株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

国債の真実 高橋洋一 あさ出版 /  プライマリー・バランス亡国論 藤井聡 育鵬社

2017年08月18日
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

高橋さんは、何冊もの著書の中で一貫として日本経済の実力は心配することはなく、国民一人当たりの借金が800万円もあるという赤字説には、真っ向からインチキ報道と主張する少数派です。 藤井さんは、最初は土木の事で知りましたが、土木だけでなく、多彩で幅広い見識は、大学の先生にしておくにはもったいない。 お二人とも内閣の参与をされた方です。

増税を目論む側からすれば、日本は赤字で火の車なのだから、それを助けるために増税も当然という流れを期待して国債発行額がGDPの2倍を超えているのは、月給30万円の人が毎月60万年の借金をしているのと同じのような、おかしなロジックで説明し、多くの人はその説明に納得してしまうのですが、それは全くの間違いというより、人を欺くための屁理屈で単なる「間違い」よりも悪質な[デマ」の類です。 その借金も、政府がしたものであり、国民ではないのです。いつの間にか、比喩で言ったであろう「国民一人当たり」が、本当に国民がした借金のように言われることに疑問を持たないで信じ込む方がいるのにはビックリです。 800万円もの借用証書、書いた覚えありますか? 誰もないですよね??

個人と国の大きな違いは、個人の命は有限であるのに対し、国の命は無限を前提としています。 人は借金を働けるうちに返さねばなりませんが、国の場合には、国の命が無限ということを前提にすれば、もちろん返済期限はありますから期限になったものを返しながら、一方でズルズルと返還する傍から借り受ける事を無限に繰り返すことができるのです。 あるいは永久国債ということで、償還を考えずに、毎月の利子だけでも良いのです。 支払利子の合計が元金を超えた後、利子の支払いが永久に継続すれば元金など返ってこなくても、購入する側からは十分に魅力的です。 個人の借金とちがい、国の借金など利子を償還できる範囲であれば、問題ないのです。

経営者であれば、決算期のバランス・シートは誰でも気になりますが、ここでは、借金(負債)だけでなく資産とバランスしていれば良く、借金の額だけでなく、資産の額も大事なのです。 ところが、この負債の部だけの話しかしないで、資産の部の話が欠如しているのです。 日本国の資産と共に考えれば、この負債額、取るに足りないものなのです。

プライマリー・バランス(政府の収入と支出のバランス)を黒字化するとなると、国債への依存も出来なくなります。 これは、国債依存が悪いこととしている考えで、国債が増えても問題がなければ、プライマリー・バランスなど良くならなくても問題は無いのです。 こういう負のイメージでのキャンペーンにより、国民の消費は不活発になりGDPの成長に悪影響を及ぼし、若者まで将来に夢や希望を持てないような雰囲気になってしまいます。 国の破産と言えば、誰でもギリシアを思い浮かべ、消費する事を恐れ、貯金をしてしまいます。 日本の国は大丈夫。 破産などしやしません。  安心してお金を使いましょう。 個人消費が増えればGDPも経済も良くなるのです。 

このお二人、少数派ですが、少数派の意見の方が正しいいこともあるのです。


オプションB シェリル・サンドバーグ  日本経済新聞出版社

2017年08月17日
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

生きている間、様々な決断が必要ですが、ある場合には先延ばしし、グズグズ言いながら歳をとる。 ある場合には、ほぼ、即決で決めなければならないこともある。 物事を決める場合、諸般の事情は常に最善と思われる選択肢ばかりを選ばせてくれません。 むしろ、本当は選びたい選択肢を簡単に選べないという葛藤が生きる事の難しさそのものです。 最善の選択肢ばかりで決断できれば苦労はありません。 その中で、現実的な「次善の選択肢」を選ばざるを得ない場合も多々あります。 最善(第一志望)を選べなかったということがトラウマになり後悔の年月を重ねる人も多いことでしょうが、そのような後悔にはサヨナラをし、「次善の選択肢」(第二志望)を選んだことでも堂々と生きることのできる心の強さを鍛錬することも必要です。

