株式会社落雷抑制システムズ

雷ブログ

アマゾンのすごい会議   佐藤将之   東洋経済

令和2年11月30日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  私、自分のプレゼンでは、資料を最初から配らない事にしています。 資料を配ると、私の話に耳を傾けず、自分で資料を読み進めてしまう方が何人もおられるからです。 資料だけで済む話であれば、ワザワザ、時間を割いて参加する必要はないのです。 資料だけではない、話を聞くことこそ重要なのですが、せっかくのプレゼンも資料を投影し、それを読むだけではプレゼンする側も何の付加価値もありません。 そういうプレゼンが多いので、自分で勝手に資料を読み進めてしまうのでしょうか?

  アマゾンの会議は沈黙から始まるそうです。 参加者は配布された1ページ(又は6ページ)の資料を15分間、ジックリと読み、その内容を理解した上で発言するそうで、もし、全員が内容に賛成であり、質問も無ければそれで終わりというのもすごい会議です。 大企業での経験で言えば、リンカーンのゲティスバーグ演説をパクり、「Of the meeting, For the meeting, By the meeting] (会議の、会議にための、会議による会議)のようなナンセンスな会議と言うのは案外多く、アマゾンでは、会議の目的を「決定のための会議」と「アイデア出しのための会議」と目的を明確にしたうえで、会議を効率よくすることを日常的、継続的にに改善しているそうです。 プレゼンにパワポは使わず、資料も1ページ、または6ページの2種類とするなど、社内の手順が統一されている、それが社内の文化と言うものです。 そういう文化が無い会社が多いのが実情ではないでしょうか?

  私もアマゾンのヘビーユーザーで、主として書籍ですが、ほぼ、毎日利用します。 今までネットを利用した流通業程度の認識しかありませんでしたが、全世界で1万人を超える社員が現実の仕事に携われば、社内でのルールや小売業に留まらず、これだけの大きなネットの力を応用したAWS( Amazon Web Service )など他の分野への進出など協議することは多々あるでしょうから、アイデアを出す方法論、資料作成のルール、意思決定の方法、進捗管理など、独自の管理手法を編み出しながら組織を大きくしたのは、大変な努力であったと思います。 本書を読んで、「アマゾンに負けた!」と思う方は多いのではないでしょうか? 他所の会社のしている事でも良きことはドンドン真似してでも取り入れて改善を図るべきで、その手本を具体的に示している点で、本書は非常に役立つガイドブックと言えます。

消耗品で儲けるビジネスモデル

令和2年11月26日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  コロナ騒ぎで在宅勤務が増え、使用が減ったのがコピー用紙、印刷用紙です。 会社の事務所には必ず大型複合機がありますから、コピーもプリントも湯水のごとく使用していたのが、自分の家となると、コピーもままならず、ましてや紙物など自分の家のプリンターで印刷したら、インク代から用紙代からバカにできなくなります。 ですからなるべく画面だけで済ませ、FAXなども画面で見るようになり、その辺りのコスト意識は、オフィス勤務から在宅勤務になり大きく改善されたことの一つのようです。

  このプリンターは、本体価格が安いものの、インク代などの消耗品の価格はそれなりで、消耗品で稼ぐビジネスモデルです。 複写機が普及し始めた頃、X社の営業をしていた知人からは、X社純正の用紙を何枚、お客様に使っていただけるかで営業の歩合給が決まるとのことで、たくさんの用紙を使ってもらうために大型機種を廉価でお客様に提供するという話を聞きました。当時は最先端の大型電子複写機の営業ではなく、「紙の営業」と自嘲的に言っていました。 製品の販売は一時金ですから、それよりは消耗品を長く使ってもらう方が長期に渡り収益が確保できるという事で、本体自価格は安く、消耗品は高くというのはワナのようなものですが、このビジネスモデル、実は昔から行われていました。

