判決には従わない。 米国の西部開拓史にはそういう無法者一家が存在しましたが、未だに自らを大国と称しながらこれと同じ行動をする隣国が軍備を拡張する中で、何を「平和憲法」だなどと能天気な事を言っておられるのか? イスラムのISをひどい国だと言いながら大国が武力で領土拡大をしているのはISと少しも変わりません。

日本のしなければならないことは、日本の領土を侵略する国があれば断固戦う事を宣言し、活動の法的根拠をキチンと整備し、軍隊を増強することです。 軍備のバランスの中でしか、世界の平和は保てないことを理解すべきです。「平和憲法」などというお経を唱えても何の役にも立ちません。 武力による戦いは控えるとしても、国際ルールに従わない国には、経済関係を縮小するなど断固たる対抗策をとるべきです。 国際ルールを無視する国とは同じゲームはできません。クリミアへの侵略でロシアに制裁を与えたり、ISに対する軍事行動と同じように、世界の常識に反する活動には断固たる処置をすべきです。中国との関係を経済優先で考えるのは間違いです。 かの国とは距離を取る方向へとかじ取りすべき時です。平和憲法などというぬるま湯に浸かっているいる時代は終わりにして日本も覚悟を決めるべきです。

海の教科書  柏野祐二 ブルーバックス 講談社

2016年7月13日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

船というのは時に人の人生よりもさらに数奇な運命をたどることがありまして、その筆頭は「宗谷」です。 昭和初期にソ連からの注文で砕氷貨物船として建造され、商船として活躍中に魚雷を受けても沈まず、第二次大戦を生き残り、それを海保で巡視船として使用していましたが、さらに改装して南極に6度も行ったのですから今思えば驚きのご長寿なのです。私が子供の頃、何回か南極で氷に閉じ込められソ連の砕氷艦に助けてもらったことがあるこの船を、横浜港に見学に行った時には大きな船と印象でしたが、最新の南極観測船「しらせ」【12,000トン】から比べると、この船で南極まで行った先達の勇気に感心します。 日本の南極観測が始まった頃は日本も貧しく、それでも南極にまで行くというので国を挙げて応援し、最初の航海の出発時には晴海頭頭には1万人もの見送りがあったそうです。 今は、船の科学館で静かに余生を送っています。

観測船「みらい」も同じく、数奇な運命の船で、日本でも原子力船を作ったことがあったのです。放射線の事故があり、結局、原子力船としては活躍できずに、原子炉を下ろし、船の後部はディーゼル線として作り変え、現在は海洋研究開発機構の観測船として立派に活躍しているのです。 原子炉を搭載する位ですから、相当頑丈に作ったことでしょう。砕氷船ではありませんが、耐氷構造の大型船なので世界中の海に出かけることができます。 原子力船「むつ」が退役した後も、観測船として立派に海洋観測の役に立っているのは嬉しいことですし、日本が海洋観測で世界に貢献しているというのは日本人としての誇りです。 どこぞの大国が経済と軍事力で近隣の国々といさかいを起こしているのを見ると、このような地道な海洋の研究で貢献してこそ大国なのです。 お金にならない事でも地道に研究することが大国の役割で、こういう貢献を日本はもっと誇っても良いのです。

この「みらい」で、20回も航海に出られた柏野さんが海について解説した本で、「みらい」ということで大いに興味を引きました。 日本は海に囲まれた島国でありながら、海に関する教育、人々の関心もイマイチ、海は夏場の海水浴くらいにしか興味もなく、日本では海を利用した貿易で生きているのに、船員へのなり手も少なくなり、大型ロケットで派手に打ち上げられる宇宙開発に比べれば、地味なのです。 ノルウェーでは人口が600万人弱ですが、ヨットの登録は100万近くあるとのことで、流石、バイキングの子孫という感じがあり、日常的に海に親しんでいます。 それに比べると日本の海への関心というと、せいぜい食べ物としての「お魚」なのが淋しい限りです。