一般的に言えば、米国人は生きることに前向きな方が多く、それ故、夢を実現させていくことを人生の生きがいとし、それを「アメリカン・ドリーム」などと呼ぶことが多い中、自分で描いた夢の実現が挫折するというのは大きなマイナス要因なのです。 その方達からすれば、「オプションB」で満足することには大きな抵抗があり、それを克服したことで一冊の本を書いてしまうのはスゴイことです。

それに比べると、「知足小欲」的な、大きな夢の実現よりも小さな幸せで満足する「仕方ない」文化で育った普通の日本人には「次善の選択肢」など当たり前にも思えます。、本当に自分の望む事が「最善の選択肢」なのか? これは、何事も自分本位の米国人であれば当然のことですが、時にそれは「自分勝手」というだけの「ミー・イズム」であり、諸般の事情を考慮した上での「次善の選択肢」こそが、自分とその周囲を含めた「最善の選択肢」であることもあり得ます。

何が最善で何が次善か? などと、禅問答のようなことにならずに、心の軸がブレることなく「選択肢」を選び続けることこそ大事で、何もしないことの言い訳に「事前の選択肢」を選んでいるのではない事は、さすがに前向きな米国人であると言えます。  「レジリエンス」という言葉、今ま「で国土強靭化」、災害に遭ってもこれに負けない強い国土を作るべきという場合でのみで理解していましたが、国土のみならず、自分の心も「レジリエント」であらねばならない、「折れない心」の作り方の参考になります。

著者のシェリル・サンドバーグさん、自分の心と毎日の生活を深く、噛み締めて生活していることに感心します。 私の場合、忙しさというシェルターに逃げ、大事な決断は先延ばしにし、物事を深く考えない能天気な性格の中で薄ぺらな毎日を過ごしていますので、本書のような周囲の人との濃密な人間関係の中で、その観察眼、知識、好奇心の強さ、など「折れない心」の中身は既に天性の才能として備えていたもののようにも思えます。 メゲズニ頑張ろうというのは、米国のフロンティア精神の中で育まれている部分もあるように思え、一人一人が個人の事もこれだけオープンに語れるのは、米国社会の強さにも通じるところがあります。

立教大学の学生さん

2017年08月16日
こんにちは、落雷抑制の松本です。

ゼミの研究で、弊社のような小規模企業と地域金融機関の関連について話を聞きたいとのことで学生さんがキチンとリクルートスーツで身を固め、インタビューにお見えになりました。 やはり学生さんなので、「青い」テーマだと思いつつ、実社会のドロドロした話をして差し上げました。 学生さんの「綺麗ごと社会」には役に立ちそうもない話で申し訳ないのですが、経営計画を作成したことがあるかという質問では、あの経営計画は公的な融資を受ける場合に必要とされますが、計画の内容よりも、経営計画を作成のためのサポートをすること自体がビジネスになっていて、一つの融資の周りで色々なビジネスが生まれる現実をお話しました。 相手は、自分の息子と同じ位の年齢の方ですが、親子関係での会話モードと異なるキチンと礼儀正しい質問は、清々しく新鮮でした。 普段意識しませんが、そういえば我が息子もいつの間にか大人なのです。 我が子であると「子供」のイメージが付きまといますが、同年配の方を見ると既に立派な大人であることを認識しました。

地域の金融機関もさることながら、神奈川県や横浜市自体も地域経済を活性化するためのサポートをしていますが、これは主に大企業がメインのようで、例えば日産自動車の本社を誘致したり、成果を上げているようですが、大企業中心のサポートになるのは、経済効果から言えば仕方ありません。 零細企業のサポートなど、手間がかかるだけで大した金額にならないのも実情ですから仕方ありません。