  その代表例が「鉄砲」です。 ポルトガルから種子島に伝来した鉄砲は器用な日本人は、直ぐに同じようなものを作りましたが、問題は、鉄砲から弾丸を発射するための火薬です。 火薬の成分である、木炭の粉、硫黄は国産のものがいくらでもて手に入りましたが、それらが燃焼する際に必要な酸化剤としての硝石、これは国産では手に入らず、これで大儲けしたのはポルトガルです。 日本の交易の相手は、スペイン、ポルトガル、オランダと変化し、鉄砲もある程度は国産ができても、弾を発射するための火薬に使う硝石、これは堺が窓口になり輸入を続けたそうで、一度、銃を販売すれば、その消耗品である、弾丸と火薬は継続的に売れるのですから、美味しい商売です。 銃の数が増え、戦には銃を使うのが普通になり、戦では、何万発もの弾丸が発射されるのですから、銃声の響きはお金がジャラジャラと発する音の様に聞こえたことでしょう。 武士の武芸の力から、軍事力=お金の力、武芸の才能よりは、刀など握ったことが無くても鉄砲の数と弾丸の数が優劣を決めるパラダイムシフトが起きたのです。 戦いは大義名分の下に行われますが、その裏ではいつの時代でも経済が動いていて、表舞台で命を落とす兵士と裏舞台で儲ける者とが混在します。 

怒らない秘訣

令和2年11月25日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  電車や混雑した場所で、肩がぶつかるとか、電車の乗り方、車内でのマナー、仕事の上での対応など、カチンとくることはあっても怒らない秘訣は、相手はプログラミングのレベルの低いロボットであると思えばよいというのは以前にもブログに書いた覚えがありますが、これに加え、昨日のブログの続きなのですが、年配の方に対しては認知症に起因する行いと思えば、これまた許せます。 いや、年配の方だけではなく、若年性認知症というのもあるようで、年齢を問わず、低級ロボットか認知症かどちらかなのです。 

  以前、父が交通事故に遭った時に脳のCTの写真を脳外科の先生に説明していただいた事がありました。頭の中を水平にスライスした写真を見ると頭蓋骨の内側が黒くなっていて、これは脳が委縮し、外側の水分が黒く映っているとのことで、年齢を重ねれば誰でも脳が委縮するとのことで、交通事故とは関係のない自然な委縮との説明がありました。 それを聞いて、脳自体の体積が委縮するなどの物理的な変性があれば、機能的にも繰り言が多くなるような質的な変化が現れるのも仕方ない事であると理解し、以後、父親に対しての態度を改めるように悟りました。 私の年齢も既にその時の父親の年齢を上回り、CTもMRIも最近は受けていないのですが、恐らく私の脳も縮小しているのではないかと思います。

  「怒る」と言うのは、自分と同列のレベルの他人がしたことについて「怒る」のであって、明らかに人生経験の少ない子供に対して、心の中で「怒り」を感じる事はあっても、子供に対しては「叱る」と言う形で対応すべきなのですが、最近、「怒る」事はあっても「叱る」と言う一段上からの対処をすることなく、子供と同列で子供に「怒る」大人が増えてきて、児童虐待をしたりするのは、生活年齢だけ「大人」であるが精神的には子供のままの「大人」が増えているからでしょうか? 言葉としても「怒られる」と言ういい方が「叱られる」よりも多用されるようですが、この二つ受け手には大きな違いがあります。 「怒られる」は相手が一方的に「怒り」の状態で発せられ。 一方、「叱る」と言うのは言葉こそ厳しくても、相手のための指導的助言なのです。 これらが混同され、パワハラなどと言う言葉で、若い社員を叱ることも遠慮しているシニアは沢山います。 かくして、世の中は悪い方向に進むのです。

  徳川家康の言葉と言われていますが、「怒りは敵と思え」。 犯罪の原因を見ていると、自分の内なる「怒り」で自滅するケースばかりです。 そこまで外に出さなくても、「怒りはストレスの素、感謝はエネルギーの素」とは、今朝がたラジオで聞いた森光子さんの言葉だそうです。 立派な方々は、それぞれ怒りに対して、自分の処方箋を確立していたようです。

