株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

セミナー「LNG受け入れ基地の建設とFSRUを含めた要素技術開発同行」 TIC

2017年02月28日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

弊社の窓から東京湾を見渡すと、自動車運搬船とLNGタンカーを見ない日はありません。 かたや輸出、かたや輸入ですが、この往来の激しさは日本経済が好調である何よりの証です。 そのLNGタンカーが運んできたLNGがどのように処理されているのか、その仕事に関係している訳ではありませんが、こういう規模の大きな仕事がどのように行われているのかというのは非常に興味のあるところです。

日揮/東京ガス/石油資源開発/JFEアンジニアリング/住友精密工業/商船三井 と日本のLNGの受け入れ基地作るに携わるベテランの方たちの講義はどれも聞きごたえ十分で、朝9時半から夕方6時までの長丁場でしたが、一瞬たりとも居眠りすることなく非常に興味深い話を聞かせていただきました。

LNGはほとんどがメタン。 そのままでは産地によりカロリーが異なるので、プロパンを混ぜて熱量を調整し、東京ガスではガスに匂いも加えるというのは、何事も陰で支えている存在はありがたいことです。 マイナス160度の液化ガスは常に熱が加わり沸騰状態にあるので、蒸発してガスになります。これをどのように始末するか、JFEさんの説明は、このBOGガスの原点からの説明で、専門外の私には、これをどう処理するか新鮮な話題で、原点に帰った分析はエンジニアリング会社の底力を垣間見た気がしました。 飛行機好きな私は、住友精密伊工業さんが、プロペラやランディング・ギアを作っているのは知っていましたが、大規模な熱交換器も手掛けているのにはビックリでした。 

こういう設備を作る側、運用する側、LNG周りのプレーヤを講師に集めたセミナーが開催できるというのは、日本の底力です。荷揚げする港の整備、タグボートも含めた港湾設備、LNGを運んでくるタンカー、LNGをタンカーから陸上に移す荷揚げ設備、荷揚げされたLNGを蓄えておく巨大な陸上のタンク、これをガスに戻す熱交換器、各地に陸上輸送するタンクローリー、、これらを作り上げる建設技術とその進捗管理、まるで交響楽が聞こえてくるような壮大なプロジェクトです。

家でガスを使用するとき、こんなに大きな仕掛けで自分の家にガスが供給されてくることに思いをはせる人はほとんどいないでしょうが、社会システムを作り上げる仕事というのは実に壮大な仕事です。 身の回りの小さな悩みなど吹き飛ばす壮大なお話で、とても参考になりました。

セミナー「自動走行」実証事業等、経産省29年度の重点取組み  JPI に出席しました

2017年02月27日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

経産省 自動車課の奥田ITS推進室長による、今後、自動走行をどのように進めるかについての説明を聞きました。 2時間に渡り、一瞬の静寂を挟むことなく、早口でよどみない説明は整理された豊富な情報量、揺るぎのない自信のなせる業で、経産省で時代の先端のITSをリードしていくだけの事はあると、日本のITSの行方に安堵するような内容でした。 広尾にあるこの JPI ( Japan Planning Institute )さんのセミナーにはよく出席します。 ここのセミナーの特徴は、行政系の方による話が多く、現在進めている政策を全てが決まってからではなく、興味のある方に対して、チョロチョロと内容を小出しにして周囲を巻き込んでいくようなものが多く、大変、参考になります。

自動運転になぜ、興味があるかといえば、自動車好きであることはもちろんですが、晴天平穏時に自動運転が完璧にできることは当たり前のことで、荒天、雷雨の中や交通信号が停電で機能しなくなったらどうするの? といった非常時の対応について興味があるからです。自動運転を専用区間で行っているのは、例えば「ゆりかもめ」です。 これを一般道にまで拡大するわ訳ですが、私が高齢運転者となって、免許が取り上げられてしまう頃には、交通弱者となった自分を自動運転に救ってもらえる事を期待していますが、それまでは自分で運転を楽しみたいものです。

これも、元はといえば10年以上前にアフガンで米軍の輸送部隊がゲリラによりひどい目に遭い、何とかこのコンボイを自動運転することで被害を少なくしようというので、試作競争を国防省の外郭が始めたことです。 モハビ砂漠にコースを設定し、最初の頃は完走できなかったのが、開発競争を公開で行うと、いろいろな分野からの参加が進み、急速に実用化に向かいました。 オリジンが軍にあるからと言って毛嫌いすることのないオープンな米国は、新しいものの開発には軍からの資金援助もあり恵まれた環境です。

自動運転のためには、高精度な地図が必要で、それは自動運転に参入するすべての企業に有益な事なので、その分野では協調しつつ、競合すべき分野では競い合う。 これは政府からの上手な調整が必要です。 新しいことを始めると、古い規則が邪魔になりますから、自動車会社などの民間企業だけでなく、政府が音頭を取ることは必要な事で、その一端を見せていただき、非常に参考になりました。

ワインの味

2017年02月24日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

私は味覚に自信があっての話ではなく、これは単なる疑い深い嫌味なオヤジの独り言です。

赤ワインはポリフェノール多く含んで健康に良いと言われていますので、飲むように心がけています。 ワインの中には「酸化防止剤不使用」というのがありますが、普通のワインには酸化防止剤として亜硫酸塩が使用されていると明記されています。 亜硫酸塩を使用しているのか? いないのか?  これが今回の分かれ目の話です。

この防止剤を使用していないワインは、まるでブドウ・ジュースのような軽い口あたりで、少々物足りなさを感じます。 渋みであるとかフルボディと言われる味とは対極にあるような軽さです。 これが、本来、何も加えていないワインに近くて、酸化防止剤として亜硫酸塩など加えるから、渋みなどが生じるのではないかと疑念がわきます。 本来、ブドウの糖分が発酵したものですから、甘さこそ残れ、渋みなどの味が発生するどうしてなのか? ソムリエ教室に通ったことのある「通」の友人は否定しますが、私は「渋み」や「フルボディ」などの味わいは、酸化防止のために加えた「亜硫酸塩」の味ではないかと思っています。 ワイン通がしたり顔でコメントしている味が実はワインそのものよりは添加剤によるもの味であったなら、もし、そうであれば愉快です。 