小規模事業を活性化させるというのは、まあ、ポーズのようなものです。 例えば横浜市には、地元のベンチャーを活用すると言う制度があり、審査を経て認定されると横浜市がその製品やサービスを優先して使用することでベンチャーを応援するという「販路開拓支援事業」なるものがあり、弊社もこれに応募して認定されましたが、実態は何もありませんでした。 横浜市からは、金融公庫の借入に対し、いくらかの利子補給のご支援は頂いている程度です。 

横浜や神奈川県から比べると、ベンチャーに手厚いのは東京都です。 もし、起業をお考えでしたら、東京で始めるのが一番サポートを受けられます。 この学生さん、なぜ、弊社をインタビュー先として選んだのか? という私の質問に、弊社は中小企業庁から「日本の300社」に選ばれていて、その名簿から弊社を選んだというのは、学生さんながら感度の良さは抜群のようです。 横浜市も神奈川県も、弊社が「日本の300社」に選ばれても、全く関心は無いようですから、それに比べれば目の付け所はたいしたものです。 KIP(神奈川産業振興センター)の機関誌を担当されている記者さんも、弊社に取材に来られ、見開き2ページの記事で取り上げてくれました。 目の付け所の良し悪し、ビジネス感度の良さ、これは仕事の上で大事です。

厚生労働省の関連でもベンチャー・サポートの施設を都内の一等地にアチコチ、開設しています。 以前、ある国家試験の試験委員をしていた時に、その施設の会議室を何度も利用させていただきましたが、その施設はいつもガラガラでした。 お役所の体質とベンチャー企業を始める人の体質は、対極にあるような水と油のようなものでお役所がベンチャーをサポートすると言う事自体、無理があるような気もしました。 一度、公務員を辞められて誰からの庇護もない一人になると、ベンチャーの気持ちが少しは分かるかと思います。


ポケモンを利用した街おこし

2017年08月15日
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

ここ、「みなとみらい」の夏の風物詩はポケモンです。 桜木町駅を降りると広場からランドマークタワーに至るまで、黄色のポケモンがやたらに目につき、日本丸の甲板にまで大きなポケモンが鎮座しています。 私の息子の時代からポケモンはいましたから、ポケモン君は、歳を取らないままご長寿を続けています。 屋外だけでなく、ランドマークタワーの中にも若いお父さんやお母さんがポケモン世代の幼児を連れて大賑わいでした。 ポケモン・グッズの販売にも多数のアルバイト、仮設ステージではしゃいでいるお姉さんはプロでしょうから、かなりの費用をかけたイベントです。 

伝統的なお祭りの無い地域でのイベントは、商業主義的なものになってしまうのは仕方ありません。 しかし、身の回りには、宇宙、海洋、深海、動物、メカ、など面白い世界がいくらでもあるのに若い世代がこのような「作り物」に夢中になっているのは残念なことです。 まあ、いい大人までもがスマホを見つめてフラフラとポケモン・ゴーとやらに興じているのは、大人の幼児帰り、というかアホ・レベル最大値を示しながら徘徊する「若年性ボケモン」ですから、子供に文句も言えませんが。。これと比べると地方の伝統文化としてのお祭りは大したものです。 地方のお祭りに比べると、このポケモン騒ぎ、演出は派手でもどこか薄っぺらな感じが漂います。

連休の最後の日曜日にも、何やら黄色いものがうごめているので望遠レンズを通してみると、10体以上のポケモン君がボートに乗り、船上からご挨拶に向かうところでした。 この着ぐるみの中、暑いでしょうね。。。ご苦労様です。