本書は、海洋観測の歴史から、観測に使用する道具、海水の性質、波、潮汐、エルニーニョと海の疑問について一通りの解説があります。一冊で万遍なく海について知るには絶好の書です。 同じブルーバックスの中で、「津波と波浪の物理」、「海洋と大気の物理」は、波長と水深の関係や地球規模での「流れ」の話が主ですが、海洋観測を自らしてきた体験の中から大きなとらえ方で海をについて教えてくれます。 「人を相手にせず、天を相手にせよ」とは西郷隆盛さんのお言葉ですが、大自然の海を相手にしながら、観測精度は緻密でその幅の広さは対数的な感じさえします。海の大きさと共に海にガップリ取り組んだ著者の柏野さんの人の大きさまで感じさせる内容です。

本日発売 「電気計算」 8月号 電気書院 にPDCEの記事が掲載されました

2016年7月12日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

編集部から記事の依頼を受けた時、この専門誌は私には敷居の高い専門誌で「計算で説明できなくてもよいのか」お伺いしました。 純粋に電気の世界であれば、計算で説明できる世界であり、本誌の読者も主としてそういう方々でしょうから、計算式の一つもないような説明では納得できないのではなかろうか? という心配です。 雷は電気現象なのですが、気象という自然現象の中で発生することは全てがキチンと数式で説明できる訳ではないのです。 いつまでも、それを言い訳にして行く訳にはいかないかとも思いますが、どこに落雷するかを計算できるくらいであれば、宝くじの当たり番号を予測することもできるというのと同じです。 

すぐ傍に高い木があるのに、何故、この低い所に落雷したのか? というような例はいくらでもあります。 そういう定性的な事も説明できない位ですから計算で定量的なことなど説明できる訳がありません。私も数学は好きですし、できることならスキット、計算式で説明したいのですが、それはできない世界です。 そんな低レベルな解説をグダグダと書くだけしかできません。 しかし、それでもOKとのことで引き受けました。

この内容をPDFで、弊社のHPにも掲載したいのですが、本誌の発売から半年は待ってくれとのことで、来年1月にはHPの資料集に掲載しますが、それまでの間は「別刷り」をしましたので、それを配ろうと思います。 1冊1600円の立派な専門誌で、そのうちの7ページがPDCEの解説になっています。 この本をお買い求めいただくか、あるいは弊社に申し込んでいただければ「別刷り」は無償でお送りします。


横浜大落雷

2016年7月11日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先週の月曜日の事です。 横浜は強烈な雷雲が通り過ぎました。時間で言えばほんの30分ですが、弊社のお客様の鶴見付近では10km四方に30分でナント406発もの落雷がありました。 10km四方といえば、縦横1kmのマスが100ケ。 偏らずに分布したとすると、100マスの中に406発は、マス一つ(1km四方)に4発。ということは500m四方に1発という割合です。 自分の家を中心におおよそ半径250m以内に1発ですから、かなりの密度です。

これだけの電荷が雷雲から地面に降り注がれるのですから、ただ地面に逃がしてはもったいない。 電気としてどこかに蓄えられれば良いのですが、残念ながら有効利用ができないのは、1発当たりは20kA近くあるのですが、電流の流れる時間が短く家庭のブレーカが機械的に作動する前に入り込んでしまうくらいの短時間なのです。 400発とは言ってもそれが1か所に落雷する訳でもなく10Km四方へ分散されています。

電源として使うには、太陽光パネルのように出力は小さくても、日本中でどこでも長時間、朝から日暮れまで電気が流れるようなものの方が使いやすいのです。 雷はたとえ、この電流を使いこなすような施設を作れても、そこに落雷するのは確率的な話で、年に数度使えるか使えないかという程度では経済的に引き合いません。 落雷自体を利用するよりは、落雷しなくても地面と空の間の電界は大きく変化しますから、電界の変化を大面積のコンデンサーに蓄える方が良いかと思いますが、これも定常的に雷雲が通過する地域でないと経済的に合いません。 