昨夜は久しぶりに酸化防止剤として亜硫酸塩の入った赤を飲みましたら、何か薬品臭さのような香りがしまして、1500円、モッタイナイとは思いましたが、飲みたくないのでワイン風呂にしてしまいましたが、200リットルに対して0.72リットルではほんの少し赤みが付いただけで、あまり風味は残らず、お風呂に入れるにはやはり日本酒です。 お酒、飲むのはあまり強くはありませんので、たまに、日本酒風呂にします。 これはアルコールの香りも強くお勧めです。 味わうよりもお風呂の中でアルコールの香りを楽しむ方が幸せな気分になれます。 一升( 1.8リットル)は飲むことはできませんが、お風呂に入れれば快適です。


牛久市 ふるさと納税

2017年02月23日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

弊社のPDCE1号機をお使いいただいたのは牛久大仏様で7年前になります。 稀勢の里の出身が牛久であることを知ってからは、牛久市の準市民のようなつもりで応援してきましたので、今回の優勝をお祝いするために、牛久市にフルサト納税をしました。

一口1万円につき、記念品を一つ選べます。 値踏みをすると、おそらく2千円かせいぜい3千円程度かと思われますが、1万円で2~3千円もの返礼品がいただけるとは有り難いのですが、この返礼品競争が過熱し、今や7割近い物もあるそうです。 地元の横浜市にはいくら納税しても、税金の見返りってほとんど意識したことがありません。 昔、息子が横浜市立の小学校にお世話にはなりましたが。。この横浜市が市民の他の市へのフルサト納税で失っている税金は年間35億円ほどあるそうです。 税金の使い道について我々の意識はあまり高いとは言えません。 フルサト納税についても返礼品の高価なところばかりを狙うのはいかがなものでしょう。

先日、松山英樹が優勝した米国アリゾナのフェニックス。 あの、スカッツデールという街に行ったことがありますが、そこで驚いたのは市の行政サービスが民間会社で行われていたのです。 人口20万人の立派な市ですが、市長は行政サービス会社の責任者が就任し、いくつかの行政サービス会社が、消防、ゴミ処理などの行政サービスをいくらの総費用で請け負うかを提示し、それを市民が選挙という形で、行政サービス会社を選ぶのです。 税金は行政サービスの対価として明確ですし、行政サービス会社、A社は消防車50台規模、B社は100台規模というように、行政のサービスレベルが比較できるのです。  これにはビックリでした。 役所も行政サービス会社の窓口ですから、「お上」などという理解は微塵もありません。統治などという思いあがった考えはなく、市民サービスに徹底しているのです。税金とは行政サービスの対価としてハッキリしています。 こういう点は、米国の民主主義は立派なものです。

しかし、フルサト納税を許していただけるなら、国税の省庁指定納税をさせていただきたいものです。 全額では偏りが出るでしょうから、20%程度までは自分で使用用途を指定できれば納税するのも楽しみができます。わたくしは、海上保安庁に10%と防衛省に10%を納税したいものです。

中立って楽ではないんです。

2017年02月22日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

日本の軍備に反対する方の中には、日本は中立であるべきとのご意見があります。 これは、中立の意味をご存じないようで、中立というのはどちらにも味方しないが、どちらにも敵対するという事で、無防備での中立などあり得ないのです。 ガンジーのように無抵抗のままの中立といえば、それはどちらかの勢力に乗っ取られてしまうという事で、中立であるから侵攻しないなどというお人好しは存在しないのです。 スイスが引き合いに出されますが、ドイツが攻めてきても反撃し、連合国が通過するために侵入しようとしても反撃し、どこの国にも国内を通さないという強い意志と軍備がなければ中立など保てないのです。  軍備がイヤだから非武装中立にというのは成り立たない話なのです。

自分の国は自分で守るというのが世界の最低のルールで、日本に再武装をさせたくない米国と、戦争にコリゴリという日本の利害が一致して今まで、米国におんぶにダッコしてきましたが、これはソロソロ終わりにせねばなりません。 米国も余裕がなくなり、日本も世界の普通の国と同じように自国の防衛は自国でできることは最低限の事です。 北朝鮮に拉致された方々、日本国内にいながら外国勢力に暴力的に連れていかれたのですから、これは力ずくでも、すなわち戦争をしてでも取り返さなければ国ではないのです。

専守防衛などという、軍事常識に興味のない政治家の寝ぼけた造語をいつまでも守っていてはなりません。 現代のテクノロジーを用いると、一番最初の弾丸もイキナリ命中するのです。相手が攻撃してからの反撃など、中世の武士道の試合ではないのですから、専ら守るだけでは攻め込む方が圧倒的に有利で敵地を攻撃する力がなければ、相手の攻撃は防げないのです。 今まで、自衛隊は守り一方、攻撃は米軍任せというイビツナ形で成長しましたが、自衛隊も自衛のための攻撃力が無ければならないのです。

しかし、それが無い事は、自衛隊の責任ではなく、そういう風に育てた政治家、その裏でそのようなアホな政治家を選んできた国民の責任なのです。 私のブログなど読む方も少なく、影響力もない、ただの軍国オヤジがほざいているだけのものですが、それでも国民レベルでそういう理解を高めることが必要なのです。

誰も好んで戦争などしません。 しかし、それはイヤだと言っているだけでは防げません。 人類も国家も幼稚園のような仲良しワールドではなく、理想よりは現実を直視すべきではないでしょうか。


コールドランチ/ホットランチ

2017年02月21日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

冷たく冷えたお弁当と温かなお弁当の事ではなく、ミサイルの発射方式の違いです。 ここでは「ランチ」と書きましたが、Lunch( お昼ご飯)でなくLaunch(発射)ですから、日本語では「ローンチ」と表記される場合もあります。