イージス・システムの陸上配備

2017年08月14日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

北朝鮮のグアム包囲射撃の表明で、中国地方にもPAC3を展開しましたが、気休めにもなりません。 PAC3の射程からすれば、故障でグアムまで届かない北朝鮮の「火星12号」がふらふら落ちてきた場合以外は届きません。射程は30km程度ですから、たとえ撃ち落とせたとしても、その破片は国内に落下するのです。 撃ち落とすなら、日本海の海上で撃ち落としたいところですが、日本海の海上では、通常に飛行した場合にはPAC3では火星12号まで届きません。 PAC3は、あくまでイージスのSM-3が打ち損じた場合の後始末です。核弾頭が爆発する直前に粉砕できれば、核爆発よりはましですが、核物質が上空で飛散するのですから、

日本が急がねばならないのは、陸上配備型のイージスです。 これなら海の上を走り回る船体が不要ですから、費用も海上を走るイージス艦よりは抑えられ、SPYレーダーと垂直発射装置一式を陸上に配備するのです。 PAC3に費用をかけるくらいであれば、陸上配備のイージスの方がよほど効果的です。 イージス艦は、北朝鮮の近海に進出し、発射直後のブースト段階を狙い、それが命中しなければ、最後の降下段階で、国内の陸上から、高高度から落下してくる火星12号を撃ち落とすのです。 韓国に配備されている米軍のTHHADは、PAC3よりはましですが、日本全土をカバーするには、少なくとも6か所に配備せねばならず、陸上イージスであれば、1~2か所で十分です。

世界水準のGDP3%程度に防衛予算を増加すれば、容易に実現できます。 之こそ、まさに防衛用なのですから、近隣諸外国が文句を言っても聞く必要は全くありません。 よその国の防衛的装備に文句を言うのは、侵略の意図があるからこそです。 世間知らずの北朝鮮には困ったものですが、憲法改正に反対する能天気な日本人も同じような世間知らずですがら、北朝鮮の断固たる行動が日本の平和ボケに喝を入れてくれるのは結構なことです。 どうぞ、グァムを標的に4発でも10発でも好きなだけ火星12号を打ち込んで頂きたいものです。

しかし、面白いことになってきました。 北朝鮮も、あれだけ言ったのですから本当に発射するのでしょうか? 他国を地上から消滅させるなど公言するとは野蛮な国です。 そういう国こそ消滅してほしいものです。

1)韓国内に配備された米軍のTHHADミサイルが火星12号を撃ち落とせるか?  (無理でしょう)
    グアム島に配備されたTHHADミサイルが4発もの火星12号を同時に落とせるか?
2)日本は日本海に配備したイージス艦のSM-3で迎え撃つのか?
  何もしなければ、米国の不満を買います
  撃って当たれば、北朝鮮の矛先は米国から日本に向くでしょうし
  撃っても当たらなければ、海上自衛隊の面目は丸潰れ

関係者の方々は、この数週間、トンデモナイ緊張感の中で過ごすことになるでしょう。 ご苦労様です。


スピードラーニング  フランス語

2017年08月10日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

来月のフランス出張まで約1か月、このために3週間前からスピードラーニングのフランス語のCDを帰りの車中で聞いていますが、まあ、絶望的な状況です。 このスピードラーニング、親切なのはフランス人の女性から会社に、学習の進捗状況などを話するのに電話を頂きました。 

英語であれば、文型を理解していたり、文章の中に知っている単語の2つ3つあれば、それが理解の手掛かりになりますが、フランス語は全くその材料がなく、聞いていてもサッパリ見当すらつきません。 聞いている間は、単語の意味や、文法の事など何も考えずただ90日間黙って聞けというのは、まるで禅の「只管打坐」と同じで、ただ、黙って聞けということです。

90日間を半分の45日の間で何とかならないかと思ってのは甘かったと反省しています。 まあ、90日間、黙って聞けというのを実践しようとは思っていますが、本当になんとかなるのか、半信半疑で聞いていると、信じ切って聞かなければダメだと言われそうですが、子供が聞き言葉を覚える際、そのような覚悟をもって聞いている子は一人もいないでしょうから、BGMのつもりで聞き続けようかと思います。

オスプレイの事故  騒ぎすぎでは?