小さなリベンジ 大きな反省

令和2年11月24日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  昔の話ですが、仕事で出かけ、昼食に町の定食屋さんに立ち寄りました。仕事の途中ですから当然一人です。 ところが、定食屋さんのオバチャン、どういう訳か2人前の食事を持ってきて、「お連れさんは、どうしたのですか? 注文だけして、だまって帰っては困るんですけど?」とオカンムリ。 自分の間違いをこちらの振られ、こちらもムッとしてお昼をたべながら、どのようにリベンジするかを考えました。

  食べ終わり、お勘定のレジに先ほどのオバチャンがいましたので、「先ほどは、済みませんでした。 私の連れというのは、年恰好、背格好も私に似ていませんでした? もしかすると、3年前に交通事故で亡くなった私の双子の弟かもしれません。 こいつが、食いしん坊で、よく二人で食事に行ったんですが、今でも、たまにですが、弟を見かけるという人がいるんです。 皆さん、霊感の強い方のようで、それが、いつも私の食事時なんです。 ご迷惑をおかけしたので二人前を払わせていただきますが、でもこの弟を見かけたという方、皆、その後、交通事故に遭うんです。 弟も一人で寂しいのですかね。 気を付けてくださいね。 お祓いにでも行った方がいいかもしれませんよ。」 と脅かしてあげました。

  オバチャン、真剣な顔つきになり、顔色も変わり、この冗談を本気にしていました。 料金は一人前しか取りませんでしたが、あまりの真剣さにこちらが怖くなり、「ウソ、ウソ、ウソ!」と定食屋を逃げるように出てきました。 しかし、後で思うと、このオバチャン、認知症の初期症状でもでていたのではないか? だとすると、認知症の方をからかうような事をして申し訳ない事をしてしまいました。 ゴメンナサイ!

共振(きょうしん)

令和2年11月19日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  先日、ある打合せの場で「共振」と言う事が話題になると文系の方達は、この聞きなれない言葉にこれが大きな意味のあるスゴイ事のような印象を受けた御様子でしたが、これは身の回りにいくらでもある現象なのです。機械的にも電気的にも物体には固有の振動数がありまして、その固有の振動数が加わると反応して「共に」「振るえる」現象で、「共振」と呼ばれます。

  例えば、電気的には我々の生活する空間には何百もの異なる波長の電波が飛び交いますが、そのうちの一つ、例えば、ニッポン放送を聞きたい時には、ニッポン放送の出している電波に共振させて、この電波を増幅して音にしてそれを聞いています。 数ある電波から希望する周波数の電波を取り出すためには、ラジオの一番最初の入口に「共振回路」(あるいは「同調回路」とも呼ばれる)で希望の周波数に共振させているのです。 共振と言う現象があるからこそ、色々な周波数の電波があっても、混信せずに希望の周波数だけを利用できるのです。

  これは、電波の周波数だけでなく、機械的な振動においても物体には固有の振動数があり、その周波数の振動に会うと揺れが最大になります。 弊社のPDCEでも固有の振動数を測定し、振動の多い場所では、その周波数にならないように取付けを工夫する場合もあります。 有名な事故では、橋を行進して渡る兵隊の足並みで生じた振動が、その橋の固有振動数に合致し橋が大揺れして崩壊した例や、家の中の花瓶だけがガタガタと振動する「怪奇現象」なども多くは共振により花瓶の固有振動数の振動に花瓶だけが反応しているだけのことです。

  ロシアの医学界では、人間の臓器にも固有の振動数があるという事で、特定の臓器だけをその固有振動数で刺激する治療法もあるとのことです。 身の周りの便利さを支えている多くの機器が、どのような原理で動いているのかについては興味はなく、操作できれば良しとする表面的な理解で事足りますから、こういう物理現象に支えられていることは思いもよらない事なのかもしれませ。 ブラックボックスの中身は知ろうとしてはいけないのですが、私は、機械モノの原理、仕組みは分からないと気持ちが悪くて使えないタイプの人間で、知らなくても良い無用の知識を日々、集積しています。