先日公開された北朝鮮のミサイル発射、筒の中から打ち上げられた後、一瞬、上空で止まりかけたかと思った瞬間、周囲にバラバラに部品が飛び散り、次に火炎を噴出して飛んでいきました。 発射筒から出てある程度の高さに達するまでは空気圧などで打ち上げ、そのあとで自身のロケットに点火して飛んでいくもので、例えば潜水艦で発射する場合、潜水艦の内部で点火してしまったら、高温のガスで潜水艦の内部が高温になってしまいます。これを防ぐために、発射筒からある程度の高さ、例えば海面に出るまではロケットに点火しない方式をコールドランチ、発射筒の中で点火してしまうものをホットランチと区別しています。 以前多数が配備された旧型のICBMの地下サイロは、ほとんどホットランチで、一度使用したらそれまででした。

少し前の時代に艦対空ミサイルに「ターター」というのがありまして、発射台からホットランチで発射されましたが、この甲板の下にある船室はロケット・モーターの火炎に数秒間炙られるだけですが、室温がかなりな高温になり、その中での寝泊りは暑くてできない位であったとの話を聞いたことがあります。 最近の護衛艦ではVLSという垂直発射方式を備えていますが、これはホットランチで、一度発射したら次の補充は港に帰るまではできず、洋上で詰め替えることはできません。

イージス艦で90セルもVLSを備えていますが、一度に90発も発射したことは無いでしょうが、立て続けに発射することになったら、かなりの内部温度上昇があることでしょう。 もちろん、内部は海水で水冷しているでしょうが。。。  本当に機能するのか?? 海上自衛隊を代表するイージス艦ではありますが、私は、お金をかけた怪しげな装備であると思っています。 実戦にならないことを願っています。

北朝鮮のミサイル、コールドランチで発射されたのは大したものです。発射筒から打ち上げられた数秒後、点火に失敗すれば地面に落下してしまいますし、発射後のロケット・エンジンの推力はミサイルの内部の支点で支えるでしょうが、コールド・ランチの場合の推力はロケット・エンジンの噴出口のさらに外側から受けて全体を持ち上げ、ロケット・エンジンの点火後はバラバラになってロケット・エンジンの噴出を邪魔しないような仕組みですから、かなり高度です。 こういう打ち上げに成功しているのは敵ながらアッパレです。 このミサイル、その上、推力ベクターで噴出口の方向を変えて方向転換しながら飛んでいきましたから、北朝鮮のミサイル技術、侮れないですね。

落雷の不思議さ

2017年02月20日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

落雷とは「落ちる雷」と書きますから、当然、上から落ちてくる、とすれば低い所よりも高い所。。。と考えるのは普通です。  ところが、必ずしも高さ依存ではないのです。

ある太陽光発電の事業者さんですが、年間で一万枚のパネルのうち、約50枚程度が落雷で壊れるそうですが、その落雷した位置は高いところのパネルの下にある低い方であったり、高さ依存ではないことに気が付いたそうです。 となると、敷地に点在するパワコンも危ないと危惧されています。  平坦な場所でも小山のように凸になった場所だけでなく、反対に窪んだ凹状態の場所のほうが落ちやすいという声もあり、一筋縄ではいきません。

先日、高層ビルの屋上の縁のコンクリートが壊れるという件も、上から落ちてくるのでしたら、建物の外壁の面になくても、屋上の内側で十分なハズです。屋上の縁が欠けるというのは、屋上面よりも低い位置から上昇して来るので、内側の棟上導体より先に屋上の縁に当たるのか? 落雷の写真には糸くずを丸めたように空中で何回もグルグル回っているものもあります。

高速度カメラであれば、放電のステップが分かりますが、人間の目では判定できません。  顕微鏡が実用になるまでは、人間の周りに「ミクロの世界」のような微小生物の世界があることは分かりませんでした。 同じように高速度カメラでなかれば判定できない微小時間の中で発生している物理現象もあり、これが見られるようになればもっといろいろな発見があることでしょう。

以前、電子顕微鏡の仕事をしている方から聞いた話ですが、最近は小型の電子顕微鏡であれば個人でも購入できる価格帯になっているそうで、定年後に自家用の電子顕微鏡を購入して「ミクロの世界」の探求を楽しんでいる方もおられるそうです。 私は、微小な大きさでなく、微小時間の中を覗きたいと思っています。 高速度カメラが個人で無理なく購入できる程度の手軽なものになれば、ぜひ、一台試したいものです。 


沿線格差  首都圏鉄道路線研究会  SB新書

2017年02月17日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「格差」とはドギツイ名前を付けたものです。鉄ちゃんの研究会が、乗客増加率、遅延回数、接続路線数、混雑率、平均通貨人数、運賃収入、ブランド・タウン保有率、の各項目で序列をつけ、総合点はその合計点数うが少ない(上位にあれば順位の数値は小さい)というルールで、首都圏の私鉄、JRの路線の合計18路線について評点を下したものです。 

ブランド・タウン保有率ってなに? と思われるでしょうが、これは、土地価格が1平米50万円以上の駅をいくつ持っているかで、これの一位は都営三田線で27駅中18駅、目黒から白金台、大手町、など地価の高そうな場所を通るので、なるほどです。沿線地価も一番です。 この項目の最下位は常磐線と京成線で、それぞれ21駅中1駅(日暮里)と42駅中2駅(京成上野、日暮里)。

運賃収入の第一位は東海道線の2253億円、2位中央線1634億円、3位総武線で1129億円、なんと上位3路線はJRで、JRの裕福さが際立ちます。 4位は小田急線の1113億円ですが、5位はまたまたJRで常磐線959億円です。この4線だけで6000億円なのですから、JR東というのはスゴイ会社ですね。