2017年08月09日
んにちは、落雷抑制システムズの松本です。

オスプレイの事故については、いささか過剰反応というかヒステリックな反応のように見えます。 今回の事故は揚陸艦への着艦の際の事故で動画を見る限り、機体の欠陥ではなく操縦ミスの可能性の方が遥かに高く、米軍も、自分のオスプレイやパイロット、搭乗する海兵隊員の命が危険にさらされる類の機体欠陥と思われる事故であれば、飛行継続などしません。 事故があるとすぐに飛行自粛と反応するのは、米国人から見れば論理の「ロ」の字もないと受け止められても仕方ありません。 

狭い艦船の甲板への着艦事故は避け難く、今までも米海軍は1千人を超えるパイロットを失っています。 その経験を踏まえで確立された手順をもってしても人為的なミスが発生することは仕方ありません。 中国海軍が見せかけだけの空母を所有しても、実戦で運用できるようになるまでには、まだまだパイロットの命を犠牲にして経験を積まなければ実用にはなりません。

このような発言をすると、米軍の事故により命が危険にさらされている現状を知らないからだと言われるかもしれませんが、実際問題として沖縄での米軍の墜落事故は実に10年以上も前の2004年。沖縄国際大学でのヘリ墜落事故で、この時も死傷者はありませんでした。 この13年間に交通事故で亡くなった人の数の方がはるかに多いのです。 マスコミは、繰り返しこの墜落事故の映像を流し、この種の事故が日常的に起きているような錯覚をいだかせるような報道をしていますが、一歩引いて俯瞰すると交通事故や病気のガンで亡くなる人の数の方がはるかに大きいのです。

今回も、日本政府の飛行自粛要請が無視されたと感情的に反応する方が多いのですが、そもそも人気取り、偽善で「飛行自粛要請」などするのがアホなのです。 訓練は、命がけでしていることで、飛行している限りリスクはつきものであり、これは遊覧飛行ではないのです。 「飛行自粛要請」自体が、甘ちゃんなのです。 遠く、オーストラリアの海域で発生した操縦ミスと思われるの事故。 正に、「坊主憎けりゃ、袈裟までまで憎し」と言った感じで、オスプレィを目の敵にすることは如何なものでしょう?

雑誌『GG] Golden Generation

2017年08月08日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

子供の時に、旺文社の「中一時代」とか、学研の「高1コース」とかの学年別の学習雑誌が流行っていましたが、今やそれらも廃刊になったそうで、それがこの歳になって再び、このような高齢者向けの雑誌に出会うとは思ってもみませんでした。 

我々の世代、孫に「ジージ」だ「バーバ」だのと呼ばれている方も多いと思いますが、まさしくその「ジージ」のための雑誌で、8月号を知り合いからいただきましたが、「素敵にジジっっていますか?」「金は遺すな自分で使え」と高級車を紹介したり、ジジイ向けのファッションであったり、ジジイの扱いもも様変わりしたものだと思います。 引退し、世の中からは、注目されなくなったと思ったら大間違いなのは、この世代、小金(コガネ)を貯め込んだ方も多く、その金はあの世までは持っていけませんし、パァ~ット使えと勧めています。

我々の父親の時代では、若いころからガムシャラに働きづめで、歳を取ってからのアクティビティはせいぜいゲートボール程度でしたが、最近の我々ジジイ世代は若いころから適当に遊びをを知っているジジイ世代ともいえますので、非行少年ならぬ非行老人が出てきてもおかしくない世代です。