シェイクスピアの英語  西森マリー  講談社

令和2年11月16日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  私の大学時代の英語の授業は、英語と言うより暗記の授業で、「ハムレット」を暗記する事でした。 古い英語の言葉使いに説明などありましたが、覚えるのがハムレットであったから英語の授業でありましたが、題材が万葉集であれば、そのまま古典の授業となるような粗末な英語の授業でしたが、20代の若い頃に覚えたハムレットの一節は40年を過ぎても覚えていて、この記憶力、当時の新鮮な記憶力、もう少し良い題材があったのではないかと思います。 3年前、いや、3週間前あるいは3日前の事よりも40年前の事を覚えているというのは老化現象なのでしょう。

  という訳で、この本のタイトル「世界のエリートがみんな使っている」と言う枕詞が付いていまして、気取った人の会話の中には、この文豪のフレーズが引用され、それを知っているか否かが教養の差になるというのは、日本においても落語の一節でも会話の中にはいっていれば、一味違う印象を与えますし、古典や歴史についての知識など役にたたないようですが、香辛料のような役割を果たすのは洋の東西を問わず同じです。シェイクスピアと聞いて懐かしく手に取りました。100の短いフレ-ズが開設されているのですが、改めてシェイクスピアは、大げさな言い回しが得意のようですが、言葉を大げさに振り回すののが、文才と言うものなのでしょう。

  この中で、気に入ったものがありました。【The first thing we do, let's kill all the lawyers]. 「まず最初に、法律家を皆殺しにしよう」 これは、反逆を扇動するリーダーが王侯貴族を倒そうと演説すると、失敗したら裁かれるのであるから、裁きを行う法律家を最初に皆殺しにしておこうという提案でした。 訴訟大国のアメリカでは、弁護士は税務署の役人の様に忌み嫌われ、このフレーズはとても良く使用されるそうです。Laeyears の部分を入れ替えて使えるので応用範囲も広いようです。

  このフレーズ、昔話として残るでしょうが、その頃には裁判はAIにより行われることでしょう。 人間世界でのことですから、へ理屈がまかり通る裁判ですが、AIが判断すれば、何千ページに及ぶ書類でも瞬時に読み取り、その内容を分析して、論理的な判断を下すのは得意な分野です。「情状酌量」のような感情的な要素を入れずに論点のみを論理的に判断すれば、即日判決も可能で、世間の争いの解消になります。 このフレーズも死語となるように、裁判制度の改革もデジタル行政の中に取り入れられるでしょうね。

ヒトの言葉 機械の言葉   川添 愛   角川新書

令和2年11月13日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  本を購入するのは、Amazonを利用していますから、本屋さんの店先での様に内容をパラパラと見る事も無く、タイトルのみの判断で注文します。 それで勝手に期待していた内容と実際に手に取ってみた時に差が生じる事があります。 本書もその差が大きかった一つです。 著者の川添先生は言語学がご専門とのことで、どちらかと言えば「ヒトの言葉」に重点が置かれ、「機械の言葉」の方に興味の重心があった私の期待とにズレがありました。

  機械の言葉として、コードとそのビット・パターンの話AD変換のサンプリングの話では、「機械の言葉」と言うタイトルは大げさです。  ビット・パターンを扱う機能そのものが、昔のチップと最近の例えば、画像処理まで行うチップでは、用意している機械語の種類や機能が大きく進化しているからこそ、あのカラフルで精細な画像によるゲーム可能になったのであり、言語として機械語よりも一段上のプログラミング言語にしても、昔ながらの数字の計算を主体としたものから、AIまで様々な言語があります。 その辺りの発展の歴史、機能の違いなどを明らかにすると、人間の自然言語の幅の広さが浮かび出てくるものと期待していましたが、そういう種類の解説ではありませんでした。

 人間の言葉を理解する能力、この仕組みを探求するだけで、人間の能力の素晴らしさに感嘆します。 また、その曖昧さゆえの人間社会のトラブルも曖昧さのない機械と比べると、曖昧であることがが人間らしさでもあり、曖昧性のない、誤解のないコミュニケーションというのも味気ない気もします。 これは、いい加減な自分への弁解でもありますが。。。