しかし、総合点の1位はナント‼京浜急行、2位東海道線、3位東急東横線だそうです。 弊社のお客様は、西武鉄道、京成電鉄、メトロ以外の鉄道会社様は全てお客様ですから、これらの点数とお客様の分布では、ほとんどが本書の中では「勝ち組」と分類され、も少し高くてもいいのでは? と思うのは私の住んでいる横浜市西部を走る「相鉄線」ですが、本書では、「神川県民以外は「相鉄線」という単語は高確率で通じない」と評され、沿線18駅中でブランド・タウンは横浜だけなのです。 現在、横浜駅に乗り入れる前に分岐して新宿と渋谷/目黒にダイレクトに乗り入れる路線も着々と工事中です。 これが完成するのを楽しみにしていますが、本書では、「その路線が開通したところで沿線風景は変わらない」、と厳しいコメントを付けられて、常磐線と並ぶ総合16位。  では最下位は? これは、鉄道会社様を相手に商売をしているので、言えません。 

この評点は、沿線地価などを含みますから、鉄道会社様の経営努力だけでどうにかなるものではありません。 自分の努力でどうにもならないものまで背負わされての評価というのはフェアではなく、あくまで「沿線」の評価であり、これを経営している鉄道会社様の評価ではありません。

ブログを書いてお金になる???

2017年02月16日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

毎日、ブログを書き続けてそれが副収入になるという話があります。 エッ!そんな美味しい話うがあるの? と思って詳しくと聞いてみると、そのブログにグーグルアドセンス広告を貼り、ブログを読みに来た方がついでにその広告をクリックすると30円程度の支払いを受けられるとのことです。  さらには物販広告までブログの中に貼り付け、それを読者の方がクリックすると中にはかなり高額の報酬を受けることのできる広告もあるそうです。

私のブログですが、勝手なことを書いてはいますが、基本は会社のブログですから、ここによその会社の広告まで埋め込む訳にはいきません。 自社のHPに他社の広告を入れたら安っぽくなってしまいます。 ということで、毎日、もう5年近くブログを書き続けていも、これが報酬に結びつくことはありません。 しかし、読書の感想を書いているブログを読んで、紹介されている本を自分も読んでみたくなった時、クリックするだけで、その本のAmazonでの購入ページに跳んで行れば便利です。 その程度であれば、会社のブログの中に入れてもあまり不自然な感じは残らないかもしれません。

自分の本名が出る訳でもないので、会社勤めの副業としてそういう稼ぎ方もあるというのは参考になりました。 ネットの周辺には昔の常識では想像すらつかない新しい世界、ビジネスモデルが沢山あるようです。 そういう世界への電車に完全に乗り遅れているのですが、単純な知識の有無だけで稼ぎが変わってしまう、スゴイ時代になってきました。


国会での質疑応答は禅問答か?

2017年02月15日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

稲田防衛大臣、お気の毒ですね。 自衛隊の日報に「戦闘行為」とあれば実際に戦闘が行われたのでしょうに、国際的に認められた団体同士の争いではないから「戦闘」ではないなどと、答えている本人も馬鹿馬鹿しいと思いながらの答弁でしょうが、全ての元凶は憲法第9条です。 

そもそも、世界からPKO部隊が派遣されるような地域は、紛争/戦闘があるに決まっています。そういう地域で平和ではないからこそ、PKOが求められているのです。 そこであるに決まっている紛争/戦闘を無いことにしようとするの事に無理があります。 「自衛隊のいるところが非戦闘地域だ」と個性の強さでごまかしてしまった総理大臣もいましたが、稲田さんの線の細さから、それは無理ですね。。。

第9条に明確に違反とならないように、あれこれとツマラン言い訳(もっと端的にはほとんどウソ)を塗り固めることにどれだけ無駄な労力を積み重ねてきたことか。 国会では揚げ足をとるための低レベルな議論に終始し、高い歳費で働いている方たちが何と低俗な事をしているのか日本の将来を思うと絶望感しか生まれません。 これほど程度の悪い議論が行われるのは、憲法第9条に牛耳られる日本の国会だからです。 現実を直視しない憲法があるからこそのごまかし合いの混乱なのです。

第9条を前提とした議論は、現実から離れた宇宙で言い訳を重ねているようなもので、時間の無駄使いです。 法律として存在する以上、野党の方がこれを持ち出すのも仕方ありませんが、本気で憲法を守らねばならないと思っていることが世間知らずの極致です。 日本という恵まれた生活空間を本気で維持していくには邪魔者以外の何物でもありません。 国会で無駄な議論をしないよう、早く憲法を改正していただきたいものです。


戦うコンピュータ  井上孝司  潮書房光人社

2017年02月14日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

井上さん、肩書はテクニカル・ライターで、その専門分野はIT、運輸交通からミリタリーまでカバーする分野が広く、ミリタリーを政治や国際関係などからは離れた純粋にテクノロジーとして解説してくれますが、読みやすく、分かり易く、私も元テクニカル・ライターでしたので同じ種類の仕事をした職業人として尊敬できます。 高度な内容をこれほど分かり易く説明するには、ライター自身の理解度が非常に高いのです。 そして、機械、通信、コンピュータ、運輸まで幅が広いのです。

その井上さんの最新刊として、「戦うコンピューター」が新しくなりました。 450ページの大作ですが、通信がいかに軍隊の中枢で機能しているか、広く、深く、現代の戦いがどのように行われるか通信機能無しには成り立たない現状を解説しています。 

集団的自衛権についての議論は、技術を無視した法律論に終始しましたが、これがナンセンスなのは海上自衛隊の護衛艦は既に米海軍とデータリンクが何年も前から確立していて、艦隊行動をする時には自分の周囲だけでなく、艦隊の周囲の情報を共有しあうように情報交換を行う仕組み、Link16 で相互に結ばれているのです。 電気通信の技術無くして現代の戦争はありえません。 軍隊・軍事作戦の根幹は「指揮・統制」であり、最高指揮官から末端まできちんとした通信系が確保されているのが国家レベルの軍隊で、それがないのがゲリラのような民兵組織、単なる武装集団との違いです。

通信機器の優劣で軍隊のレベルが決まってしまうほど、通信が個々の兵員レベルにまで行きわたる状況は第二次大戦の頃とは戦い方まで大きく変化させています。 最新の軍事技術がどういうものなのかを理解するには、読みやすく絶好の読み物です。 貴重な写真も多く、コンピュータの出現で変化したものは数多い中で、軍事技術も今やコンピュータなしでは成り立たないことが分かります。  読みやすさと奥の深さ、範囲の広さ、お勧めの一冊です。