いくら優秀でも気まぐれな社員は使い難い。 能率は悪くても、変動の少ない人が一緒に仕事をし易いというのはエネルギーも社員さんも同じことです。 自然現象で、定常的なものは太陽光、地熱、海流、そして風力位まででしょうか? 雨、これも不必要に多い場所と肝心の貯水ダムには降らない気まぐれで、使い難い。 太陽光も太陽から地球までは一定量が降り注がれても地上の気象条件に左右されますし、夜は使えません。

一番安定しているのは、原子力。 高熱を出し続ける原子炉が安定度からいえば一番です。原発が危険という先入観も捨てるべきなのは、福島第一が壊れた時でも女川の原発は避難所になった事実をお忘れになり、福島第一のマイナスイメージだけが残っていますが、作りが悪ければ危険なのは原発だけの事ではありません。 米海軍では、空母と潜水艦は、原子力推進です。地震などより、はるかに荒れ狂う海で事故もなく原子炉を運転しています。 地震国だから原発は危ないというのは全くの誤りです。 安定しない自然エネルギーと比べると原子力が一番なのです。 


マンガ「解析学」超入門  ラリー・ゴニック著・絵  鍵本聡/坪井美佐 訳

2016年7月8日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

久しぶりに名著にであいました。 マンガは、如何にも外人さんによる絵で、絵本を見るような気楽さで関数の意味を再学習するには絶好の1冊です。 電車の中でも気楽に眺めながら微分と積分の基礎を学べます。 世のなかには、小難しい事もこんなに分かりやすく説明することのできる人がいるというのは大きな励みになります。 自分が理解する何倍も深く理解しないと人様に分かり易く説明することはできません。私など、ようやく自分が理解するだけで手一杯ですから、このような解説には脱帽です。

マンガというと日本のお家芸かというと、そうでもありません。 飛行機好きの私の蔵書の中に「B29操縦マニュアル」がありますが、これはナント! マンガなのです。 国を挙げての総力戦では、地上で鉄砲で戦う兵隊だけでなく、爆撃機の操縦士、航法士、爆撃手、機銃射手など乗組員は10名近くいますし、その機体整備、エンジン整備、補給担当など、飛行機が2千機あれば5~6万人の専門家を養成しなければなりません。 戦時中ですからその養成に数年かけてなどとノンビリしたことは許されず、短期間のうちに要員を育成する中で、ナント、漫画で各人のすべきことが解説されているのです。 例えば、不時着の際の手順として、暗号装置を破壊することであるとか、緊急持ち出し品であるとか、マンガですから読み易く、分かり易く絵と共に解説されているのです。

米国では、その道のエキスパートが必ずしも教えるエキスパートではない。 名選手、必ずしも名コーチにあらず。という理解で、「教え」の専門家がいます。 これは日本で言う「先生」と少し異なるのは、日本で教える、教育というと人格的なことまで絡めた「わが師」になってしまいがちですが、単純にスキル・トランスファーを効率的に行うだけなのです。 映画「トップガン」に出てきた空中戦を教える美人の先生。 自分では戦闘機の操縦などできないのに、それを使用した空中戦について教える「先生」です。SME(Subject Matter Expert)からコツを聞き出し、それを分かり易い形で生徒に伝える「先生」なのです。 以前、このような「教育会社」のセミナーに参加したことがありますが、自分が少しの経験もないことを堂々と教える先生に最初はビックリしましたが、セミナーの内容には感心しましたことがあります。 戦時中の「人材促成栽培」から始まった「教育工学」、人を育てるのが上手な国です。

弊社も、漫画でPDCEの解説をしています。HPのトプページからマンガをご覧いただけますので、お時間があればぜひ、ご覧ください。


高層ビルへの落雷対策には 水平型PDCE

2016年7月7日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

最近のビルにはあまり避雷針は見当たりません。2003年のJIS規格の改定で「回転球体法」という考えが導入されました。 これは、雷撃の先端が地面の近所に降りてきたとき、次にどこに向かうかは、この雷撃点を中心に同じ距離にあれば、どこにでも向かう可能性があります。 2次元の平面で言えば中心から半径 r の円周上のどこかです。 しかし、我々の生活している空間は、3次元の空間なので、次の落雷ポイントは、半径r の球体のどこかです。 半径は、クラスにより20m から 60m までですが、これを60mとした場合、ビルの高さが20階建ての60mとすると、屋上の縁が半径60mの球体と触れますから、そこが次の落雷ガ向かう可能性が高いと言えます。 ということで、屋上の周囲に手すりのようにグルリと配置したものを「棟上げ導体」と呼んでいまして、最近は、この棟上げ導体に落雷を招いています。 屋上の面積が広ければ屋上の中央付近に突針のポールを建てます。