読書の仕方

令和2年11月12日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  私、本が大好きで、毎月50~60冊近くは購入します。 会社も家も本で溢れてていまして、その光景を見た方は、よくこんなに本を読めるものだと感心されます。 しかし、本当は、隅から隅まで全てを読んでいないのです。 私、文学作品は読みませんので、最初から終わりまで完結していなくても、目次から興味のある部分を拾い読みし、後は全体をスキャンする程度で、全体を最初から終わりまで読みたくなるような本は滅多にありません。 とばし読みで十分なのです。 あることに興味を見つけたら、その分野の本は5、6冊まとめて購入し、入門から専門的なもの、あるいは、賛成/反対の両方の意見のあるような場合には、両側の意見をそれぞれ読めば、問題点も明確になります。

  出張に行く時にも、常に4~5冊は読みかけの本を持ち歩きますから、出張の際のカバンはかなり重いのですが、その中で、あまり価値を見出せなかったものは、旅先で処分してきますので、帰りのカバンは少し軽くなっている場合もあります。 本の価格と言うのは安いもので、せいぜい2千円程度でその内容を書き上げるなどと言う事は、本がたくさん売れる事を前提にしなければ成り立ちません。 ですから、小中高校生、大学生までなら、図書館で無償で貸し出すのは構いませんが、社会人には、図書館で無償で貸し出すことなどせずに、有償で貸し出し、著者の貢献に報いる仕組みが必要です。 公的な図書館が、図書館だからと言って著作権を無視した海賊行為で本を無償で貸し出せば、本の著者が何も報われない事になってしまいます。

  隅から隅まで読む価値のある本など滅多にないと言いながらも、200ページを超えるような本を書かれた方には敬意を表し、購入して、経済を回さなければいけません。 まあ、最近は、ネットの上で、無償で手に入る情報が多く、それらの情報もボランティアの方がまとめていてくれるおかげですから、それらの情報を利用した場合にはそれなりの対価を支払うべきです。

初めての島根県

令和2年11月10日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  このブログがアップされる11月10日の朝は出雲で迎えます。日本中、各地を訪れましたが、ここ島根県は初めてなのです。 残るは鳥取県で、鳥取県に行けば全国制覇になります。 昨夜は夕方遅くに到着し、ご当地の名物料理をいただきました。 こういう一泊の出張、大好きです。 11月に全国の神さまがお集まりになるので、他の土地では「神無月」ですが、島根では「神在月」(カミアリズキ)と呼ぶそうで、私は、神様のお供をして出雲に来た訳ではありませんが、出雲大社では。全国からの神さまをお迎えし、お見送りするまで、色々な神事が色々あります。

  失礼ながら山陰地方は地味な地方との印象がありますが、歴史上はタタラ製鉄とか石見銀山など、日本のハイテク産業の中心地であったのです。 現代の製鉄は、鉄鉱石に含まれる鉄分を高温で還元する形で取り出しますが、タタラ製鉄は、砂鉄を原料とし、低温で還元して非常に純度の高い鉄が取れるそうで、「タタラ」とは、火を起こすフイゴの事だそうです。 現在の鉄でしたら、数年で錆がでてしまいますが、ナント!、法隆寺にも使用された「和釘」は、タタラ製鉄で作られ1千年を超えても,表面だけの錆で、内部まで錆びることが無いのです。 我々の日常生活で目にする「洋釘」は、せいぜい25年程度の寿命で、それ故、木造の建物でも材木よりも強固に見える金属の釘が先に錆びてしまうため、金属の釘は多用しないのです。

  また、世界中で交易が始まった頃の世界地図の中の日本は、当時、銀の算出が世界一であったそうで、石見銀山が日本の中心の様に描かれています。 そんなすごい歴史のある所を発ったの1泊で今日のお昼にはここを飛び立たねばならず、出雲大社へのお参りは次回の目標とします。 まあ、私が今更出雲大社で「縁結び」を願ったところで、既に手遅れと知人に話をすると、「えっ! まだ自分が現役だと思っているの? あなたはとっくに賞味期限を終わっているのだから、息子さんの事を御願いしなさいよ!」と諭されました。 しかし、「縁」と言うのは、男女の縁だけではないのです。 今回、出雲に仕事で来られたのも「縁」のうち。 ビジネスとして成果が出ても出なくても、出会いのあった事自体が良縁に恵まれたと言えます。 これを若いうちからもっと、もっと大事にしておくべきであったという反省です。