面積あたりGDP世界一位のニッポン  横瀬久芳  講談社+α新書

2017年02月13日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

物事は一面で判断してはいけない、見方を変えれば短所も長所、という反省をさせていただきました。 誰でも恐れる大地震、その話になると活断層は悪者で、そんなものが地中にあるから地震になると厄介者のような理解。 また、太平洋プレートとユーラシアプレート、フィリピン海プレートの「押くらまんじゅう」が大地震の原因とも聞くと、そのようなところに位置する日本列島の何と運の悪いことと、地面の中で見えない存在という事もあり、活断層、プレート、などに好意的な印象はあまりない方が多いと思いますが、これは私も理解不足でした。

日本は、水が豊かな事と治安の良さで「水と安全はタダ」と思っている人が多い中、これは世界の常識とは大きくかけ離れ、淡水が豊富な日本の自然へ感謝をせねばなりません。世界は今、砂漠化に向かっている地域が多いのです。世界の平均降水量が年間888mmであるのと比べ、日本の降水量はその2倍の1718mmもあり、米国(715mm)や中国(645mm)も日本の半分なのです。日本列島は温度の高い黒潮を日本の南側と北側は対馬海流とに分け、日本列島付近に大量の水蒸気を供給し、これが夏には梅雨前線として大量の雨をふらせ、冬には日本海側に大雪となって淡水をもたらしてくれるのはプレートのおかげでこの位置に島ができたからというのは運の良いことでもあるのです。

また、火山国である日本では火山の噴出物はそのスキマに大量の雨水を蓄える帯水層として山麓に湧水をもたらし、日本中で火山の山麓では豊富な湧水があります。 温度の高い海水(黒潮)、モンスーン機構、活断層を伴う地殻変動で構築された山脈、これらのおかげで日本には淡水が豊富であるというのです。

米国、オーストラリア、中国などの水平線が見渡せるような広大な平原は、大型コンバインなどの写真で見ると如何にも大量の農産物の生産に適しているように見えますが、実は、水不足に面していて、米国、カリフォルニアの農産物生産は近い将来できなくなるとの見通しもある中、日本だけは地理的に十分な淡水に恵まれているというありがたい事実を日本人の多くは忘れています。

ただし、この1~2週間、鳥取が急に大雪で有名になったり、大雪は喜ぶことでなく、気象災害としての印象が強いし、地震だって怖いことです。 しかし、これは嘆いても仕方ないことで、地震自体は制御できませんが、それにより発生する二次被害は十分な準備をすればを抑え込むできます。 この国土に住まう以上、短所について嘆くより、この長所を生かし、短所には事前に対処すれば、この日本という国土は世界の中では素晴らしいロケーションであるのです。

人口当たりのGDPでいえば、まだまだ一人当たりの生産性が低いことになりますが、面積当たりでいえば米国の5倍、中国の10倍以上のGDPを生み出している、すなわち単位面積当たりの生産性は世界で一番なのです。これに自信をもって、地震の被害など抑え込む社会インフラを築けばよいのです。  原因と結果について、表層的な判断をする人が多いのですが、例えば原発は地震で壊れたのではなく、津波で壊れたのです。 ですから、津波御対策をシッカリすべきで地震国だからと言うことで原発を怖がることは無いのです。 事実、数日に及ぶ大シケでは地震以上の揺れの中で米海軍の原子力船は問題なく稼働しています。 揺れを予め想定したインフラにすれば、地震国であっても大災害を予防する、そういう国にすれば日本の将来は明るく展望できます。 現状を嘆いても仕方なく、その長所を見つめるという事で大変参考になりました。


相手を間違った入国制限

2017年02月10日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

トランプさんの入国制限すべき相手は実は中国なのです。 富裕層がカナダ、米国に流出している話は有名ですが、富裕層だけでなく一般市民のレベルまで米国に流出し、違法滞在であっても子供が生まれれば米国籍となり、今までの地元との交流のある「チャイナタウン」とは異なる中国人だけの地域が増大し、将来的には中国系の大統領が出そうな勢いで、人民の海外放出を国策で行っているのです。 中国人の偉いところは、教育に投資するところで、それがゆえに成績上位は中国系というのは、将来的にも影響力を持つであろう高い学歴の中国系が米国で増えているのです。

アフリカ諸国にインフラ建設を経済援助する場合も、その労働者は中国から出していますし、イタリアの高級ブランドを支えているのも今や中国系で、観光ビザで入国したまま居座ってしまう不法滞在の安い賃金で商売をしているアルマーニ、プラダ、グッチなどの製品の下請けをしながら、その技術で今度は偽物ブランドを作ってしまうのです。 技術を習得すると独立し、同じものを安く作ってしまうのですから、ニセモノといえども品質的にはソコソコのものだそうです。

欧州で最大の華人の国はづランスで、45万人の中国系十美音と6巻人の不法滞在がいるといわれていますが、実態が不明なのが不法滞在で実は80万人という話もあるそうです。 このように、世界中で中国人による乗っ取り計画が進行していると警鐘を鳴らすのが

「中国人の世界乗っ取り計画」 河添恵子  産経新聞出版

この他、オーストラリア、カナダ、など世界中で中国の違法滞在が増えているのです。 これは日本でも同じことで、外国人との交流は悪いことではないのですが、不法滞在が増加するのは長い目で見れば好ましいことではありません。  特に中国人の場合、外国に居ようと全ての中国国民は、中国共産党の指令に従わねばならないという掟の下での外国生活です。 もし、中国共産党が、内乱を起こせと指令すればすぐゲリラ活動をしかねないのです。 彼らの旺盛な繁殖力は、ガン細胞、ゴキブリ以上のものがあります。 その点は大したものです。 グローバリズムを人口移動の点から推し進め成功させてい
る点はお見事です。 トランプさんの入国制限、相手を見誤っているようです。