しかし、雷様は気まぐれで、必ずしもこの棟上げ導体に落ちずにその下のコンクリートに落ちて、コンクリを破壊することがあります。 そこでこの棟上げ導体に着目しました。 この棟上げ導体自体をPDCEの構造にすれば、屋上への落雷を防げことができます。 棟上げ導体をPDCEと同じ構造にするというのは、PDCEを玉ねぎ、マッシュルームと見立て、これを薄くスライスします。 中心部のスライスをそのまま水平に伸ばせば「水平型PDCE」の完成です。 頭の中では簡単にできるのですが、実際に製造するとなるとアルミの型押し成形という手法が必要になり、アルミサッシの製造方法と同じなのでアルミサッシの製造メーカさんに相談しましたが、受雷部として使用するにはそれなりの厚さが必要ですので、価格もそれなりのものになります。また、現状のままであっても、落雷が発生するのは四隅である事が多いようで、屋上の四隅にPDCEを配置するのも手段の一つです。

水平型PDCEを現在、改良すべく放電実験などもしながら最適な形状/構造、製造方法も模索しています。 企業規模が小さいというのは短所ばかりではありません。 開発から製造、営業に至るまで一人で関われるのはとても面白い事なのです。 大企業では全体の一部しか担当できないことも全てに関われるというのは楽しいことです。 もちろん、弊社にも専門家がいますので、その専門家のアドバイスを得ながらやっています。

高層ビルでは、屋上付近のみならずビルの側面への落雷もありますが、この水平型PDCEをビル側面にグルリと配置することで落雷し難くすることも可能です。 高層ビルには昨日の風力発電や本日の水平型PDCEなど、新しいアイデアを試みるチャンスが沢山あります。 使っていただけるかどうかは分かりませんが、新しいことが色々あってワクワクします。


「省エネ」から「ゼロエネ」へ   高層ビルでの風力発電

2016年7月6日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「省エネ」という言葉は使われて久しいのですが、最近は建物内でのエネルギーの自給自足で「ゼロエネ」なる言葉も使われるようになりました。 全く外部からのエネルギー供給が不要な「ゼロ・レベル」は困難でしょうが、目標とするには良い言葉です。

弊社、横浜市内では一番高い「横浜ランドマークタワー」にありますが、このビルの地下駐車場のエレベータの前で気が付いたのは、煙突効果でエレベータ・シャフト(エレベータの通り道)を吹き上げる風切り音が嵐の夜のように聞こえます。その時、駐車場へのドアを開けるとこの音程が変化しますから明らかに外部とエレベータの前とエレベ^タ・シャフトの間の気流で発生している音です。 また、エレベータ・シャフトの中では下から吹き上げてくる風が怖いとエレベータの保守をしている方から話を聞いたこともあります。 

ビルの中央部にあるエレベータでさえ、このような上昇気流を生じるなら、陽の当たる南側にエレベータ・シャフトと同じくらいの面積で、南側はガラスで、反対側には集熱塗料を塗った空気の流路を設け、空気取り入れ口は1階の地面では、地上での風の問題が発生しますので、2階付近から空気を取り入れ、屋上まで連なる流路で太陽光で内部を温めれば、陽の当たらないビル中央部よりも強力な上昇気流が得られます。 この空気の流路に多段タービンをを設置し、ビルの屋上に置いた発電機で発電します。 ビル全体のエネルギー消費をまかなうことは無理でしょうが、夏場の昼に必要とされる電力のピーク・カットには十分、役立ちます。