国大統領選挙 雑感

令和2年11月9日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  今回の米港の大統領選挙で感心したことが三つあります。 

  その一つは、米国のジジイの元気なことに驚かされます。77歳になってまだ、米国大統領に立候補するとは、厚かましい、というか若い世代は何をしているのでしょう? こんな、ジジイに国をまかせようとは、若い層の米国人も情けない。 ジジイばかりが元気な社会、米国の将来が案じられます。 この二人、どちらもいい年をして世俗の「欲」から離れられず、公職を利用して身内のものにボロ儲けをさせ、両人ともロクな人間ではないのです。元気であることは、ここで弱みを見せて引退などしたら、韓国並みに直ぐに罪人として追及されるのが怖いので強気の策に出ているのでしょう。 二人を支持する熱狂的なサポータの方々も哀れなものです。

  もう一つは、自分が大統領になりたいという思いをストレートにぶつける米国社会の開放性です。 これは、大したもので、あんなジジイになっても、自分の強い思いを抱き続け、それをストレートに国民に訴える開放性は清々しいものがあります。 政治制度が異なりますので仕方ないのですが、一国のリーダーになりたいと思う人が、その思いを国民に判断してもらう制度は大したものです(ただし、上手く運用できなければなりませんが)。 一部の人達だけの間で、リーダーが決められてしまう社会と比べれば、国民の将来への意志を少しでも反映できる国には未来への力を感じます。

  そして最後は執着心の強さについてです。 「いさぎよさ」を尺度の一つとする古い日本文化が染みついた身からすると、何ともミットモナイことですが、あれだけあからさまに結果について認めないで居直る態度は、弱気の自分に、執着心の限界はもっと高めても良いのだと教えてくれているような気さえします。「恥」の「ハ」の字もない社会ですから、やりたい放題のようですが、これは日本社会もそれに近づいています。学術会議の選に漏れた学者様が自ら記者会見など開いて文句を言うのも同じような「ミットモナサ不感症」の病気ではないでしょうか? トランプさんも6人の学者様も同類項のようです。 それでもトランプさんの表情には、少しですが弱気の影も見えるのは、彼も本当は小心者のように見えます。

  日本国内の地方選挙よりも熱心に報道される米国大統領選挙ですが、かの国のあの程度の国民の選択が世界に影響をおよぼすのですから、恐いことなのです。 また、民主主義の下の選挙制度の限界も示しました。 地球から離れた宇宙のどこからか、この騒ぎを見たら、面白い生態観察でしょう。 先日、ナショジオTVでライオンの一団を支配する雄ライオンに挑む、若い雄ライオンの話が面白かったのですが、野生動物のリーダー争いも、人間社会のリーダー争いも仕組みが異なるだけで、同じようなものでした。 ライオンについては、「ケダモノ」と上から目線で言いますが、オットドッコイ、民主主義の選挙は形だけ公正さを装い、内容はいかにでも操作でき、それだけに陰湿で、1対1の体力で闘い合うライオンの戦いよりも質が悪いともいえるのではないでしょうか? 選挙もどうせ見世物ですから、御両人をリングに上げての戦いにするのも一興です。

オンライン・ミーティング嫌い

令和2年11月6日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  地方の方が地元にいながら私のプレゼンを見たいとの声に応え、「ベルフェイス」なるシステムを導入しましたので、時間の都合さえ合えば、いつでもオンラインでのプレゼンは可能なのですが、最近は、打合せや、営業までもオンラインでしたいという方が増えてきています。 まあ、新型コロナ時代ですし、仕方ないのですが、自分でプレゼンをする以外には、オンライン会議は嫌ですね。 打合せなど、メールのやり取りでもできるものを何故、ワザワザ、モニターで顔を見ながら話をしなければならないのか? メールであれば、書いた記録がそのまま残りますが、話し言葉ではイチイチ議事録を残さねばなりません。 私、発声するよりも、キーボードで文字を打つ方が早くて楽で記録まで残るのですから、メールは大好きです。