がんばれ トランプ大統領 入国制限に関して

2017年02月09日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

自分の家に誰を招いて中に入れるか入れないか。それを決めるのは家の主であり、招かれる客ではないし、隣近所の人たちでもありません。 今回の米国の決定に対し七ケ国どころか、何の権利もないEUの首脳たちまでも声を揃えて非難するとはEUがいかにアホの集まりかを象徴しています。 これに反対する権利のあるのは米国民だけです。米国民、彼らの多くは寛容で、私は好きな国民です。

ワシントンの空港で、次の国内線の乗り継ぎに時間があり、ホットドック・スタンドに立ち寄り、「アメリカで最初の食事だ」と軽口をたたくスタンドのオバサンは、「おめでとう‼ 私のオゴリよ」と移民ではなくただの出張の私にホットドッグを食べさせてくれました。 失礼ながら、このようなスタンドでアルバイトをしているくらいですから、経済的には豊かな層に属している訳ではないでしょうが、心は外国人の私にそこまで寛容なのです。 しかし、国として米国は寛容すぎました。 米国で生まれれば、不法移民の子供でも旅行者の子供でも、誰でも米国籍を与えられてしまうのです。 その結果、白人は少数派となりつつあり、逆転現象の中でのアセリが見え始めています。

米国内での就労を許すことと、国籍を与える事は別の事として厳格に管理するべきなのです。 そういう二重構造を認めることは「差別主義」といわれるでしょうが、これは仕方ないことです。 それが嫌であれば、自国に留まるという選択をすべきです。

マスコミは世界中の、部外者であり何の文句を言う権利もない人たちの声まで大きく報道し、トランプ大統領を世界中が目の敵にしているような報道をしますが、これもトランプ大統領がマスコミ不信となる要素の一つです。 下層労働者が欲しいだけなのに、移民を受け入れることを己の人道主義とすり替える欧州の狡さよりは、ストレートに不法移民に反対するトランプ大統領のほうが正直です。 ただ、この爺さん、思い込みが強すぎて困ったものですね。。。 自動車産業は負けても航空機産業はエアバスと世界を二分しますが、明らかに米国の輸出超過です。 そこは隠して、弱い部分だけ主張する。 いかにも米国のビジネスマンです。

日曜朝のTV番組で、サヨクッポイ方たちの座談会のような番組ですが、「米国大統領は、米国の事だけでなく人類全体をみる「高み」に立った判断が必要」との意見がありましたが、朝っぱらまだ寝ぼけておられるようで、米国に人類の代表などありえない事を求めて、理想論を語るのは、いかにもサヨク。 理想論など何の役にも立たず、現実の足元を見ていくことの方が大事でして、それをしているのがトランプ爺なのです。


モノは作った後が大事

2017年02月08日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

最近、以前に建てた建物の避雷針を新しくPDCE避雷針にしたいとのことで、現場調査に同行する機会が多いのですが、難関なリニューアル工事に直面します。 モノは作るのは簡単であるが、これを新しくするのは非常に困難な場合があります。

新築の時にはタワー・クレーンがありますから、長さ10mを超え重量も100kgを超えても簡単に引き上げ、根元を固定するだけですから新設は簡単なのです。 しかし、新築工事が完了すればタワー・クレーンはありませんし、商業地域の雑踏に80mの屋上からボルト1本、落としただけで死傷者が出る高さです。 100kgを超えるポールを下げて、その上の避雷針だけ交換し、元に戻したいのですが、商業ビルの屋上というのは小学校の屋上と異なり、電気設備、空調設備が所狭しと並び、この機械設備だけで3階縦程度の構造物になっている例も珍しくもありません。 その3階建てのジャングルジムには空調の配管が3次元に交差し、人間はよくこのような複雑なものを作るものだと感心するような所です。

それ自体はお見事な設備なのですが、これの修理が発生した場合には、どのように手を付けるのか、作る時の事しか考えず、保守性/将来への拡張性まで考えて作っているとは到底思えないものばかりです。 時間と費用さえ無限大にあれば工事に不可能はありません。 しかし、限られた予算と時間の中で行おうとすれば、現実的には「不可能の壁」が現れます。

このような難関を工事屋さんの今までの経験と知恵で、どのように克服していくか? これを傍で見ているのは実に勉強になります。 しかし、本日見せていただいた現場は、思い出しただけでも「ウ~ンッ」と唸り声が出てしまうような現場でした。 メンツはありますが、無理をしないで安全第一、弊社は工事屋さんを紹介するだけですが、工事屋さんが無理をしないように、安全・確実な工事ができるように見守って行かねばなりません。 本日、80mの屋上は風も冷たく、新たな工事を拒むかのような強風が吹いていました。


「日本の武器で滅びる中華人民共和国」 兵頭二十八  講談社α新書

2017年02月07日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨日の続きのようなものですが、対中国への「機雷戦」、以前から温めていたものですが、兵頭さんの表題の本でも解説され、その正しさに兵頭さんのお墨付きをいただいたような気持ちで書きましたが、さらに加えますと日本には既に「うらしま」という名称の自立式無人潜水海洋調査艇があります。 海洋研究開発機構で開発したもので、全長9.7m, 7.5トンで燃料電池で300Km以上を潜水できますが、これは深海調査が目的で3000mも潜水できるので、いささかオーバスペックで、自走式機雷に使用するにはモッタイナイ。  これを簡素化し、水深は30m程度で500Kmを自律で目的地まで潜水し、そのまま海底に着床すれば良いのです。 ダイバーがこれを無力化しに近づいた時には当然、自爆するような仕掛けとし、中国と対立するベトナム、フィリピン、マレーシアにも輸出して差しあげます。

