避雷針の原理

避雷針の「避ける」という文字は、安全な場所に落雷を誘導し、落雷被害を「避ける」という大きな意味で正しい名称ですが、ミクロに見た場合には、ここに雷を誘導しているので「誘雷針」と言った方が適切な名称です。雷が勝手にビルの側面に落ちないように、ビルの一番上でここに誘導し、地面に放電のエネルギーを流すことでビルの内部の安全を図っています。

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避雷針の先端から、お迎え放電が出やすいように避雷針の先端は尖らせてあり、これを突針と呼びます。