都内にも高層ビルの計画は多数ありますが、高層ビルの最上階には展望階を作る程度でビルの高さを利用しているところはありません。 このビルの高さを利用すれば、「煙突効果」+「太陽光による加熱」で大きな空気の流れを利用できるのです。 さらには、屋上に配置した空調用の熱交換器による排気も、熱交換器をビルの高さの中央付近に置いてこの排気で上昇防気流を加速することもできます。

ビルの外観に違和感を生じることもなく、ビルの高さを利用したこの発電システム、弊社の特許でして、ゼネコン様に紹介しています。 ビル内の喚起で吸出しにも使用できますし、高層ビルがただ高いというだけでなく、高さを利用することに価値を見出していただければと願っています。 弊社、落雷対策だけでなく、自然エネルギーの活用にも活動範囲を広げています。

病院船

2016年7月5日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

他国の軍隊と比べて、日本の自衛隊に欠けている中の一つが病院船です。 手術室、集中治療室、ヘリポートを備えて緊急の場合には災害発生のあった都市の沖合に停泊し援助活動ができるような病院船を数隻、日本でも保有すべきです。 主として陸上自衛隊ですが、災害派遣された方々も泥との格闘が長期化すると住環境が被災地の中のテントでは疲労もたまります。 ああいう災害派遣された方も、ローテンションで2~3泊くらいはヘリで病院船にも戻り、大浴場と畳の上で休養させてやりたいものです。 被災された方も、介護が必要な方も体育館のような場所では不自由で、2~3千人の被災者も収容できる大型の病院船があればどんなに助かる事でしょう。

日本の大都市は、ほぼ沿岸にありますからヘリやオスプレィを使えば被災地の中の病院と同じように使えますし、被災地にある病院が機能を停止しても、そこの入院患者を一時的に避難させたり、使い道は沢山あります。 普段は運行の乗組員だけで、医療スタッフはその都度、集めれば良いのですから、このような病院船が複数、海上自衛隊で運用されるべきです。

東京直下型から南海沖まで、幾つもの大地震が予想されていますが、地震を防ぐことはできません。 建物に防災対策をしても限りがありますし、大きな災害になる事は防ぎようがありません。 確実にできることは、発災した後の混乱に速やかに対処できる体制を整えておくことで病院船もその一つです。大地震に備えようと掛け声ばかりで、どうして病院船のような具体的な対策が行われないのでしょうか? 個人で準備できる防災用品の準備など効果は限定的です。 個人ではできない準備をしておくのが国の役目ですし、そのために税金を納めているのですから具体的な対策として病院船を実現していただきたいものです。

ふるさと納税が技術的に可能なのですから、これからは国税も納税額の10%程度は省庁指定、あるいはプロジェクト指定で納税させていただきたいものです。 その場合、私は防衛省に5%、病院船に5%を支払いたいものです。

1秒たりとも無駄にしない姿勢

2016年7月4日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ある知人の話です。 彼はコンビニでお弁当を買う時に、レジで最初にお弁当だけ渡して温めが始まってからサラダ、デザート、飲み物をを渡してレジ打ちをしてもらうそうです。 この買い物で一番時間がかかるのはお弁当の温めで2分弱はかかりますから、最初に温めを始め、その間に他の物のレジ打ち、支払いをし、温め完了を待つのだそうです。 これを商品をすべて一緒に渡すとレジ打ちから始まり、その後、お弁当の温めが始まるとコンビニで費やす時間がイヤだというのです。 

これで節約できる時間はせいぜい30秒程度でしょうが、無駄な時間がいやだそうです。 実際は、10秒20秒の秒刻みで生活している訳ではないのですが、大事なのは仕事をスムーズに流す精神で、複数のタスク【最少の仕事単位】を並列的に行える場合には、最初に時間の最もかかる仕事を開始し、その間に他の仕事を並列的にするというのはプロジェクト管理では当然なのですが、これをコンビニでの買い物にも実践しているその精神と行動力がお見事と感じました。