反対に中国によって、このような機雷を日本沿岸に仕掛けられたとき、海上自衛隊は、この機雷を処分する「掃海」技術が世界一の軍隊で、それに加え日本の港では、例えば東京湾ですが、浦賀水道を出ればすぐに深海になるような場所では海底から水深30m付近に機雷を仕掛けることは非常に困難ですが、中国の沿岸は大型船がやっと航行できる30m程度の水深なので、海底にとどまる機雷を敷設することは簡単なことで、しかも、派手好きの中国海軍には地味な掃海をするような実力は無いのです。 中国沿岸に近づかなくても領海外から低速で航続距離の長い自走式大型機雷を発進させ、沿岸で海底に着床すれば作戦完了となる自走式の大型機雷を数千発、用意しておいて、日本に手を出せば、この機雷を敷設すると予め公表しておくのです。 

空母を何隻そろえようと、機雷をバラまけば中国海軍は身動き取れなくなります。 中国と同じく派手好きな米海軍も機雷で戦うような姑息な戦法については「エアシー・バトル」では触れていません。 正規軍が正面から戦うような装備は費用が掛かります。 機雷戦は、姑息ではありますが、ゲリラ戦やIEDと同じく低コストで済みます。

このような事ばかり書きますと、戦争好きなジジイと思われるでしょうが、これは、戦争を起こさないための手段なのです。 平和ボケ日本に欠けているのは、戦争への意識です。 国民レベルで戦争を発生させないためにはどうすればよいか、それは「戦争反対」と唱えるのではなく、軍事知識を涵養し、具体的な策として相手の意思を挫く方法/手段を国民が常に意識することで高まるのです。 

本書には、宇宙観測用のS520ロケットをイージス艦のVLSから発射する対艦弾道弾に改修するアイデアが披露されています。 このミサイルには、防御用であることの証に弾頭には爆発物を搭載せず、弾頭そのものだけを敵艦に命中させれば、爆発物は無くてもその(重さx速度)の衝突エネルギーだけで空母の一隻程度は無力化できる。  こういう素晴らしいい民生品が日本には豊富にあるのですから、米国製の高い兵器を購入せずとも自前の防衛力は強化できるのです。 核爆弾どころか通常爆薬さえも搭載しない、真に防御用のミサイルというのは素晴らしいいアイデアです。

アメリカの対中軍事戦略  エアシー・バトルのさきにあるもの アーロン・フリンドバーグ

2017年02月06日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

著者のアーロン・フリンドバーグさんは、プリンストン大学教授、国際政治・外交・防衛政策の専門家という事ですが、米国の強みはこのように中国と米国の彼我の差を研究している専門家が大勢おられることです。この原文を翻訳したのが海上自衛隊の左官クラスの専門家ですから、内容的には誤訳などもないものと安心して読めるのですが、200ページを超える文字ばかりの内容なので、これを読むにはソコソコの軍事知識が必要です。

中国は馬鹿な軍拡をしすぎました。 九段線などで軍事力による排斥を考えるのは、自分たちが軍事力による侵攻を考えている事の裏返しですが、中国の沿岸に外国勢力を近づけないなどという事は無理な事なのです。 本書では、中国が外洋で対抗できる海軍力が米軍に比べれば弱小なので、「遠距離海上封鎖」、すなわち中国本土よりも遠いマラッカ海峡などで中国船の通過を阻止してしまえば、中国のエネルギー源を絶つことができるなど、中国との闘い方について具体的な検討が解説されています。

しかし、まともすぎる話ばかりで、古くはベトコン、最近も敵は正規軍でなく民兵であることに苦しんでいる事実について認識が甘いかと思います。 米軍は、相手の軍備を口実に自分が軍拡をするために、常に相手の軍事力を誇張して騒ぎますので、費用のかからない地味な手段は本書で述べられていません。日本も米軍の一部に取り込まれていますから、ミニ米軍化するのはある程度仕方ありませんが、日本は、日本独自のハイテク/ローテクの組み合わせ、ローコストで対処すべきです。 

最も低コストで中国を締め上げられるのは「機雷戦」です。 中国沿岸は水深が浅く、海底に磁気で反応する機雷を海底にバラまけば、機雷をバラまきに来る相手を阻止するために、自分でも機雷をバラまかねばならなくなり、その結果、中国沿岸は機雷で埋め尽くされ、自動的に封鎖され自由な往来はできなくなります。 

お手本としては、日本海軍では有人式の「回天」という特攻魚雷がありましたが、今やこれを自動化・無人化することは比較的容易に行えます。 トマホークを開発するよりも容易にできます。このような自走式機雷を中国の領海外から発進させ、港の中で海底に着床して以後は機雷になるようなものを開発し、常に使える状態であることをデモンストレーションしておくべきです。  これならF35を1機購入する100億円もあれば、1000発程度は準備できます。


流石のNHK番組 クローズアップ現代+  高層ビルの周囲は危険

2017年02月03日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

昨年12月に放映されたNHKの「クローズアップ現代+」ですが、やはりNHKは視聴者が多いようで、この番組の影響と思われる問い合わせが結構あります。この番組で紹介されたのは、高層ビルへの落雷で、高層ビルは高さ20m以上ですから当然、避雷設備が屋上にあるのですが、雷は必ずしもそこに落ちず、ビルの外壁を破壊し、コンクリート片が地上に駐車中の車に落下してこれをを破壊する見事なを放送してくれました。 従来の避雷設備では落雷を防ぎきれないと言う内容なので、まるで私のために作ってくれたような番組でした。

高層ビルの屋上には「棟上導体」と呼ばれる、ワイヤーですとか、手すりのような金属が張り巡らせてあります。 2003年の規格改定で、新しく「回転球体法」という考えが導入され、三次元空間で、ある点(放電点)から等距離にある点の集合は球体の表面になりますから、ビルの屋上の縁がその球体に触れた点が次の放電点になるという事で、ビルの屋上の周囲に金属導体を配置し、そこに落雷を呼び込むことを狙っています。 仕事柄、このような現場を多数見ていますが、これではダメだなと思えるものが多いのが事実です。

何故、ダメかといえば、金属の構造物を外壁と同じ面で設置すると、経年変化などで壊れた場合に地面に落下してしまいます。それを恐れてなのか、外壁の面から内側にセットバックして取り付けてあるのです。これは規則でも認められているので手抜き工事ではありませんが、理屈からいえば金属導体の前にコンクリート壁に当たりますから、それで破壊されるという事が多いのかもしれません。