  それをワザワザ、ディジタルのネットワークに音声と言うアナログ・データをのせて、そのようにIT機器を使うのが一番進んでいると思っておられる方が多いようです。 明日も、どこかの会社の方が、オンラインでの営業を Zoom でしたいと提案してきましたので、お断りしました。 すると、それならば、弊社に来社するとのことで、そこが営業のガッツがどこまであるかの第一関門で、この方、第一関門は通過のようです。  偏屈オヤジは、 Zoom での打合せはお断りしていますので、ワザワザ、都内から横浜まで出向いていただき、それについて多少は申し訳ない気もしますが、私のお客様は電鉄会社様が多く、どちらの私鉄様も新型コロナにより乗客数の減少に困っていますので、乗客数を確保する意味でも、 Zoom なんぞは使用せず、微力ながら乗客数の減少に対する歯止めに協力させていただいています。 自分の顔をアップにして、相手のモニターに大写しにするなど気恥ずかしものです。

  コロナに怯えてに経済活動をまるで集団自殺の様に委縮させてはいけないのです。 失業率が1%増加すると、経済的困窮により自殺する方が1800人増えるという統計があるそうです。 ジジイが病気で亡くなるのは仕方のない事です。 私もジジイの一人として、病気に対しては仕方のない事と思っています。 それよりは、若い方が失業で絶望し、自殺などすることを防ぐ方が先決です。 幸いに海外と異なり、日本でのコロナによる死亡率はそれほど高くないのですから、何を怖がっているのでしょう? 毎日、感染者が100人だ、200人だと騒いでいますが、東京都の人口から比べれば宝くじの当選者のような数です。 海外からの流入は防ぎながら、国内は通常のインフルエンザと同じ扱いにすべきです。 そして、何故、日本での死亡者が少ないのかを解明していただきたいものです。 欧州で多数の死亡者を出しているコロナと日本での軽症のコロナと本当に同じコロナなのでしょうか? 

縦割り行政やハンコの何が悪い?

令和2年11月5日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  日本社会の恐ろしさは、上の方から「右向け右!」と言われるとほぼ全員が素直に右を向いてしまう。 これは、良い面もあるが、簡単に洗脳されてしまうという悪い面もあります。 縦割りとは、各専門集団を束ねる責任者の下で、各々専門の異なる集団が横に並んだ状態で、縦方向に集団の中でも、上位から下に降りるにつれ、業務が細分化されて担当が増えてくる組織で、一人で掌握できる専門分野の幅はそれほど大きくなく、餅は餅屋に任せるという意味では、今更、悪役に回されるような欠点はなく、「縦割りの何が悪い!」と開き直りたくなります。 「縦割り=悪」というような単純な話ではなく、問題があるとすれば、それは組織の形態だけによる問題ではなく、役割を担う個々人の能力や態度の問題などは、組織の形態にかかわらず、何時でも何処にでもある問題です。 

  縦割りの階級社会と言えば、軍隊ですが、例えば、軍艦の中であれば、艦長の下に航海科、機関科、砲術科などに分かれ、これは世界各国何処でも同じで、200年以上の歴史ある組織の形態です。 これを横にクシ刺しした集まりなど、親睦会的な要素はあっても、組織としては機能しません。 国の命、自分の命を懸けた仕事をする組織ですから、組織の構成自体に欠陥があろうハズはありません。 会社においても、指揮系統は、自分の属する部の部長、課長と降りてきたものが有効で、隣の部の課長の指示など勝手に受けたら、部としての統率が効かなくなります。悪い事があるとすれば、組織の形態とは別の要素です。 個人の能力がもっと進化し、縦の命令系統無しに一つの目標のために個人が協調できるようにならない限り(例えばアリのように)縦割りは必要です。

  ハンコを押すためだけの為に、ワザワザ、往復3時間をかけてハンコを押しに会社に行ったなどと言う話が引用され、ハンコが悪者にされていますが、これも表面的な話で、ハンコを押す前に、その書類を精読し、その内容に合意しての印鑑なのですが、中には、稟議書に名を連ねる方々の手前、自分だけ反対できないので、認めのハンコを押さざるを得ない、とか、稟議が形骸化し、ハンコを押すだけのただのセレモニーになっていて、ハンコはシンボルとし悪者にされていますが、それでは社内での決定プロセスやそれを関連部門に知らしめる策はどうするのかなど、奥の深いお話が先にあるはずで、誰にでも分る表面上のハンコのみを悪者にしていても場本的な解決にはなりません。