この話を聞いて、コンビニ店員の動きを観察すると、一度にすべての商品を渡しても最初にお弁当の温めに取り掛かり、その後残りの商品のレジ打ちをする店員さんもいます。 忙しいお店ではそのように店員さんを指導しているか、あるいは店員さん個人の気づきでしているのか分かりませんが。。。

これと同じようなことは日常生活、どこにでも適用可能です。 私はエレベータに乗ったときに最初にするのは「ドア閉め」ボタンを押し、次に階を指定するボタンを押します。 時間がかかるのはドアの物理的な動きですから、これを最初に行い次に自分の行く階のボタンを押すのです。これも、節約できる時間は1~2秒のことで、実際問題として私生活ではそれ以上の無駄ももっとしているのですが、問題は「心構え」、なんでも効率的に無駄なく行おうとする姿勢の問題なのです。

この他、人様にお願いする案件。 依頼を受けた人がそれを処理するのにどれくらいの時間がかかるかはその方の状況次第で、どれくらいの時間を要するかは分かりません。 ですから、これもとにかく、依頼をすることが先決で、ウジウジと依頼することをためらっていてはいけません。 できることは、ドンドン先に実行し待ち受け時間を極力減らす。。実際に節約できる時間はともかく、意識の問題として常に心掛けるべきものです。


落雷への対処法  架空地線

2016年7月1日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

今までの落雷対策は、落雷を積極的に誘発するものでした。 どこに落ちるか分からない落雷の心配をするよりは避雷針に落雷を招いた方が安心なのですが、残念ながら気まぐれな雷様は必ずしも避雷針に向かわないのです。 避雷針と並んで使用されているのが「架空地線」と呼ばれるもので、「架空」とは空に張ってある,「地線」とはアース線で、送配電の電線の上に張られて下にある電線を保護しようというものです。 これも保護しようというアイデアについては理解できますが、完全な対処法とは言い難いのが、架空地線への落雷で、架空地線が切れたら、その下に張ってある送電縁に垂れ下がり事故を誘発することになります。

以前、空撮をするためにヘリをチャーターした時に、ヘリのパイロット、カメラマンから雷関連の仕事が多いと聞きました。どのような仕事なのかを尋ねると、架空地線に落雷があった場合、ヘリで山の中まで飛んで行き、落雷で損傷した部分を撮影するのだそうです。 損傷の程度がひどい場合には架空地線がブチ切れる前に交換が必要になりますので、その損傷の程度を知るための撮影だそうです。 雷様は、垂直成分の送電搭以外にも、水平成分である架空地線にまで落雷するのです。

垂直成分である送電搭にはPDCE避雷針を取り付けて落雷を抑制できますが、送電搭と送電搭の間は広く、この間を結ぶ架空地線に落雷する分まではPDCE避雷針では保護できません。 そこで、架空地線自体への落雷を防ぐ方法を考案しました。 PDCEと併用すれば、日本の送電網を落雷事故から守ることができます。 全国に送電鉄塔は24万基があるそうです。 昨日の高速道路の落雷保護に続いて「大風呂敷」のような話ではありますが、落雷保護への需要は限りなく大きいものがあります。

ある私鉄様ですが、落雷対策として線路の上に架空地線を張り巡らす落雷対策を既にしているので、これ以上の対策が不要とのことでした。 しかし、これは対策になっていないのです。 架空地線には落雷することを前提にしていまして、そこへの落雷で架空地線が切れたら、線路上に垂れ下がり、電車の運行ができなくなりますから対策をした事にはなりません。架空地線を張るなら1本だけではなく、複数本が支えあうようにすべきです。しかし、多くの架空地線は1本で張られています。

対策というのが難しいのは、どこまでを想定して対策するかです。 100年に1度であれば、ジイチャンから孫までの間に発生するでしょうから対策をして避けねばなりませんが、300年に一度であれば、仕方ないと諦めるか、相当の費用をかけてでも対策するのか?  例外的な事にまで気にかけていれば対策費用がいくらあっても足りません。 架空地線が切れるような落雷は例外的と言い訳するか、同じ程度の費用でもっと有効な手立てがないのか? 少なくとも検討だけはすべきなのです。

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