雷雨のさ中なので外を歩く人が少ないせいか、人身事故には至っていませんが、屋上からコンクリート片が落ちてくるのはゾッとします。 雷雨の最中はビルの中にいるのが安全です。 もう一つ、困ったことは、ビル自体の損傷は、被害者という立場ですから火災保険でカバーされますが、落下したコンクリ片で事故が発生した場合は、所有者は加害者の立場ですから火災保険の対象ではなく、これは「施設賠償責任保険」という別の保険でなければカバーできません。

不特定多数の人が訪れる商業施設などではこの施設賠償責任保険に入っているでしょうが、マンションなどでは入っていない場合が多いという保険屋さんの話もあります。 もし、人身事故でも起きれば、施設所有者の責任が問われ、その時に保険でカバーできないとなると被害者もマンションの住人も施設所有者として責任がありますから双方に不幸なことになります。 知らないうちに加害者になる可能性があるということです。

高層ビルの周辺ではそういう危険があることへの警鐘として良い番組でした。 雷雨のさ中は高層ビルの周辺は歩かないのが安全です。

イジメに対抗するには力しかない

2017年02月02日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

動物の世界は言うに及ばず、個人の集まりである会社や学校のみならず、国際間でも反抗できない弱小とみられた国が近隣の国からのイジメを受けることは普通のことです。 これを理想論、綺麗ごとで、イジメはいけない、イジメを無くそうとするのは何の役にも立ちません。 弱肉強食というのは生き物の原理のようなもので、人間は理性である程度は抑えられても完全には無くなりません。これを無くそうとする努力よりは、イジメに立ち向かうことの方がより現実的な解決策です。 

個人のレベルでいえば、小学生のころから、日本の武道、格闘技を必修とし、自分の身は自分で守る素養を付け、これは単なる力やワザの話ではなく、精神的に自分を強くする鍛錬になり、日本文化を継承する面でも必要なことです。

国家的なレベルでいえば、日本に手を出せば倍返しの報復があることを、その準備のレベルを常に見せつけることで相手の野心をくじくことが必要です。 小さな話でいえば、少女像を撤去しない韓国には、徹底的に対抗処置を取り、約束を破ることの結末がどうなるかを示すべきです。 小さなことであるからと許してしまえば、相手は増長し、何をしても許されると誤解するだけです。

攻撃こそ最大の防御であり、「専守防衛」などという寝ぼけた言葉は忘れ、米国からの応援無しでも限定的な敵地攻撃をできる程度の軍備を拡張すべきです。 理想主義は現実の混乱を大きくするだけの自己満足にすぎません。 渡る世間は鬼ばかりの現実を見つめ、混乱を拡大させないための方策の方が重要なのです。 そのためには、憲法を改正し、キチンとした軍隊を整備する。。それが中国の野心を挫き、世界の安定につながります。 日本の防衛予算は、世界の標準並みにGDPの2%、現在の倍額を目指すべきで、米国を侵略する意図も、能力的にも不可能なことを明確にしたうえでの日本周辺については敵地攻撃も可能な範囲に軍備を増強すべきです。


製造業が頑張れないと国が衰退する

2017年02月01日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。
トランプ大統領、分かりやすい自動車産業ばかり話題にしますが、自動車会社は最終の組み立て産業で、これを支える部品会の下請けが実は大事で、労賃が高い米国内で全部を作れば最終価格が高くなり、結局その車自体の競争力を無くすだけのことです。 米国車が日本で売れないのは魅力がないだけのことで、自らの競争力の無さを反省すべきで、購入しない側を責める厚かましさはやはり米国です。 そういう厚かましさで作るから車が売れないのです。

以前、通信関連の仕事をしていましたが、その頃、日本の大企業の中には、自社で開発するより韓国の技術を使った方が安いという理由で、自社で開発せずに韓国から技術を買っていた会社がありました。 自社のエンジニアたちは仕事がなくなり、その会社、結局は開発力を失って昔の栄光は無くなりました。 その会社を滅ぼしたのは目の前の価格だけでにまい進した購買部門のように見えました。廉価な見積書を振りかざす購買部門が技術部を潰したのです。 国内で作るより、海外で作った方が安い。 その理屈が優先し、その結果、国内の工場がなくなってしまった米国と相通ずるものがあります。 価格だけで判断されるのではなく、高価格でも売れる付加価値を第一としなければいけないのです。

モノを作る人達は地味で実直な方が多く、派手な金融産業の陰に隠れてしまいますが、金融業などしょせん、数字の中の虚像のような産業で、金融業が発達したイギリスには、ろくな製造業が残っていませんし、米国の産業を荒廃させたのは、自国で作るよりも海外を選択した米国の経営者です。 経済的な要素は大事ですが、自社/自国を見捨てるような行為は、その時だけうまくいっているように見えるだけで、結局は自分に戻ってきます。第二次産業から第三次産業への産業構造が変化する中でも、実際に我々の生活を支えているのは「モノ」なのですから、カッコの良さにハイテクだ、ITだと浮かれていてはなりません。  IT技術はモノ作りの中に取り入れてこそ価値があり、IT単独で生きるものではありません。

特に重厚長大の技術は一朝一夕にはマネできませんから、これらは継承すべき大事な産業です。 保護主義的な色合いが強くなれば、自分のものは自分で作る。 それができない国は他国から買うことで、国際間の格差が強まる中、悪い事ばかりではありません。 世界のどこでもできるようなもので勝負せず、日本でなければできない舞台で戦う。 幸い日本にはそういう舞台は多々あります。 日本の良さが発揮しやすい環境へと向かっている面もあるのですからトランプ大統領の派手なアクションに振り回されてはなりません。 政治力だけで経済原則までを変えることはできませんから、トランプ大統領も近々、壁にぶち当たります。 まあ、お手並みオ拝見ですね。。実行力という点ではお手本になりますが。。。



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