  多くの場合、表面的な悪者に祀り上げられるのは「小物」でして、アホな民衆を騙すために都合の良いのは「分り易さ」なのです。 しかし、一番の悪い部分は、もっと奥の深い所にあり、表面の分かりやすい「小物」に隠れているものです。 何が悪いのか、ジックリと考えていただきたいものです。

高層ビルの窓掃除

令和2年11月4日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  弊社、44階なのですが窓の外でガタガタ音がし、何だろうと見ると、窓の外にゴンドラがあり、そこに乗った方がガラス窓の外側を綺麗にしてくれているのです。 このゴンドラは、ガラス窓の上下にある溝で支えられているようで水平に移動し、このビルの断面はほぼ正方形ですが、正方形の一辺を移動しています。 水平の移動は分りますが、どのようにして44階まで上がってきたのか弊社の位置からはこのゴンドラしか見えずに不思議でした。先日、外に出まして、その時に謎が少し解けました。

  ビルの角に母船のようなものがいて、私がオフィスから見るゴンドラは、角にいる母船から発進してきたようです。このゴンドラも重量は200kgはあるでしょうから、癖面だけでなく、壁面のレールはさらにビルの構造体で支えていることでしょう。屋上からゴンドラをロープで釣り下ろすタイプに比べると、ナント手の込んだ(費用のかかった)窓拭きの仕組みでしょう。 風には安定していますから少しの風があっても安全です。

  窓の内側は部屋の中ら掃除できますが、汚れるのは外の部分です。 以前、定宿にしていました、スイスの小さなホテルの窓が良くできていました。 窓の上下の縁の中央にある軸で水平方向に少し回転して、外の風を入れられるのですが、高さ方向の中央にも軸があり、垂直方向に回転させると、内側と外側が入れ替わり、窓の外側が部屋の中になりますので、部屋の中にいながら安全に窓ガラスの外側を拭けるのです。 木製のの3重サッシで、防音、断熱にも優れ、機構的にも良く考えられた優れものでした。 ビルの窓掃除は大掛かりですね。

 水平に移動するゴンドラ
ビルの外から見た、母船と水平移動のゴンドラ  ビルの角にいる母船がゴンドラと共に垂直移動し、各階でゴンドラが母船から分離して水平移動する?

ヨコハマ・スカイ・キャビン 桜木町駅前のロープウェイ ロープが張られました

令和2年11月2日
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

  一番のハイライト、鉄塔の間にロープを張る工事を見逃してしまいました。 道路の上空を渡るので、交通量の少ない早朝に行われたとのことです。 山の中の送電鉄塔に電線を張る作業は、最初に細く軽いロープをヘリで張るという話を聞いて、桜木町は市街地ですからヘリがそんな低空には降りてこられませんし、どのように? と思っていたところ、やはり流行のドローンでした。 

  最初に軽いケプラー製のロープをドローンに引っ張らせ、これで、鉄塔の間にガイド・ロープができれば、次にガイド・ロープに同じ太さのロープを数本束ねて引っ張り、これを繰返して徐々に太く丈夫なロープにすると本番の重いロープ、乗客の乗った重いゴンドラを幾つも運ぶ丈夫なロープが張られます。  ロープを張った後は、ロープを駆動する装置が駅舎の中に設置され、次にロープにゴンドラを吊り下げるでしょうが、ゴンドラ全体を工場で製造しては、運搬に不便でしょうから、乗客が乗るゴンドラのキャビンとロープにつり下がる腕は現地で組み立てるのでしょうか? こういう大掛かりな工事の全体像を計画し、組み立てていく仕事、面白いでしょうね。

  このロープ、弊社のある44階からみると、注意してみれば見えますが、ボンヤリ見るだけでは見逃します。 いつもは44階から撮影していますが、今日は1階にまで降りて橋の上から撮影してきました。
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