歳をとったからと社会に遠慮することなく、どの世代でも堂々とふるまうのは良いことです。 この雑誌、ジジイ世代に元気を与える応援をしています。


四輪の書  國政久郎/森慶太  文踊社

2017年08月04日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

宮本武蔵の五輪書のパロディではなく、クルマの四輪のことで、車の機械的特性をベースに運転術を指南しています。 それほど荒っぽいん運転をしているつもりはないのですが、私の運転する車に乗ると気持ちが悪くなるという人がいます。 車は運転者の操作により動きますから、私は、自分のInputを理解してOutput たる車の挙動を想定していますが、同乗者はイキナリのOutput だけなので突然の動きに惑わされ、気持ちが悪くなるのでしょう。 まあ、一度の体験で2度目からもそうなるのではという先入観によるところも影響するのではと思いますが。。

本書を読んで思い当たったのが、オートマ車はクリープで動き出してから、アクセルを踏めということです。 元々、私が免許を取ったころはオートマなどありませんでした。 時代の変遷とともに、何も知らずにオートマに切り替わってしまいました。 運転が簡単な分だけ、特に誰からも何も教わらないまま乗り続けてきましたが、なるほどクリープで動き出してからであれば、出だしはスムーズです。 そういう何気ない操作について技術的な背景を解説していただけるのは、サーキット走行のみならず、一般道の運転でも役に立ちます。

本書に解説していることを知らなくても、車を運転することはできますし、というより、半分以上の方は、操作の工学的な背景など意識することなく運転していいて、知らなければ困るということもないでしょう。 しかし、操作とそれに伴う挙動の因果関係理解していれば、モット楽しく運転できます。

何気ない車の運転に隠された奥の深い話が詰まった本です。


大統領支持率、内閣支持率はあてになるのか?

2017年08月03日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

トランプさんも安倍さんもこの「支持率」なるものにビクビクしているかもしれませんが、これは、世の中に数ある「クダラナイ数字」の一つであると思います。 その理由は、

1)調査している会社が信用できない。 元々、政治的に色のついて会社がしているのですから、調査方法や、本当に行ったのか? など信用できません。
2)調査というのは、聞き方次第でその回答は変化します。 どのような聞き方で調査したかもわかりません。
3)回答する側も、どの程度の深刻さ、マジメさをもって答えたのかも分かりません。
4)国民の多くは、マスコミの影響を強く受け、ニュース・キャスターの意見を受け売りする様な方も多く、強い影響力を持つマスコミが行う世論調査は、世論調査というより、「マスコミ影響力調査」のようなもので、ドロボーがお巡りさん役をしているようなものです。
5)マスコミの報道の仕方は、枝葉末節で大局観に欠け、俗っぽく、面白おかしく三面記事的なとらえ方が多く信用できない。 そのマスコミによる調査ですから怪しいものです。

選挙のような公的な仕組みの中での事でなく、あくまで一私企業が勝手に行った調査であり、この数字が30%を切ると危ないなどと得意顔で説明するジャーナリストなどいい気なものです。 まあ、国民がこのような不確かな数字も信用しきるアホであれば、この調査の結果が大統領や内閣の運命を決めても仕方ありませんが。。。

人間の社会のリーダーなど、誰がやっても全ての人を満足できるものでもなく、「文句があるならお前がやってみろ」と言われたら、ほとんど何もできませんし、トランプさんも安倍さんも自分よりはマシと言いきれます。 文句ばかり言う輩が多い中、何が不満で文句を言うのか? 政治家の判断は、政治家個人の資質もさることながら、周囲の状況による制限の方が大きく、防衛省の日報問題など稲田さん個人の話ではなく、PKO協力法の「参加五原則」をキチンと議論しなかったためであり、誰が防衛大臣をしていても同じような事は生じたでしょう。 不満が多いということは期待が大き過ぎるということで、政治になど最初から大きな期待をすること自体が間違いなのです。 政治で世の中が良くなると期待するのは幻想です。 

