避雷針の歴史

避雷針は、今から260年ほど前の1750年、ベンジャミン・フランクリンにより発明されました。この時代はまだ、オイルランプの時代で、電気が使われる130年も前の話です。避雷針は建物を落雷から保護するのには有効で、発明されてから260年もそのまま使われてきています。 

ところが、最近は建物の中で情報ネットワークが用いられる情報用ケーブルが電力ケーブルの長さ以上に用いられ、避雷針に落雷した雷に誘導されて発生した電圧が情報ネットワークに損害を与えることが多くなっています。 オイルランプの時代には、建物を保護するだけで良かったのですが、ICT時代においては避雷針で落雷を誘導することは大きな副作用を伴います。

建物と同時に建物内のネットワークも保護するには落雷を誘導しないことが一番です。現代のネットワーク、PC、その他の電気製品にとって有効とは言い難いのが実情です。 

避雷針の歴史解説