私、期待が少ないですから、不満も小さく、安部さんもトランプさんも応援します。 一つ一つ見れば気に食わないところは多々あります。 それでも、任期中は頑張っていただかねばならないのです。 些細なことで、イチイチ「支持する」「支持しない」と大騒する必要はありません。 と言いながら、もし、世論調査で電話アンケートでもされれば、その時の気分で面白がって「不支持」を言うかもしれません。 電話アンケートなどその程度のものです。


日経産業新聞に広告を掲載しました   7月28日付

2017年08月02日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

落雷対策の特集は、見開き2ページに各社様の広告が掲載され、多くが保安器のものでした。 その中で、いつもながら異色なのが弊社の広告、まずは落雷を落とし難くし、それでも電線を伝わってくる誘導雷による被害は保安器の出番になり、保安器メーカ様と競合を生じるようなものではありません。 

多重防御という観点からは、一時防御で落雷をなるべく防ぎ、それでも入ってくる雷電流を二次防御で防ぐというのがまっとうな考えであり、イキナリ、避雷針で「落雷様イラッシャイ!」というのは如何なものでしょう? 落雷した地点から50m程度離れても、地面を流れる雷電流で負傷するくらい強い電流です。 このようなものを積極的に受け入れる度胸は普通のレベルを超えているのではないでしょうか?

落雷を落とし難くすれば、それはどこに行ってしまうのか?  という質問は良く受けます。 雷雲の放電のうち8割以上は雲の中の放電で、地面に放電する部分は2割程度なのです。 地面に落ちなければ、雲の中で増加するかもしれませんし、地面の他の場所かもしれませんが、そもそも通常の避雷針を付けて落雷を招いても100%必ず落ちるものでもないのです。 それくらい、落雷の場所など特定できるものではないのです。


レッドチーム思考  ミカ・ゼンコ  文藝春秋

2017年08月01日
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

以前、大企業にいた時も常に捻くれた「変わり者」であった私からは、実に当たり前の話なのですが、組織の中に主流派になびかない、組織にとっては「敵」として動くチームを作り、その「敵」が動いた時にも万全な体制を取れるかを常にチェックできるような組織作りをの大切さを解説しています。 まあ、レッド・チームの方々は、出世街道からは外れるでしょうが、大企業の中にはそういう方も案外いるものですし、そういう方々は人間的には面白い方が多いのです。「類は友を呼ぶ」という諺もあるように私の周りも「非公式レッド・チーム」のような方が多くいました。

レッド・チームでいちばん分かり易いのは、例えば、空港のセキュリティですが、警備する側の仲間内での検査ではなくて、本当にテロリストになり切ったチームがセキュリティを突破しようと試みると、セキュリティの穴がたくさん見つかったという例です。 米軍には「アグレッサー・チーム」と呼ばれる、ロシア軍になり切ったチームがあり、ロシア空軍と同じにように塗装した戦闘機のパイロットは、常にロシアを研究し、ロシア式の日常生活を送り、ロシア人になり切った役を演じています。 一時は、第三国から入手したミグ戦闘機まで使用していました。 この仮想ロシア軍が、全米の各基地を出稽古しながら、鍛えて回っているのです。 仲間との予め決められたシナリオではなく、突発的に奇襲をかけたりして、馴れ合いの訓練ではなく、実践的な訓練をしているのです。 航空自衛隊にも「仮想敵国」を演じる部隊はあります。

主流派に対抗する「敵」役を組織の中に作るのは、軍隊や警備会社などなら分かり易いのですが、「和を以て貴しとなす」という文化背景の中で、一般の会社の中では考え難いものがあります。大きく「セキュリティ対策」の一つとして、内部監査の強化だけでなく、営業戦略でも他社の新しい戦略による影響などまで、自社内に自社に対抗する「脅威」を作り、自社の方針を客観的に評価する。 こうしたことをしておけば、日本のかの大会社さんもあのような目に合わなかったのでは? と本書の宣伝には書いてありましたが、一歩引いて自分を客観的に見るということは、企業でも個人でも大切ですが、「言うは易く行うは難し」の代表例です。


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